0607
Thurs.
- 01/6/8(金) 1:37 -
Today's Tip
朝方、半導体株が牽引役となり、$SOX.Xが堅調に推移。
トレーダーらの予想に反し、ハイテク株が反発し強さを見せはじめている。
しかし、明るい見通しを発表した一部のハイテク株だけを中心に買いが優先し反発していることから、一時的な上げの可能性も。
$BKX.Xと$SOX.Xがともに並んで右肩あがりのアップトレンドを持続すれば、ロングのチャンス!
片方でもダウントレンドを象徴するより低い安値を表示すれば、要注意!!
ダウ
10分チャートによる、2日間のイントラデイ・チャート
ダウ平均指数・約3ヶ月のデイリーチャート
ナスダック
10分チャートによる、2日間のイントラデイチャート
ナスダック総合指数・約3ヶ月のデイリーチャート
昨日書いたおまけについてです。
↓
>おまけ。
>SWING用に、WATCHしたい銘柄です
>値段は安いし、いいチャートになってきました。
↑
マウスを画像の上へ移動させると今日のチャートへ変化します。
面倒なので、もうやりません。(笑)
さて、今日の結果です・・
↓
ちょうど、こういうご質問をいただきました。
ハッチさん、おはようございます。
お忘れかもしれませんが、ずっと以前に、「クールにすごそう」にて紛失コラムを送付した大阪の**と申します。
その後も、日々更新されるクールとチャートで見るは、楽しく拝見させていただいています。
チャートで見るマーケット
06月06日>水 ダウ・ナスダック軟調・ギャップWatch NEW
の文末にswing銘柄としてpclnを取り上げていらっしゃいました。
6月7日の寄り付きのDAT時にwatchさせてもらいました。
gap downではじまり、暫くもみ合った後、前日の終値をbreak その後、終値をレジスタンスとしてsideway、近頃の私のwatch銘柄では、その後のnasdaqの下落によりレジスタンスを下にbreakすると考え、pclnをswingするを見合わせました。
午後の相場が終わった後にcheckしたところ、意外?にも、nasdaqの下落をレジスタンスで持ちこたえ、その後の上昇で昨日の上値を超えていきました。
あまり、こんな安値で強い銘柄をwatchしたことがありません
でしたので、新鮮な驚きがありました。
そこで、質問なのですが、こういった銘柄発掘のスクリーニングのヒントをコラムで取り上げていただけないでしょうか。
厚かましいお願いと思いますので、希望ということで
心に置いていただければ、幸いです。
Hatchサイトとセミナーの更なる発展をお祈りいたします。
この方には、以前COOLのコンテンツを間違って上書きしたとき、保存されていたものを送付していただいた、という経緯があります。
このような借りがありますから、これは書かなくっちゃいけないでしょうね。(笑)
スクリーニングののヒントということですが・・
まず一番大事なことは、「トレンドに逆らうな」ということです。
たとえば、JNPRですが、こういう銘柄はスウィングでもイントラデイでも上昇する力が弱い銘柄です。
株価は4本のMAの下にあり、しかも7日前にギャップダウンを起こしています。
こういう銘柄は、利益を出すのが難しいのです。
トレンドが上昇気流にある銘柄を選択したほうが、リスクが少なく、ゲインも大きいのです。
下の銘柄を上のJNPRと比べてみてください。
どちらがアップトレンドに見えるでしょうか?
「トレンドに逆らうな」これが基本です。
3日前の終値から2日前の始まりにかけては、大きなギャップアップがあります。
そうしてグリーンのラインである200日の移動平均線にヒットしました。
これは誰が引き起こしたことでしょうか?
そうです。マーケットメーカーです。
これだけ大きなギャップアップを引き起こすことができるのは、マーケットメーカー、つまりゴールドマンサックスやメリルリンチであり、彼らは何らかの理由でこの銘柄を買ったわけです。
次にイントラデイのチャートを見てください。
前日からは小さなギャップダウンを起こしましたが、すぐに上昇して前日の高値付近でもみ合っています。
6ドル50から7ドルにある、サポートラインつまりギャップのエリアから下がりません。
マーケットメーカーは、朝方ギャップダウンさせたにもかかわらず、大きく売る気がないということです。
つまり朝のギャップダウンは、アマチュアトレーダーに対してフェイントで脅しをかけたわけです。
ギャップダウンしたのを見れば、普通は引いてしまって買わないのが人間の心理ですからね。
そうして、12時過ぎに、午後のGOのパターンで上昇しました。
これは、マーケットメーカーが買い上げているのです。
これに乗らない手はありません。(笑)
次の例です。
マイクロソフト。
これも最近WATCHしている銘柄です。
ある条件を満たせば、上がる可能性が高いと見ているわけです。
エントリーポイントはここ。
開始後30分待たずにエントリーしています。
基本は開始後30分以内にはエントリーしないほうがいいのですが、ある条件によってはエントリーしてもかまいません。
ここで書くと長くなりますが、よくチャートをご覧になれば、お分かりになるはずです。
次の例です。
これも4本のMAを抜くところです。
安全ネット4本の上に株価が踊り出たわけです。
イントラデイでのエントリーはどこか分かりますか?
では、これを見てください。
6日間のイントラデイのチャートです。
ギャップとサポート・レジスタンスの関係が一目でわかればOKです。
エントリーのポイントは分かりますね?
ブルーのラインあたりの値段です。
ではもう一例
これは開始後すぐにエントリーしてもOK。
上のブルーのラインの値段まで待ってもよし。
最後にもう一例
上のブルーのラインが、安全な方のエントリーパターン。
安全な分、利益の率は落ちます。
当然ですね。
これよりリスクが高く、その分利益率の高いエントリーポイントは、どこかわかりますか?
トレードを難しく考える必要はありません。
基本に忠実にやれば、結果は必ずついてきます。
トレードがうまく行かない方は、往々にして、銘柄の選択が間違っているとか、リスクの高いものをわざわざ選んでいる事が多いようです。
このトレンドやMAは以前、Market by Chart で多くの例をあげて、説明しています。
バックナンバーをぜひもう一度、ご覧ください。
来週早々に、次回(6月)通常セミナーの募集を開始する予定です。
きちんとした、メソッドを学習されたい方は、ぜひともご参加ください。
チャートやトレンドツールは、Real Tick というソフトを使っています。
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