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Mon.
- 01/7/10(火) 0:25 -
Today's Tip
先週の木曜と金曜の2日間にかけ、激しい売りが続いたマーケットは、週明け月曜日の今日、小反発している。
マーケットが強気の中、短期を狙ったロングトレーダーや、利益を確定するための売りに出るトレーダーなどが目立つ。
人々が懸念していた景気減速は今や米国内だけに収まらず、ヨーロッパやアジアなど全世界に広まってきていることから海外事業に力を注いでいる米企業の業績悪化を懸念する声が強い。
- 01/7/10(火) 5:44 -
マークのマーケットアウトルック
4日間にわたって激しい売りが続いたNASDAQは本日小反発。
5分間チャートを見るとわかるように、NASDAQは金曜日の安値をサポートとして反発し、200移動平均線に接近している。
本日NASDAQは22ポイント高と小幅高で通常取引を終えたが、ショートポジションのカバー(買戻し)から発生した買い圧力と見られる。
7月5日と6日の間に発生したギャップダウンを埋めてそのまま上昇しつづけることができれば強気相場に突入。
ナスダック総合指数・三日間のイントラデイチャート
しかし、ギャップダウンの窓を閉じることができずに下げるようであれば、その一体がレジスタンスとなるため、その後上げる確率は少なくなる
マーケットの方向性は、今現時点では依然として不透明。
マーケットがどちらに進むのかを確実に教えてくれるまで、無理なトレードはしない。
不透明なマーケットの中でトレードをするには、株数を減らして、リスクを軽減。
確信がないのであれば、絶対にトレードをしない!!
一番大切なのは忍耐。
待つこともトレード。
トレードしないことも、重要な手法の一つ。
決して焦ってはいけない。
本日マークがしたトレード:
QLOGICのショートカバー
IBMのショートカバー
IBMのデイリーチャート
赤いマークがショートのポイント
グリーンが買い戻しのポイント
サポートを切ったところでショート。
200日の移動平均線に当たって反発するかどうかという位置で買戻しという、まさにセオリーどおりの模範プレイ。
1000株だと2日で5000ドル、500株でも2500ドルの利益を出せるプレイですが、特殊なことはしていません。
実に基本に忠実なプレイです。
プロほど基本に忠実にトレードをします。
ルールを破ればどうなるかを熟知しているからです。
今現在、マークはポジションを何ももっていません。
マーケットが不透明なので、この時期にオーバーナイトで何かを保有するのはリスクが高すぎる、とのことでした。
ダウ
10分チャートによる、2日間のイントラデイ・チャート
ダウ平均指数・約3ヶ月のデイリーチャート
ナスダック
10分チャートによる、2日間のイントラデイチャート
ナスダック総合指数・約3ヶ月のデイリーチャート
下のブルーのラインがサポート。
ここで止まるか?
ニュースと株価WATCH
◎米ケーブルテレビ会社のコムキャスト(CMCSK:Research, Estimates)
は、通信大手AT&T(T:Research, Estimates)
が所有するケーブル事業、AT&Tブロードバンドの買収案を提示。
買収額は445億ドル相当の株式交換と、推定される135億ドルの負債を引き継ぐ方針。
本日、AT&Tの株は合併に対し好感を受けてか高く取引されている。一方、コムキャストは10%近く安い。 CNN
大きな流れはダウントレンド。
赤い斜線が右下がり。
茶色の100MAに当たったら、ロングポジションを持っていれば脱出です。
ニュースより一日前に兆候は現れています。
脱出しなかった人は、ギャップダウンに巻き込まれます。
トレンドに逆らうな!
◎オンライン食料雑貨店のウェブバン・グループ
(WBVN:
Research,
Estimates)
は、経営不振から事業を閉鎖する意を表明し、破産保護の申し立てを正式に提出した。
同社は今年4月に経費削減と事業再編成の一環として、900人の人員削減を実施し、新たに最高管理責任者を任命した。
オンラインで食料雑貨品を販売するようになってから約2年間、ウェブバン・グループは収益が伸び悩み、赤字決算に苦しんでいた。 CNN
ダウントレンド。
2週間以上前に、4本目のMAWを下へ抜いています。
つまりニュースより2週間前に、兆候が現れているのです。
ロングで保有は危ないですね。
◎コンピューターシステムメーカーのNCR
(NCR:Research, Estimates)
は、米景気減速を反映し、収益低迷から第2四半期の業績見通しを下方修正した。
アナリストらの事前予想利益は1株あたり57セントだったのを、同社は1株あたり35から37セントになるだろうと、見通しを大幅に引き下げたことが嫌気され、NCRの株は急落。 CNN
これもダウントレンド。
2日前に、2本目のMAを下へ抜きましたから、その時点でロングの人は脱出です。
しかも昨日は、ギャップダウンを起こしていますから、保有している人は絶対に脱出しなければなりません。
チャートを見ていなかった人は、アウトです。
ダウントレンドですから、プロはスウィングでは持ちません、これは常識。
◆
こういうメールが届きました。
お陰様で毎晩、楽しくペーパートレードを行っております。
昨夜のHGSI は、何かこれまで悩んできたGapがいきなり
始値は Gap Upで $49.75前後 (状況からして本日のサポート値)
想定した上値は 7/5 と 7/6 にある $52.50 あたりの Gap ゾーン
小心者で、早く寝たい主義で脱出は、早すぎましたが、Gap が サポート と レジスタンスのラインになっているなとマーケット開始直後から見ており、安心してプレイができました。
この方はセミナーを何度も受講されています。
レジスタンスとサポートのギャップをきちんと見て、ご自分で判断されていますが、基本のポイントがきちんと見えてきていることが文章からよくわかります。
セオリーでいえば、下図の赤いマークがショートのエントリーポイントで、グリーンが買い戻しのポイントです。
セミナーを受けられた方はよくお分かりになると思います。
◆
さて、モストアクティブ銘柄の上位3位をWATCH。
非常にわかりやすいマーケットでした。
まず第一位はサンマイクロシステムズ
ロングです。
グリーンでエントリー。
最初の赤いマークで半分売却、次の赤いマークで残り半分を売却というパターンはリスクが少ない方法。
1000株で300ドルコース。
すこしリスクが取れる方は、グリーンの位置で2回ロングとしてエントリー。
1000株で550ドルコース。
このように、ご自分のリスクの許容度に応じて、柔軟に対応できるのが、このトレード方法の素晴らしいところです。
第二位はパーム
これはリーズナブルな値段です。
1000株だと、30分で、200ドルコース。
次は・・BRCD
最初の赤いマークで半分売却。
次の赤いマークで残り半分を売却。
1時間ほどで、1500ドルコース。
以上3銘柄は出来高が多く、チャートとしての安定性はとても高く、そういう意味でのリスクは非常に少ない。
すべて3分チャートですから、ADSLラインであれば、安心してトレードできるうえに、1時間以内で利益を出せていますね。
30分ギャッププレイは、まさに日本からトレードをするには最適のトレード方法だと思います。
チャートやトレンドツールは、Real Tick というソフトを使っています。
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