0829
Wed.
ナスダック
10分チャートによる、2日間のイントラデイチャート
ナスダック総合指数のデイリーチャート
ダウ
10分チャートによる、2日間のイントラデイチャート
ダウ指数・約3ヶ月のデイリーチャート
ダウは、赤い矢印のサポートを切ってしまった。
まだ下がる可能性が高いといえるだろう。
Today's Tip
S&P500が8月22日の安値を割り、4月の最安値を更新。
NASDAQは、本日一時31ポイント(1.7%)安の1834まで落ち込む場面を見せたが8月22日の安値である1818をかろうじて上回っている。
バイオテクと製薬セクターはサポートエリアに突入。
半導体指標も、サポートエリアに接近していることから、トレーダーらは買い手が戻ってくるのを見守っている。
銀行指標(banking Index)は、5日続落。
金融指標(financial Index)も総体的に弱い。
ハイテク大手のSUNWは前日に引き続き軟調で、今年4月に2年ぶりに更新された最安値の12.85に接近中。
MSFTは下げ渋っている
CSCOはサイドウェイに停滞
本日の推薦銘柄としては、PRGNが今朝ギャップアップでオープン後、十分な出来高の中、堅調に推移している。
ADRXは前日のギャップダウンから反発し、今日はギャップアップで開始、出来高も増大。
しかし、ADRXに関しては、昨日のギャップがダメージギャップと考えられるので、まずはギャップダウンの窓を確実に埋める必要がある。
その他、半導体ではRFMD,ELNT、CNXTそしてADIが前日に引き続き売られている
PDCOは最近の高値近くで大きなギャップダウン発生していることから、ダメージを受けていることがわかる
ビデオゲーム関連のATVIとTTWOは全く違う動きを見せている
ATVIは開始後、急騰し、本日の高値圏で推移
一方TTWOには寄り付きから売り一色
THQIはデイリーチャートでみると50移動平均線がゆるやかに下げはじめていることから長期のダウントレンドに突入する可能性も。
IDPHやGILDのようなバイオテクセクターの強い銘柄は、今現在プルバックの状態である
ニュースと株価WATCH
◎PCメーカーのゲートウェイ(GTW:Research,
Estimates)
は、パソコン需要と価格の低下が影響し、第3四半期は赤字決算に転じる見通し。
また、収益回復と経費削減を図り、総労働力の最大25%に相当する4,600人の人員削減を実施する模様。
同社は今年1月に第4四半期決算発表後、3,000人を解雇したばかり。 CNN
昨日ここでも書いたが、チャートで見ても悪いゲートウェイ
赤い矢印のギャップダウンが大きなダメージを与えていることが、その後の株価の推移を見るとよくわかる。
神風ギャッププレイの検証
(チャートにはセットアップに必要なガイドラインは表示されていません)
このプレイは、執行の難しさがあるので、初心者向きではありません。 念のため。
ショートサイドはこの銘柄だけ。
ロングサイドはこの銘柄。
◆
30分ギャッププレイの検証
今日は値段の安いもの順
見事に決まったヤフー
1000株単位だと、45分くらいで700ドルというゲインだ。
今日の最後に詳細を書いたが、9月28日からの新ルールだと250万円の最低資金で、1000万円までトレードできるから、この銘柄は1000株だと150万円。
つまり、バイイングパワーの15%という安全な比率で、トレードができることになる。
基本を身につけたトレーダーにとっては、非常に有利なレギュレーションの変更だ。
うれしいニュースだ。
1000株単位だと、25分くらいで500ドルというゲインだ。
1000株単位だと、15分で300ドルというゲイン。
うまく売れば700ドルはゲットできるはずだ。
1000株単位だと、10分で1000ドル以上のゲイン。
1000株単位だと、1000ドル以上のゲイン。
今日はこのパターンが続出。
このように神風ギャッププレイと、イントラデイトレードを組み合わせると、リスクの少ない大きなゲインという、一見矛盾したプレイが可能になる。
ただしトレードの基本をきちんと身につけないと、非常に大きなリスクを背負うことになる。
こういう銘柄をトレードしてはいけない。
ゲインが少なく、脱出が難しいからだ。
その見分け方は?
