0716
Mon.
- 01/7/17(火) 1:28 -
Today's Tip
月曜日のマーケットは、先週木曜と金曜の上げを持続することができず、上値が重く下げに転じている。
銀行株については、シティグループ(C)やバンク・オブ・アメリカ(BAC)が予想を回る業績を発表したことが好感を受け、買いが優勢。
銀行セクターの指標
しかし、$BKX.Xや$SOX.Xが下げ初めていることから、本日はショートを狙うトレーダーが多い。
半導体指数は、10時を底に一旦上昇。
しかし、昼前から下げに転じた。
ブルーのラインが10時までの最安値ライン。
- 01/7/17(火) 6:41 -
マークのMarketOutlook!!
金曜日のMarketOutlookで話していたように、本日もNASDAQは7月5日と6日の間に発生したギャップダウン(フォーリング・ウィンドウ)を埋めることができず、下げに転じた。
売り手の尻尾が見えていることから、このまま売りが続けば弱気相場突入になるだろう。
バイオテクやチップセクターが本日の下げを誘導。
NASDAQは、今度は11日と12日の間に発生したギャップアップ(ライジング・ウィンドウ)のエリアを推移している。
ナスダック総合指数をデイリーチャートで見ると、ギャップダウンしたギャップを埋めて上昇することができず、また下げている。
ギャップアップしたエリアを下へ抜ければ、また下げてしまうことになる。
この付近で、NASDAQはサポートを探している。
しかし、このまま下げ続ければ数日内にこのギャップアップの窓を閉じることになるだろう。
本日マークがトレードした銘柄:
SRNAは先週の金曜日からショートで保有。
デイリーチャートを見てもらうとわかるように、SRNAは6ドル付近を底値とし反発。
デイリーチャート
その後、上昇して、ヘッド&ショルダーという人の肩と頭をなぞった形を作り出している。
この肩の部分をサポートにしていたのだが、先週の金曜日にこのサポートエリアを崩して急落。
平均以上の大きな出来高の中、長く赤いローソク足が発生。
SRNAは更なるサポートエリアを見つけ出そうとしているが、もし見つけ出すことができず明日もこのまま下げ続けるようであれば、もう少し長く保有する予定。
MLNMとAMATはイントラでショート。
30分ギャッププレイでは、赤いマークあたりがショートのポイント。
GILDは本日ショートをかけて、オーバーナイトでお持ち帰り。
これもSRNA同様、平均以上の出来高の中、長い赤いローソク足が発生。
金曜日から売りが優勢しているマーケットは、サポートを探しているところだ
サポートを見つけて反転するか、もしくはこのまま見つけることができず下げ続けるかそれはチャートが教えてくれる。
忘れてはいけないのは、マーケットではいつどこで何がおこるかわからないということ。
万が一、自分の望んだ方向に進まなかった場合、すぐに脱出をするための計画と準備をあらかじめたてておくこと。
塩漬けの株を持っている人は、よく考えるんだ。
いつか買値にまで戻るだろう!という考えはトレードではない。
望んでいる、祈っている時点でそれはギャンブルなのだ。
たとえ処分をしていなくても、確実に毎日損失分は君の口座から差し引かれているんだ。
大切な資金を奪われていくのをただ何もせず見守っているなんて、それはトレーダーではない。
損を取る勇気も大切なトレード手法の一つだということを忘れないでほしい。
チャンスは毎日必ず巡ってくる。
マーケットに足をすくわれる前に、自分で行動をするんだ!
全てのコントロール(支配)権は君の手の中にある。
決してマーケットに支配されてはいけない!!
Have a good trade!
ダウ
10分チャートによる、2日間のイントラデイ・チャート
ダウ平均指数・約3ヶ月のデイリーチャート
ナスダック
10分チャートによる、2日間のイントラデイチャート
ナスダック総合指数・約3ヶ月のデイリーチャート
ギャップと株価
以下の銘柄は、すべてギャップを2本の水平ラインで表示してある。
これはエントリーするポイントがない。
セミナーを受けた方は、おわかりになるはず。
このようにギャップの中ではエントリーなどのアクションを起こさないこと。
つまりトレードをしないほうが安全だ。
これもショートのエントリーはしないこと。
完全にターゲットの値段を抜けてからだ。
サポートやレジスタンスは線ではない。
エリアだということを忘れないことだ。
これはロングのエントリー。
その銘柄のトレンドに逆らわないこと。
セミナー受講者の方からは、時々このようなメールをいただくことがある。
この方は、セミナーの内容をよく理解されている。
チャートで、ご質問内容をチェックしてみよう。
*月にセミナーでお世話になりました***です。
悪戦苦闘の毎日ですが添付ファイルのIDPHを$59.5でショートし2−3日様子を見 るつもりでホールドしたところアフタアワーセッションで$46くらいまでギャプダウンしその次の日$52でカバーしました。
ショートをされたのは、この赤い丸印か、その前の10時ごろのはず。
カバーで買い戻されたのは、グリーンのマークあたり。
その日ドージがでてその次の日も上昇じましたが売り手のシッポが見えます。
茶色の100MAの上に尻尾が見えているが、きちんと目をつけられているのはさすがだ。
もし16日で下げ始めればショートで行こうと思いますが先生のご意見をいただければなお確実と思いメールさせていただきました。
よい判断です。
セミナーでお忙しい中メールすること自体非常識だと思いますがチャート上おかしなところ発見されればうかがいたいです。
もし先生がこのチャートをざっと目をとうされて80点以上ならご返事無用にてOKとしたいと思います。
よろしくお願いします。
点数をつければ、90点以上。
的確なポイントは全て、チェックされている。
というわけで返事無用ということだったが、今日はショートされたはず。
Nice Trade !
◆
補足
ベストのショートのエントリーポイントは、10日のこの時点でのショートだろう。
40MAがレジスタンスになって上へ抜けない動きをしている。
64ドル50セントあたりがその値段。
これはイントラデイの下の図を見ればよくわかる。
そうして、赤い丸印がショートのポイント。
カバーの位置は、緑のマークの位置。
買いのステージがどこかを忘れないこと。
残り半分はまだ保有。
ギャップダウンを起こした銘柄は、そのギャップを埋めない限り、必ず下がる。
ですから、残り半分の買戻しはまだ。
もう一日待ったほうがいい。
もし次のサポートを切ると、またギャップダウンを起こす可能性があるからだ。
以上の判断は全てセオリーどおり。
セミナーでやった基本を忠実に実行していることがお分かりになるはずです。
マーク氏のマーケットアウトルックも、すべてセオリーどおりの考えでトレードされていることがわかるはず。
成功するトレードに例外はない 。
冷静に、メソッドどおりトレードするには、並外れた忍耐力が必要。
目的に向かって、粘り強く、ルールを守ってトレードをする。
儲けようとする金額を見るのではない。
自分で的確なルールを決め、それを守る。
トレードは、自分との戦いだ。
チャートやトレンドツールは、Real Tick というソフトを使っています。
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