デイトレードは早い判断を要求される。
だがチャートを見慣れていないと、チャートの早い変化についてゆくことはできない。
イントラデイのトレードではさまざまな点について、少なくとも1分以内に、白か黒かを決定しなければならない。
これを迷っていると、エントリーが遅くなったり、脱出が遅れたりする結果につながることが多い。
これを改善するには、すべての要素をシンプルにすることだ。
3分チャートで判断が間に合わないのなら、15分チャートを使う。
それでも追いつかなければ30分チャート60分チャートだ。
3分・30分・60分と3がらみの倍数でチャートはどんどんわかりやすくなる。
大事な点は、今のレベルで何をどう訓練するのがいいのかを、間違わないことだ。
経験が少ない、つまりチャートを見る目が養われていない場合は、手始めに、長いタイムフレーム、日足を使いリアルタイムで動いていないチャートで判断をする練習から始めてみることだ。
短いタイムフレームでトレードをする場合は、「木を見て森を見ず」にならないために、複数のチャートを見ながらトレードをするというのが基本だ。
だが、複数のチャートを見比べながらトレードをするというのは、経験が少ないとその技術を習得するのに時間がかかる。
人間の視認能力は、訓練をしないと意外と低いものだから、最初はできるだけ一つのチャートで抵抗線などへ目が向くようにしたほうが、目を鍛えるためには有効なことはセミナーで
も確認済みだ。
インターネット上 で使える無料チャートソフト
チャートを読めるようになれば、あとはそれを実際のマーケットで実行するというプロセスを残すだけになる。
頭で考えていることを、実際のアクションとして反映させるためには、ある程度の経験つまり場数を踏む必要がある。
そのためには訓練が必要になるが、これは比較的早く慣れることができる。
だが、その訓練が不十分なままだと、やはりトレードを難しく感じはずだ。
セミナーでCQGを使っているのは、まずきちんと表示できるチャートを見て、チャートを見る目を養うためだ。
それをスタンダートとして認識すれば、他のたとえば、日興ビーンズのマーケットウォーカーなどの、性能の低いチャートソフトを使っても、目や頭で換算してチャートを読むことができるようになる
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