2000 0331
優れた教師は 魚を与えたりはしない
マーク・モントゴメリー氏と、このシアトルのオフィスで過ごす毎日や、限られた時間だけれども、オリバー・ベレッツ氏、グレッグ・カプラ氏と共に過ごすことは、どちらもラッキーですばらしい体験だ。
どちらの体験ともに、共通することはただ一つ。
優れた教師は魚を与えない・・・ということだ。
魚そのものはもらえない。
魚はもらえないけれど、もっとすばらしいものがある。
道具を手に入れること・・そう「さお」を使って魚の釣り方を学ぶのだ。
そうすれば、どこででも好きなときに、君自身で魚を採ることができるようになる。
ところで、魚は好きかい？（笑）
Mark to Market： ｢The Trade, the Truth and the Big
IS｣は、毎週一度更新されるが、これは毎日のトレードという戦いに明け暮れるプロトレーダーとして、そしてまた教師としての視点から触発されて書くコラムだ
大事なことは、マーク、オリバー、グレッグ氏のようなユニークなトレーダーから学び、利益を上げることだけではなく、知りたいと望んでその知識を得るという姿勢なのだ。
Mark to Market（マーケットをマークしろ）は、トレードそのものなのだ。
トレードを通じて何を見ているのか？何を探しているのか？
どのようにして利益を出し、損をして、そして勝つのか？
Mark to
Market（マーケットをマークしろ）は、真実であり、トレードそのものであり、利益であり、損失であり、そして何よりも本物なのだ。
Mark to Marketは、大事な「するべき」こと「あるべき」姿といえばいいだろうか・・
なぜなら「そこ」こそが、一日の終わりに自分の資金が到着する終着駅なのだから。
マーケットをマークしろ。
ロスやポジションなどにこだわるのではない。
最後に残るのは自分の資金だけだ。
だから、毎日マーケットに狙いをつけよう。
そう、真実はトレードの中だけにあるのだ。
by John H. Jessum
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