トランプ氏の為替政策批判でFXは乱高下!
オズ2号君は、逆サイドへエントリーしたばかり・・
トランプ米大統領は31日、「他国は、通貨やマネーサプライ、通貨の切り下げを利用し、我々を出し抜いている。中国がやっていることをみてみろ。日本がこの数年でやってきたことをみてみろ。彼らは金融市場を利用している」と話し、中国と並んで日本の為替政策を批判した。
発言を受け、ニューヨーク外国為替市場では、1ドル=113円台前半で取引されていた円相場が一時1ドル=112円近くまで上昇し、約2カ月ぶりの円高ドル安水準となった。
景気が回復している米国が利上げに転じたことでドル高が進んでおり、米国の輸出に不利となるドル高を牽制(けんせい)した形だ。
トランプ大統領は31日の会合で、米国の貿易赤字に懸念を示し「他国は資金供給(money supply)と通貨安誘導で有利な立場にある」と主張。円安・ドル高相場は日本の通貨安誘導が原因だと決めつけた。トランプ氏が言及した「資金供給」が具体的に何を指すのか不明だが、日銀の量的緩和政策などを念頭に置いている可能性もある。
トランプ氏は「日本との自動車貿易は不公平だ」と主張してきたが、批判の矛先は日本の通貨政策にも向かい始めた。
安倍政権の発足後、日銀の大規模な量的緩和政策に影響されて円相場は円安・ドル高方向に動いてきた。トランプ氏の「円安誘導」が日銀の金融緩和を指すのであれば、日本のデフレ脱却シナリオにまで影響しかねない。
基軸通貨ドルを抱える米国の大統領が、他国の通貨政策を批判すれば、市場への影響は極めて大きい。
トランプ氏はドル安・円高への動きを希望しているわけだ。
ドル円の年足で見ると・・
大きなトレンドはトランプ氏の希望するドル安・円高は下への動きだ。
なので赤い水平線のフィボナッチ0.236ガイドラインに到達するまでは騒ぐ必要はない。
だって何年もかけて、トランプ氏の希望するドル安・円高へ動いているワケだからね。
ただ赤い20を上抜いている。
20MAを上抜いて来たから、こういう発言をしたとしたら・・
トランプはちゃんとチャートを見ているのかもしれない。
ドル円の月足
陰線が呑み込んでいる。
これで20MAより下へ動くだろう。
トランプ氏の希望するドル安・円高は下への動きなのだ。
ドル円の週足
陰線が呑み込んでいる。
トランプ氏の希望するドル安・円高への動き。
ただこのタイムフレームだと20MAより上だからねえ。
ドル円の860分チャート
オズ2号ロボットの平均的な保有時間のタイムフレームが860分。
抵抗線があるので下へは動きにくいチャートだ。
このタイムフレームでも、トランプ氏の希望するドル安・円高への動きだ。
水平線を下抜けすれば、トランプ氏が望む方向へさらに加速するわけだ。
こうしてみると、オズ2号ロボットはトランプの意向に沿った方向へエントリーしているのだ。
なので心配する必要はない。
ユーロ・ポンドの860分チャート
Blog FX で書いたが、オズ2号ロボットは赤いマークの位置でショートしている。
ユーロ・ドル
チャートフォーメーションで言えば、このあと陰線が出るはず。
なのでどこまで戻すのか。
ポイントはどれだけ下へ動けるのかだ。
2月2日の日本時間午前8時前。
オズ2号クンは赤いマークの位置でショートしている。
そのため2月1日早朝は500ドルオーバーの含み損となっていた・・
何故、トランプのトランプの発言で逆に動いたのだろう?
さて現在のローソク足はDOJI。
ここからさらに上へ行くようだと、再び含み損は増えることになる。
下へ動くようだと、ちょっと安心できるというわけだ。
トレードではストップの位置が勝敗を決めることが多い。
深すぎるとカットロス時のマイナスが大きくなり、浅くするとカットロスだらけになる。
さてロボットは、この局面をどう切り抜けるのか?
ただ、どちらにしても2月15日までのキャンペーンで運用したい方は、3月からになる。
なので、この局面の影響を直接受けることはない。