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Tues.
- 01/8/1(水) 0:54 -
Today's Tip
マーケットは寄り付きから買いが優勢。
バイオテクが非常に強く、一時的な下げ(プルバック)を狙い、買いに走るトレーダーらが目立つ。
$SOX.Xと$BKX.Xが、一緒に上昇し、レジスタンスエリアに接近している。
赤いローソク足が、銀行セクターの指数
半導体の指数と同じような動きだ
SOXは627付近をレジスタンスとみている。
ブルーの水平線が627あたりのレジスタンス。
ダブルトップになっている。
なぜなら、このようにグリーンの移動平均線がレジスタンスになっているからだ。
S&Pは1220から1222がレジスタンスエリアとなっていることから、もしこのエリアでロングポジションを持っているのであればすばやく脱出。
もしくは、ストップロスの幅を通常よりせまくつけ、ショートを狙う。
ダウ
10分チャートによる、2日間のイントラデイ・チャート
ダウ平均指数・約3ヶ月のデイリーチャート
レジスタンスのゾーンを抜けるかどうかがキーポイントだ。
ナスダック
10分チャートによる、2日間のイントラデイチャート
ナスダック総合指数・約3ヶ月のデイリーチャート
ナスダックもダウと同じように、3本の移動平均線のレジスタンスゾーンを上へ抜けるかに注目。
ニュースと株価
◎6月の米消費支出は、前月比0.4%増、個人所得は0.3%増しと、景気減速の中、両指数とも予想を上回る結果に。
予想以上の強気な経済指数発表に好感をうけ、ダウ30種のホームデポ(HD)や3M(MMM)、メルク(MRK)、マイクロソフト(MSFT)などが買われている。
家庭用修理アイテム販売のホームデポ
レジスタンスエリア前だから、スウィングでの買いはまだ。
回復してきた、スリーエムだが、スウィングでの買いはまだだ。
まだアップトレンドとはいえないからね。
これはもうすぐギャップのレジスタンスゾーンに来るところだから、買いはまだだ。
100日の移動平均線で、かろうじて下げ止まっているマイクロソフト。
買いはまだだ。
以上のように、ニュースがよくても、利益を出すために保有するために買っていいかどうかは、まったくの別問題だということが、チャートを見ればよくわかるはずだ。
一方、個別に発表された7月の消費者信頼感指数は116.5へと減退。 CNN
◎ローカル電話会社米最大手のヴェライゾン・コミュニケーションズ(VZ:Research, Estimates)
が発表した第2四半期決算はアナリストらの予想と一致。
しかし、2001年度における収益と純益見通しについては、予想を下回るだろうとの減益警告を発表した。 CNN
株価はギャップダウンしてしまった。
◎大型薬局チェーン店全米2位のCVS(CVS:Research, Estimates)
は、薬品販売が伸び、第2四半期の増収増益を発表。
増収増益でも、チャートは全くよくない。
サポートを切れば、ショートかというようなダウントレンド。
同社の4-6月期における収益は、昨年同期比6%増しの1株あたり48セント(1.98億ドル)、また売上は11.2%増しの55億ドルと下方修正済みの予想を上回った。 CNN
神風ギャッププレイの検証
今日は2銘柄だけだった。
これは気持ちよく下がったKLAC。
これはなかなか微妙。
トレーダーの基礎的な能力で明暗の分かれるパターンだ。
◆
30分ギャッププレイの検証
典型的な例をパターン別にWATCH。
このようにギャップをサポートとして、単純に上昇するのは、一番ラクなパターンだといえるだろう。
移動平均線とあわせて見れば、非常にわかりやすく、リスクの少ないプレイとなる。
利益確定は長めに考え、半分をまず売って、残りを保有して更なるゲインを狙うというのが、典型的なパターンのプレイだ。
このように一度、サポートを切ってしまい、レジスタンスとして抜いてきたところでエントリーするというのも、よくあるパターンだが、どちらかというと時間がかかるのが難点か?
次は逆のパターンだ。
サポートを切って下がるところで、ショート。
こうしてギャップを横切るときは、早めの利益確定がキーだ。
サポートで踏みとどまるパターンは、株価が上がりすぎていないから、入りやすく、ゲインが大きいケースが多い。
どのパターンも、売り時をいつにするかによって、ゲインの幅が違ってくるから、基礎的なトレード能力の高いトレーダーは、同じ位置でエントリーしても、ゲインの幅が大きくなる。
肝心なのは、基礎的なメソッドをよく理解し、それを確実に実行できるかどうかということだ。
それぞれのプレイは、基本の上に成り立つものだから、トレード能力という土台がしっかりしているかどうかにかかってくるということだ。
基本が出来ていなければ、上記の場所でエントリーしてもロスを出すことが多くなるだろう。
売り時は、チャートがきちんと読めなけば、非常に難しいものとなる。
これがトレードの難しいところなのだが、基本的なセオリーが実行できれば、さほど心配することはないはずだ。
ペーパートレードの重要性は、こうしたことからも、よくわかるはずだ。
チャートやトレンドツールは、Real Tick というソフトを使っています。
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