Joyce 
at  Jazz Alley

 



先週末に、しばらく連絡がなかったジェームスからメールがあった。

HI, Hajime!

I have an idea for us. Monday night (19th) at Jazz Alley a fantastic singer
from Brazil is performing.

Her name is Joyce, and she is one of my favorites.

She plays guitar and sings in a light jazzy style, very musical.

Maybe you and your daughter would like to come with me! I hope so.

It's a rare chance to hear her because she does not tour the US often.

I am excited!

Let me know,

ということで、7月19日(月)に ジャズ・アレー Jazz Alley へ。


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当日は、8時からなので、たまには二人で一緒にディナーを食べようということで、早めに娘とシアトルのダウンタウンへ向かう。
まだ日は高い。フリーウェイの入り口で早速オープンカーに追いつく。


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I-90を西へ走ってマーサーアイランドを抜け、橋を渡る。


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日本と違って、こういうピックアップトラックが結構多い。
右にはジープ・ラングラーの兄チャン。


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この季節は夜?7時半近くでも、このありさま。


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BMWのおばあサンも、オープンじゃ!


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駐車場からジャズ・アレイの入り口にあるペインティングはこのようにアートしているので、気分は盛り上がる。


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入り口


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マイナーなアーティストなんだと思うけれど、結構人が並んでいた。
食事をしたいといったら、2階のテーブルへ案内されたが、1階を見てもまだジェームスは来ていないようだ。


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店内は暗いので、雰囲気だけ味わってください。
30ドルくらいのシャンパンをボトルでオーダーしたけれど、ジェームスは来ていないようだし、来なかったら一人で空けることになるが・・今日は運転手がいるので、思いきってオーダー。
テーブルチャージは、一人 $15ドル50.
料理もなかなか結構でした。そうこうしているうちに始まりそうなので、もう一度一階を見に行くと、ジェームスは席をとって座っているではないか。


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なので、飲み物と一緒に1階へ移動。ジェームスは今、マイクロソフトへパートタイマーで、勤めているという。Exchange 2000 のプロジェクトをやっているらしいが、ケネディー遭難の話しなど、シャンパンも手伝い盛り上がってきたところで、定刻20分過ぎにいよいよ始まる。

いきなり、ギター一本で歌い始める。


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Joao Bosco をご存知だろうか。彼の女版というサウンド。
土の匂いとブラジルフレーバーでリラックスできるサウンドだが、ギターがメチャうまい。

これはキャリアがあるぞ、と後で Joyce の紹介 を見たら、1968年に正式デビューだという。30年以上のベテランで、ジェームスの話しだと、50歳過ぎだろうという。でも、若いなあ・・。
アルバムはここで 見てください。


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Tutty Moreno (drums)
3曲目から、パーッカッションが入る。


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アントニオ・カルロス・ジョビンの有名なナンバーなども加え、なかなか盛り上げてくれる。
曲の合間のしゃべりの最中に、さりげなく、ハーモニックスでチューニングを確かめているが、ギターのチューニングがビシッと合っている。
日本の最近の若いミュージシャンって、テレビに出ているクラスは、チューニングが合っていないのがほとんど。チューニングマシンだけで合わせたのと、耳で合わせたのでは違うんだよね。まあ余談ですが。


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Rodolfo Stroetter (bass)

ななかか男前のラテン系。後で楽屋の前ですれ違ったけれど、同じ位の背だから、小柄な方だ。でも腕は確か。


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Teco Cardoso (saxes and flutes)

ピアノは、踊りながら弾いたりしていたけど。倍で16を入れたりしてかなりの腕だ。バックのサウンドにはジャズのフレーバーが十分入っているので、早い16ビートの刻みを入れた、シンコペーションのキメなんかが、なかなかすごい。ほとんどの人はリズムが取れないような乗りも加えて、やんやの喝采を浴びていた。

フルートも一曲だけ吹いたけれど、サックスから入っている吹き方だ。
一応、昔はプロでしたからね。わかるんですよ。

娘は、R&B系が好きなので、最後はちょっと飽きたようだけど、20台じゃなかなか、この良さはわからないかもしれない。でもキャリアの底チカラを地味だけれど、さりげなく感じさせてくれた、すばらしいコンサートでした。
右脳をリフレッシュするには、感動を与えてくれる、ナマの音楽が最高です!





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