0905 水
昨日の米国マーケット
はダウ上昇、ナスダック下落というまちまちの展開。
さて今日の東京マーケットは?
日経平均はトレンドに沿って下落中。
TOPIX もトレンドに沿って下落中。
◆
ニュースと株価WATCH
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今日は面白いニュースがあったので注目。
9月末配当・株主優待権利取り作戦(1)
東京株式市場では全般軟調な展開が続いている。だが、株価水準が以前よりも安いと言うことは、投資に関しての魅力は増していることを意味する。
配当が同じで株価水準が下がれば、当然配当利回りの魅力は増す。
9月は中間配当などの権利取りの時期でもあり、配当や株主優待の魅力を考慮した投資作戦に一考の余地がある。
2月決算の吉野家
<9861>
は8月中間期に1500円中間配当、5000円優待券の権利が付いていた。
ニュースというフィルターを通して、売買というエントリーのタイミングはチャートで! というスタイルがお勧めです。
この赤い水平線のレジスタンスを抜いたら、買いです。
買ったら、ローソク足3つくらいで売るというのが基本。
まだ上がると思う人は、まず半分だけでも売ること。
欲を出すと、下落に巻き込まれます。
そしてこの赤いラインを上から下へ切ったら、ギャップダウン。
こういうギャップを、プロフェッショナルギャップと呼びます。
一度できたこのギャップを埋めることは不可能。
赤い斜めの、99日の移動平均線を切ったら、さらにショート(空売り)しというのがスマートなトレード。
吉野家の株価は8月14日から21日まで6連騰となった。
牛丼価格引き下げによる客数増加、売上高増加の要因もあったが、8月末の権利取りを意識した個人投資家の買いが上昇の背景にあった模様。
吉野家は8月28日に配当の権利を落としたが、その前の立ち会い25日間(7月24日〜8月27日)の株価を見ると、25日中17日間株価が上昇している。(S.K)(ラジオたんぱ)
9月末配当・株主優待権利取り作戦(2)
吉野家
<9861>
の株価は7月後半から8月後半にかけて上昇したが、権利落ちの8月28日からは軟調な展開となった。
権利落ち直前の27日の終値は21万5000円だったが、4日は安値19万1000円を付けている。
配当や株主優待の権利取りを材料に株価が上昇した場合、権利落ち後には材料出尽くしで下げるケースも考えられるので、早めにこのような観点で魅力のある銘柄に投資し、他の投資家が権利取りの視点で買い物を入れ、株価が上昇した時に利益を確定させる作戦が実戦的かも知れない。
ユニカフェ
<2597>
は4日、今9月期末の配当金を普通配当25円に東証1部昇格、新工場竣工記念配当20円を上乗せして45円にすると発表した。
これはデイトレーディングでないと危ないなあ・・(笑)
こういう出来高の少ないのは、私はやりません。パスです。
もっといい銘柄が、たくさんありますからね。
100株保有の株主に半期2000円相当の自社製品を贈る株主優待制度も導入している。
100株購入する投資家の必要資金は20万円足らず。それで配当金4500円、2000円分の製品が得られるとなると、権利取り人気が訪れる可能性も考えられる。(S.K)(ラジオたんぱ)
9月末配当・株主優待権利取り作戦(3)
牛丼店「すき家」を展開するゼンショー
<7550>
は今3月期9月中間期から株主に「すき家食事券」半期6000円分を贈る優待制度を導入する。中間配当10円と合わせると、100株保有の株主にとって7000円分のメリットになる。時価1800円台。株価は市場1部昇格人気もあってこの1ヶ月で2倍増となったため、やや高値警戒感もあるが、株価水準を考慮しながらの対応も考えたい。
これは、緑のマークが買いの場所。
赤い線のレジスタンスを抜いたところ。
このようにニュースを見たときは、すでにエントリーするには遅いことが多い。
チャートで見て買うことをお薦めします。
一方、こちらは11月決算企業だが、キューソー流通システム
<9369>
は4日、100株保有の株主に3000円相当のジェフグルメカードを送付する優待制度を導入すると発表した。時価は約1300円で100株購入に必要になる資金は約13万円。現在予定している11月末の配当金13円にグルメカード3000円分を合わせると4300円で、”実質利回り”は3%を超える。グルメカードは馬鹿にできない株主優待策と言える。権利取りの意識が働くのはまだ相当先だが、記憶しておきたい。(S.K)(ラジオたんぱ)
うわあー。
この赤いレジスタンスのゾーンを抜かないとねえ。
これも出来高が少な過ぎです。私はパス。
君子危うきに近寄らず(笑)
◆
今日の銘柄WATCH
9983 ファーストリテイリング
ご存知、ユニクロのカイシャです。
チャートの勉強にはぴったりです。
まず左上にある最初の矢印が、トレンドが崩壊する、プロフェッショナルギャップと呼ばれる、ギャップダウン。
この赤い丸印のところでショート、つまり空売りするのが正解。
このプロフェッショナルギャップが起こると、次々とコンティニアスギャップと呼ばれる、ギャップダウンが起こります。
赤い2本のラインに挟まれたゾーンは大きなギャップダウン。
大きい赤い矢印のところです。
株価は7月中旬にこのゾーンを抜こうと、ゾーンの上端まで上昇しますが、抜けずに下がります。
このゾーンにあるときは、手を出さないことです。
そして株価は移動平均線を下へ抜け、青い水平線のサポートを抜けると、また下落して、ギャップダウンを繰り返します。
赤い印のところでショートつまり空売りしたあとのカバーはまだです。
期限は6ヶ月ありますからね。
これが長めのスウィングトレードと呼ばれる方法です。
非常に応用範囲の広い理論パターンです。
◆
連続WATCH
2702 マクドナルド
「株式」日本マクドナルド(2702)
個別銘柄ショート・コメント
*14:00
<2702>
日本マクドナルド 3710 +10
小動き。
昨日、下値支持線として機能した5日線が本日もサポートラインとなっている。
ただ、上値が重いことから、積極的に買い向かう動きは見られていない。
出来高も減少傾向にあり、市場の関心が薄れつつある。
(FISCO)
この赤い斜めのトレンドラインを破ったように見えて、今日はまた下落。
水平の青いレジスタンスを上へ抜いてこないと、買いはなしですよ。
アマチュアがよくはまって塩漬けになるのは、「割安」とか「安い水準に来ている」という考え方で、買うからです。
そりゃ、上がれば割安ですが、下がれば、もっと割安で買えるのですから、いつでも割安ということになり、買う理由にはなりませんね。
必ず上昇トレンドに入ってから買うこと。
ルール@ トレンドに逆らうな!
ルールA ルール@を破るな!