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12月30日 > 月曜


年末特集

トレンドとタイムフレームの使い方


今日もセミナーを受講された方向けの内容です。

ご了承ください。

 

年末特集

トレンドとタイムフレームの使い方


E - mini S&P 500

Emini を例に挙げよう。

上のチャートでは、水平線がサポートライン。

サポートラインを、27日にブレイクダウンしているため、基本的には15分チャートではショート方向へのトレードを想定。

同時にダウントレンドの斜線の位置で反発するかどうかと言う点についてもチェックしておきたい。


今日のマーケット。

結局、ダウントレンドの斜線の位置で反発。

安値のトレンドラインを使った甲斐があったというもの。

ただこのチャートでは詳細がわからないため、下のチャートで最後の2日間を表示。

>基本的には15分チャートではショート方向へのトレードを想定。

と書いたがギャップをブレイクダウン。

つまり反発できずに、11時過ぎまではショートサイドへの動きを見せた。

15分チャートの最初を見ると、ギャップを下へ抜けて、15分足のローソク足で2本赤が続いている。

最後の1本の髭(青いローソク足)の先を見ると、871ポイントまで下がったことがわかるだろう。

このように15分足での大まかなトレンドをチェックしておき、ギャップの位置とギャップを埋めるのか埋めないのかの判断で15分足での動きを、高い確率で予測することができ る。

では実際にどのようにトレードをすればいいのか?


ここで3分チャートの登場だ。

上は、開始後3分後のチャート。

875.5ポイントのギャップ上端を上へブレイクアウトしても、877ポイントの抵抗線や876.5あたりのトレンドラインにぶつかる可能性が高い。

上値抵抗線があるから、上昇しにくいと考えるのが自然だろう。

>基本的には15分チャートではショート方向へのトレードを想定。

と書いているように、ショートサイドのトレンドでロングサイドへエントリーして1ポイントから1.5 ポイントのゲインを狙うのは、あまりにもリスキー だ。

これはリスクリワード比がネガティブサイドへ非常に高いといえるだろう。

ショートサイドへのエントリーの方が安全だ。

さて、その後どうなっただろうか?


ショートサイドへブレイクダウン。

このように、15分足と3分足を組み合わせることで、トレンドと反対の方向へエントリーするという危険を高い確率で避けることができる。

ショートでのカットロスポイントはギャップの上端。つまり1.5 ポイント。

結果として3ポイント弱下落。

カットロスが1.5ポイントで利益幅は3ポイント弱。1:2の比率だ。

ただし事前にどれだけ下がるかはわからないわけだから、事前にこうした比率を知ったうえでトレードをすると言うことは不可能だ。


トレンドにギャップを組み合わせることで、カットロスポイントが視覚的に明確になる。

つまりカットロスでもパターン認識が使えるという点がギャッププレイの特徴でもある。

3分足チャートでも、トレンドラインをクイックマジックプレイの原理と組み合わせると、エントリーしようとする正しいサイドの判定が非常に早くなることにお気づき だろうか?

これはチャートからも容易に推測できるだろう。

15分チャートでの長いトレンドラインの使い方と、3分足チャートの組み合わせによるトレード方法の一例 だが、3分チャートと1分チャートの組み合わせでも同じことだ。

 

 

 

 

 

E - mini ナスダック100
 

上は15分チャート

15分チャートの赤いダウントレンドラインは下の3分足チャートでも、赤いラインで表示してある。

ダウントレンドだから、ショートサイドのプレイが有望だ。

詳細は3分足チャートでチェックだ。↓

ギャップ幅は2ポイント少し。

1コントラクトでは1ポイントが20ドルのゲイン。

緑のプロフィットゾーンの左上がショートのエントリーポイントになる。

ダウントレンドだから、ショートサイドのプレイが有望だ。

エントリーが大きなトレンドの方向と同じ方向なら、カットロスポイントは深めに取るのが基本。

最初の12分で形成された、抵抗線までのカットロス幅は6ポイント。

1コントラクト(1枚)では、120ドルがカットロスの幅となる。

緑の利益ゾーンの幅は17ポイント。

1コントラクト(1枚)では、340ドルが利益幅になる。

1トレードでのコントラクトの数(枚数)はトレーダーの資金力に大きく影響される。

カットロスポイントは深めに取れば、リスクは大きくなるがゲインは大きく狙える。

一方で浅めに取れば、リスクは小さくなるが、ゲインは少なくなる。

このバランスはトレーダーの、技量・資金量・経験・技術・度胸?によって調節する必要がある。


もう一例トレンドラインを使ったプレイを検証してみよう。

上の15分チャートでは、見事なダウントレンドだ。

下は3分チャート。

2本のMAが上にある。

ギャップの位置とも総合してみると・・

クアトロセットアップ。

昨日とのギャップは非常に薄いが、この例でも、クイックマジックプレイを組み合わせることで、エントリーの信頼性を高めることができることがわかるはずだ。

赤いラインがカットロスポイント。

チャートパターンを理解することで、カットロスの位置は自然に決まるケースも多い。

特に意識することなくこうしたカットロスのポイントが設定できるのが、クイックギャッププレイや、クイックマジックプレイの特徴でもある。

このようにして、多くのギャッププレイを検証してほしい。

そうすれば、ギャッププレイ自体が、いわゆるリスクリワード比が、非常に優れているプレイだということがわかるはずだ。


赤とブルーの半透明のゾーンは、前日とのギャップを示し
グリーンの半透明のゾーンは、利益ゾーンを示しています。
                       

 

 

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