Gapper's Eye



07月24日 > 木曜


プログラム売買で最後は軟調・スプレッドの大きなSNDK


クイック・スキャンWATCH

CQGのコンディションマクロと、バックテストの機能を利用し、クイックマジックパターンやピークギャップパターンを検出するクイックスキャンシステム。このスキャンシステムがピックアップしたパターンを検証。 バックテストのシステムでは、エントリー・カットロス・利益確定のマークをすべて自動で表示させることができる。
 

米国マーケットは意外な展開。

午前中は失業保険申請件数の発表を好感して上昇したが、午後にフィラデルフィアでブッシュ大統領の車の上を飛行機が飛んだため、夕方にも米国のセキュリティー警告レベルを一段上げるだろうという噂で、証券会社の売りプログラムが作動して急落。

CNN Money では、下のようなニュースが・・↓

The selloff was attributed to talk that an automated sell program had kicked in at one of the major brokerage houses, as well as rumors that a plane flew directly over President Bush's motorcade in Philadelphia and that U.S. Secretary of Homeland Security Tom Ridge might raise the terror alert level this evening.

結局、午前中の上昇を帳消しにしてしまった。

 

 

 


 

 

 


15分足・40MA(3分足200MA)・200MA

わかりやすいギャップを形成して、セットアップパターンとなったAMZN。

後半は早い時間の上昇を帳消しにするような下げで終了。

ストップの重要性がよくわかるチャートだ。



連日の素晴らしいゲインだ。

 

 


 

 

 


15分足・
40MA(3分足200MA)・200MA
 

こちらも、わかりやすいギャップを形成。

 

脱出は、0.2ポイントのトレーリングストップでの位置。




 

 


 

 

 

 


15分足・40MA(3分足200MA)・200MA
 

ギャップは薄いが、直近に高値のない、エントリーしやすいパターン。

 

トレードチャンスは2回。

 


 


 

 

 

 


15分足・40MA(3分足200MA)・200MA


 


トレードチャンスは2回。

 

 


 

 

 


15分足・40MA(3分足200MA)・200MA


安定したトレンドラインを形成しているSNDK。

 

一旦上昇を始めると、素晴らしいゲインを叩き出せる銘柄だが、ASKとBIDのスプレッドが大きいのが問題。

エントリーを躊躇する人はこれが要因となっているはず。

その理由はカットロスが難しくなるからだ。

 

 


 

 

 

スプレッドの大きい銘柄でのトレーリングストップ例

SNDKのようなスプレッドの大きな銘柄で、マニュアルで脱出を試み、ゲインを大きく失う位置で脱出する羽目になることは、みなさんもよく経験があると思う。

その対策は?

実例を今日はご紹介しよう。


このようにかなり株価が上昇したあとの、高い位置からのエントリーなので、1日の値幅を考えると、安全のために500株。

上は実トレードのでの執行記録。

下のチャートの緑のマークがトレーリングを動作させた位置。

黄色が0.05ポイント下の本来の動作位置。

赤が実際に確定した位置。


1分チャート

このようにトレーリングストップでも、スリッページが発生するが、この銘柄は、スプレッドの大きいときは0.1ポイントもあり非常に難しい銘柄だ。

マニュアルでの脱出は非常に危険な銘柄だといえるだろう。


赤とブルーの半透明のゾーンは、前日とのギャップを示し
グリーンの半透明のゾーンは、利益ゾーンを示しています。
                       

 

 

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