セミナーを受けた方なら簡単なはずです。
◆
昨日のCOOLに過ごそうで書いたが、デイトレーディングのトレード条件の大変更について、もう一度ここでも書いておきます。
2001年9月28日から、すべてのNASDAQメンバー企業、ブローカーに対しての、デイ・トレーディングに関する規制が大きく変更されることになった。
詳細は、口座をお持ちのブローカーへ直接問い合わせていただきたい。
今回の新しいレギュレーションでの大きな変更点としては「パターン・デイ・トレーダー」が定義されたことがあげられる。
そしてその条件に当てはまれば、最低資金・バイイングパワーやトレード方法に影響する「マージン規制」についての新しいレギュレーションが適用される。
つまり、これらの新しい規制は、「パターン・デイ・トレーダー」にのみ適用されるということだ。
「パターン・デイ・トレーダー」とは、5営業日内に4または5トレード以上のイントラデイトレード(1日内に売買を終了するトレード)を執行、または口座内で実行される全トレードの6%またはそれ以上がイントラデイトレードであるトレーダーのことを指す。
新しいマージン規制の内容
@「パターン・デイ・トレーダー」の口座を維持するために必要な最低資金は2万5,000ドル。2万5,000ドルの最低資金を割った場合は、デイトレードができなくなる。
これはセミナーでも話していることにも通じる変更だ。
できれば5万ドル以上の資金で始められることをれることを、お勧めしているが、これに一歩近づいたということだ。
トレードは、資金量が多いほど有利なのだ。
Aバイイングパワーは自己資金の4倍。(今までは自己資金の2倍)
例:最低資金の2万5,000ドルが自己資金の場合:25,000×4=100,000ドルが新しいバイイングパワーとなる
トレードは、資金量が多いほど有利なのだが、これは確実にトレードで利益を出せる人には非常に有利になる反面、利益を出せないトレーダーにとっては、マージンコールを受けるリスクが増えるということになる。
つまり、トレーダーの力量がそのまま、リスクの大きさに反映されるということになる。
無知のままでトレードをすれば非常に危険だということだ。
ポートフォリオの組み方やロスカットについて、十分な知識が必要になる。
「パターン・デイ・トレーダー」の口座内で、万が一バイイングパワーの限度を超えてしまった場合、マージンコールが発生する。
以下がマージンコール発生時の対処法等だ。
@マージンコールの期限は5営業日間。
土日をはさむ場合は、土日は日数に勘定されない。
金曜にマージンコールを受ければ木曜までが期限となる。
Aマージンコールが発生した翌日のバイイングパワーは、自己資金の2倍に縮小される。
例:マージンコール発生翌日:自己資金は2万5,000ドルだった場合、その2倍の5万ドルがその日のバイイングパワーになる。
これは、5営業日もしくはコールが解消されるまで有効。
Bマージンコールの期限である5営業日を過ぎてもコールが解消されない場合は、口座は90日間もしくはコールが解消されるまでの間、強制的にキャッシュ口座へと設定される。
Cマージンコールを解消するために送金された追加資金は、最低2営業日間、口座内に保管される必要がある。
例:月曜日に入金が確認された追加資金は、翌日火曜日に引き落とすことはできない。
小切手(チェック)でコールを解消する場合、10営業日間保管される必要がある。
Dマージンコールは口座名義の本人がコールを解消しなくてはならない。
保証人(個人が他の個人のコールをカバーする)ことは認められない。
これは、以前オールテックが支店単位でトレーダー同士の保証人の斡旋をしてSECの調査を受けたことがあったのだが、こうしたことを防ぐための規制だろう。
どちらにしても、きちんとした知識を身につけたトレーダーにとっては、今回の変更は、バイイングパワーの増大で非常に有利になる。
しかし、無知なトレーダーにとってはリスクが増えることになる。
マージンのことや、ポートフォリオ、利益の確定方法やロスのコントロールについて、よりしっかりとした基礎知識が要求されることになるだろう。
チャートやトレンドツールは、Real
Tick というソフトを使っています。
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