0510 Wed.
ダウ
ダウのここ2日間の5分間チャート
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また抵抗線近まで下がってしまいました。
ナスダック
NASDAQ今日の5分間チャート
ギャップダウンしても、必ず株価が上がるとは限らない、ということがよく分かります。
ギャップを狙った、オーバーナイト作戦は、ほとんどがギャンブルのようになってしまいます。
しかし、一晩経つと大儲けという経験を一度でもすると、この幻想に憑かれ、大きなロスを出しやすくなります。
またサポートを切った、NASDAQ・・
午後のGO
2日間のパターンを見ると、一日でのパターンとはまた違って見えます。
下へGO
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午後のGOの応用です。
オーバーナイトをするなら、こういうのがマルです。
違ったタイムフレームで見るということは、大事なポイントですね。
今日のアウッチ!銘柄
サポートを切ってズルズルと下がった例です。
無残。
ライブ・トレード
Most Active から ATHM、ORCL、QCOMにチャレンジ。
仕事の都合上、スクリーニングの時間がとれないため、Most
Active
中心になりますが、こういうトレードもあるというサンプルです。
Most Active
だけれどあまり動かないので、途中であきらめ、ロスカットしました。(笑)
速い動きのをやってると、こういうのができなくなってしまいます。
こういう価格帯のものは、流動性の問題もあり読めませんから、手を出さない方がいい・・こりごりです。時間の無駄。(爆)
ためしにやってみましたが・・慣れないことはするものではないですね。
Date & Time 05/10/2000 06:47:52
ORCL 71 5/8 buy 71 7/8 sold
例のパターン!
Date & Time 05/10/2000 06:48:37
ORCL 71 3/4 buy
hold
Date & Time 05/10/2000 06:52:27
ORCL 72 3/8 sold
done
Date & Time 05/10/2000 06:54:07
ORCL 72 3/8 buy
hold
Date & Time 05/10/2000 06:57:19
ORCL 73 sold done
done
朝の集中力のあるときの、入魂の連続ワザです。
ブンブンの応用でもあります。
Date & Time 05/10/2000 07:37:10
ORCL 71 1/2 buy
急騰
Date & Time 05/10/2000 07:39:04
71 3/4 sold
いまいちかな・・
このチャートだけではわからないでしょうね。
レベル2の動きを見た、モメンタムプレイです。
「いまいち」かなは、早く売りすぎた反省フレーズです。
Date & Time 05/10/2000 07:05:33
NASDAQ サポートを切った・・
弱いなあ・・
Date & Time 05/10/2000 07:09:28
QCOM 102 short watching 根拠ですが・・
昨日の安値、また今日の開始時の安値にサポートがあります。
ここを切ったのが 102。
わかりやすい。
Date & Time 05/10/2000 07:10:58
QCOM 100 1/2 buy cover
done
Date & Time 05/10/2000 07:14:17
QCOM 100 1/8 short sell
さて
Date & Time 05/10/2000 07:16:37
QCOM 99 5/8 cover buy
脱出
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2日のタイムフレームで見る
Real Tick
のソフトは、こうした2日の動きをWATCHするためにはとてもよくできています。ワンタッチで、この2日のチャートと、現在の近くのチャートを瞬時に切り替えて表示することができるのです。
ナスダックの動きを見ながら、QCOMのサポートを切ってから、ショートをしていますが、どうしてこのサポートを切るとこれだけ強力に下がるのでしょうか?
一番上の赤いラインから上で買っていた人、特に昨日の終盤の上値で売りそびれた人は、今日のギャップダウンで、心理的にかなりがっくりしているはずです。
これ以上、損をしないうちに何とかしたいはずです。
ですから、102ドルから103ドルあたりで買っていた人も、この102ドルを切ると、これはたまらんと、売ってしまいます。するとこのように急降下・・
こうした、人の心理をよく考えてトレードをする・・
トレードとは、株をトレードするだけではなく、株を持っている相手の心理を見ながらトレードをするということでもあるのです。
Date & Time 05/10/2000 07:18:39
QCOM 99 3/4 short sell
しつこいか?(笑)
Date & Time 05/10/2000 07:22:27
QCOM cover buy 98 3/4 done
脱出
Date & Time 05/10/2000 07:29:49
QCOM 99 3/4 buy
あがるよ!
Date & Time 05/10/2000 07:32:03
QCOM 100 5/16 sold
脱出
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先ほどのショートのカバー後も、下がっているので、ふたたびショート。
レベル2ウィンドウを見たモメンタムで、反転をしたところを、往復ビンタ方式でゲットしています。(笑)
ライブトレード終了後も、QCOMは、後半もこの一本のサポートラインを挟んで展開してます。
たった一本の線をはさんだ、人間の心理の展開を理解すれば、動きというのは手にとるようにわかるものなのです。
14時あたりの上昇も、別の抵抗線で(チャートでは引いていませんがわかりますか?)キャッチすることができます。
終了間際の高値も、この抵抗線を抜けなければ、そこから下がるということを予測するのは、セオリーどおりですから、非常に簡単ですね。
ですからまたショートです。
我々のチームはシアトルのトレードフロアで、毎日着々と独自の現在最高のトレードセオリーを創りあげるために、作業を続けています。
このチャートで見るマーケットも、そうした姿勢を反映させ、このようにしていろいろなトレードのスタイルを公開しています。
トレードフロアを見ていると、きちんとコンスタントに利益を出しているベテラン組と、ロスを出している組とにはっきりと分かれます。
何が違うのでしょうか?
今日、マーケットが終わってから、ジェスと話していると、アジア系列の年配の女性がオフィスへ来て、冗談半分でこぼしていました。
今座っている場所を移りたいというのです。
その理由は儲かるトレーダーのそばでやれば、自分も儲かるのではないかという発想からのようでした。
ですから、マークの隣でトレードをしたいというのです。
ジェスもマークも苦笑い。(笑)
なので、「それだったら損をしているトレーダーのそばで、その逆をやれば儲かるんじゃないの?」といって大笑い(爆)
自分で考えながら、トレードをする。
これはとても大事なことです。それがなければ進歩はありません。
誰もいなくなったトレードフロアで、黙々と翌日のトレードの準備をするマークの姿勢を、多くの人は知らないはずです。
プロとして、大きな利益を目指すのなら、甘えた考えでは無理です。
毎日、トレードフロアで、何時間もマーケットを必死になって見ながら、そうしてチャレンジし、試行錯誤を繰り返し、自分の力で切り開く。
これが、成功しているトレーダーに共通している点です。
そんなに簡単に儲かれば、誰も苦労はしません。
真正面からぶつかって、努力を続けることです。
そうすれば、答えは必ずついくるものです。
なおこのチャートやトレンドツールは、Executioner
というソフトを使っています。
0510 Wed.