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        ブルーンバーグニュースによると、明日金曜も
        ニューヨーク証券取引所は閉鎖。
        
        再開は来週月曜の9時30分になる模様。
        
        デルタエアライン(DAL) 01/9/13 (木) 22:25
        
        今日(木曜)の昼過ぎ(ニューヨーク時間)から、限られた地域でのフライト開始を発表。
まず優先されるのが、火曜日にアメリカへ入国できなかった国際線の乗客になる。
        
        
        
保険会社の予想 01/9/13 (木) 22:51
保険の種類は多種多様だが、今回のトレードセンターの損失で、はたしてどの程度の請求が保険会社に押しよせるだろうか。
軽く見積もって、最低200億ドルと現在報道されている。
        
        
        
ロサンゼルス日系新聞から 01/9/13 (木) 23:09
破壊されたトレードセンターは、シアトル市で生まれた日系二世の建築技師、ヤマサキミノル氏がデザインしたもの。
他にヤマサキ氏は、神戸アメリカ領事館の建築も手がけている。
        
        
        
        
ラッキーな失業 01/9/13 (木) 23:26
モニカ オーリアリーさん(23才)は月曜の午後、ソフトウェアセールスの職を失った。
        彼女の勤務していたオフィスは、ワールド トレードセンターの105階。
        
        そして翌日火曜、悪夢が起こったが、失業により災害から免れたのだ。
        
(ウォールストリートジャーナルより)
        
        
        
証券会社営業担当者達の声 01/9/13 (木) 23:47
何人かの友人に聞いてみたが、相場が再開したら全部売ってくれといった注文は一切ないという。
        一番多い質問は、いつから取り引きが可能になるのか、そして今回の大惨事に関する一番新しいニュースの要求だという。
        
        
        
デイトレーダー達の予想 01/9/14 (金) 0:07
        マーケット再開初日はどんな展開となるだろうか?
        一つの共通した見方がある。
よく使う言葉だが、トレーダー達はOpening Reversal (寄り付き直後の急反転)を見込んでいるようだ。
簡単にオープニングリバーサルを利用したトレード方法を説明しよう。
肝心な点だが、最初の30分以内に決着がつくだろうということを覚えていてほしい。
        1、下落幅は一日平均値幅の三分の一以下であることが好ましい。
        
2、株価反転上昇開始を確認する。
        
3、寄り付きの値段を抜いたら即買い。
選ぶ銘柄は大型株の方がやり易い。
        
        
        
金利引き下げについて 01/9/14 (金) 0:37
大手ベアスターンズがこんな事を言っている。
        「消費者の冷え込みを回避するため、連邦準備理事は
        金利引き下げを、マーケット再開前に実施する価値が
        十分ある。」 
        
        
        
        
空売りをするべきか 01/9/14 (金) 2:01
こんなことを主張するトレーダーたちがいる。
        「マーケット再開後、たとえ下落に直面しても空売りをするのは道徳的に許されるべきでない。
        これはニューヨークの悲劇を利用した恥ずべき手法であり、現在我々は米国経済再建に向かって、買いだけに徹するべきだ。」
        
        
        
        
唯一の格上げ銘柄 01/9/14 (金) 2:36
        まさかとは思ったが、この取り引きの無い日に格上げがあった。
        
        (はたして私以外に、このニュースを読んだ者がいるのだろうか)
Carbo Ceramics (CRR)という会社だが、BUYからSTRONG BUYに引きあげられた。
        一日の平均出来高はたった4万株。
        ちょっと魅力的なのは浮動株が3百万と非常に少ないことだ。
        
だから、わずかな買いでも、上昇は速そうだ。
        日足を見る限りまだダウントレンド。
        
        明らかに40日移動平均線に頭をぶつけ、ちょっと苦しそうな様相だ。

        
        
        注目銘柄 01/9/14 (金) 5:04
        
        
        さきほども少し書き込んだが、保険と一口に言っても色々な種類がある。
        
        火事で被害を受ければ火災保険、病院へ行くなら健康保険、そして万が一に備えて家族のために生命保険と、我々は保険には日頃からやっかいになっている。
        
        一般的には保険会社はまず損をしないと思われているが、規模が今回のニューヨーク並になると、まったく事情が変わってくる。
        
        不動産物件という立場から見て、110階建ての世界貿易
        センターは、どの程度の価値があったかご存知だろうか。
        
        一説によると、あの崩れ落ちた二つのタワー、そして敷地内にあった小さな物件を合わせて32億ドルほどになるという。
        
        チュブコープ(CB)という不動産物件などを専門にした、損害保険の会社がある。
        
        報道によると、世界貿易センターのテナント多数がチュブ
        コープの保険に加盟しており、今回の大事件で損害請求者達がチュブコープに殺到しそうだという。
        
        アナリスト達は早くも、チュブコープは1億から2億ドルほど
        の損を計上することになりそうとの見解を発表している。
        
        チュブコープの日足チャートを見てみよう。
        
        
        
        極端なダウントレンドというわけではないが、10日の引け
        方が面白い。
        
        前日の線を包む良い形になっており、普通の状態なら
        ちょっとしたラリーが期待できる。
        
        しかし今度ばかりは、明らかに事情が違う。
        
        多数のアナリストは、保険関連株を避けろと惨事後投資者に警告を出している。
        
        単純に考えれば、チュブコープはギャップダウンとなりそうな様相だ。
        
        ひとり、ちょっと変わった見方をする男がいる。
        
        ジェフ サウト、レーモンドジェームス社の保険株担当
        アナリストだ。
        
        「保険株の全部が駄目なわけじゃない。もしオールステート(ALL)が大きく連れ下げするようなら、買いの推薦を考えている。」
        
        サウト氏の説明によると、今回の惨事でオールステートは
        チュブコープと違い、ほとんど被害がないという。
        
        さてオールステートの日足だが、最近は横ばい状態。
        10日は40日の移動平均線に挑戦したものの、結果的には蹴り落とされての終了となっている。
        
        
        
        ボックスの底辺が維持できるようなら、反動したところへ乗ってみるのも面白いかもしれない。
        
        いずれにしても冷静さを保つことが重要だ。
        
        
        
        
        チャートやトレンドツールは、
QChart というソフトを使っています。
        
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