トレードステーションでリアルタイムに配信されるデータは、ECN(電子証券取引ネットワーク)からのみらしく、日中足(分足)に空白が生じることが多い。
トレードステーションのステータスバーに次の表記がある。BATSおよびDirect Edgeによる米国株式データ。
つまりこの2か所からデータ配信と取引が行われているということだ。
リアルタイムのマーケットでのチャートは、この2か所からの取引データによって生成されている。
左のTRIPは取引が有るので空白が無いが、右のENDPだとECNでは人気が無いのか飛び飛びの取引しかない。
マーケット終了後、数時間経過するとデータが補足されるのか、チャートが変わっている。過去のデータについてはディレードデータを配信することによって、各取引所に支払うデータ購読料を抑えているのではなかろうか。マネックス証券が無料で提供できている訳はこんなところにあるのかもしれない。
分足表示の初期設定は、空白部分を表示せずに詰めるというもの。これだとリアルタイムでの時間経過が読みにくくなる。
空白部分を表示するには、メニューの[表示(V)]から[チャート分析の設定(F)]で、チャート分析の設定を開く。
[シンボル]タブに切り替えて、"日中足データが無い場合でも詰めて表示しない(R)"をチェックオン。
トレードステーションをインストール直後に各設定を確認していた時、この設定の存在が理解できなかったが、リアルタイムでチャートを見て納得である。
シミュレーショントレードとはいえ、ローソク足のパターンが読み取れないチャートでは出来ないので、こういった銘柄はパス。
マネックス証券の米国株取引サービス 契約締結前交付書面によれば、トレードステーションで配信される株価情報は次の通り。