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	0625 Sun.
	
	
	
	 
	
	何故磁気は効くのか?
	
	さて昨日はセミナーの初日。 
	
	午前中は10時から昼まで喋りっぱなし、そして昼食の一時間の休憩のあと、一時間解説をして、10分間休憩。ここで磁気シャワーを浴びる。 
	
	そして1時間半後に15分間休憩をしてその間磁気シャワーを浴びる。 
	
	そして5時まではノンストップでまた喋りっぱなしで解説、というスケジュールだったが、普通は終わってからかなり疲れるものなのだが、今日はあまり疲れを感じないのだ。 
	
	
	確かに違う! 
	
	具体的には、交流磁気治療器「ソーケンリラックス」を背中に敷いてマッサージ椅子にもたれ、交流磁気治療器「ソーケン」一台を腹部に当て、10分と15分の2回、磁気シャワーを浴びたのだ。 
	
	
	詳細は交流磁気治療器をご参照ください。 
	
	
	
	
	磁気治療の歴史というのは意外と古く、さかのぼれば紀元前から行われている。 
	
	紀元前200年のギリシャでは、磁石を下剤として用いていたという記録があり、16世紀の後半からは、現在行われているような鎮痛効果にも使われるようになったのだ。 
	
	
	このように紀元前からの長い歴史があるにもかかわらず、磁気と生体との関係が肯定的に研究されるようになったのはつい50年ほど前で、それまでは研究者のあいだでも、どちらかと言えば否定的に捉えられていた。 
	
	
	つまり磁気治療は実践が先行し、医学的な研究は遅々として進まず「磁気がなぜ効くのかという問いに、科学的な答えが出てこなかったのだ。 
	
	
	
	
	答えのきっかけになったのは、アメリカのアレキサンダー・コリン博士の実験だった。 
	
	博士は犬の頸動脈を体外に引き出し、血液の流れに対して直角方向に磁場を作用させると、血液の流れと直角方向に電圧が発生することを証明したのだ。 
	
	この電圧の強さは、磁気の強さを2倍、3倍にすると比例し、磁気を一定にしておくと、血液の流れの速さに比例する。 
	
	この原理を応用して、博士は電磁流量計を開発することになるのだが・・ 
	
	コリン博士のこうした実験によって、血管に対して直角に当たっている磁力線を切って血液が流れると、そこに電気が発生し、微弱な電流が流れることが証明されたというわけだ。 
	
	
	
	
	
	では、電流が流れると、血液中ではどのような変化が起きるのだろうか? 
	
	血液のなかには、さまざまな成分が溶けている。 
	
	その一部は、プラス・マイナスの電気をもったイオンで、たとえばカルシウムイオンやナトリウムイオンなどがあるのだが、一方で同じ物質でありながらイオンになっていないものもあり、両者は血液中に混在している。 
	
	
	ところが血液中に電流が流れると、イオンになっていないものがイオン化することを米・イリノイ大学のM・F・バーノシイ博士が初めて発見したのだ。 
	
	この血液のイオン化現象は「電解質解離」と呼ばれ、このイオン化現象によって、自律神経の働きが整えられるのだ。 
	
	この自律神経と磁気との関係は、デンマークのK・M・ ハンセン博士の研究によって明らかにされている。 
	
	博士は、若い健康な男女25名の肩甲骨の下の左右ニカ所に傷をつけ、片方に磁場をかけ、もう片方にはかけずに自律神経の働きを比較したのだ。 
	
	その結果、磁場をかけると、副交感神経が活性化し、しだいにその感受性を減少させることが判明したのだ。 
	
	自律神経は、明らかに磁気の影響を受けて変化し、自律神経が整えば、その支配下にある血液循環も当然よくなってくることになる。 
	
	
	
	
	「磁気欠乏症候群」の症状の多くは、血行不良による症状と重なっている。 
	つまり磁気を当てることで「磁気欠乏症候群」の各症状は改善されるのだ。 
	だが自律神経の支配下にあるのは、血行だけではない。 
	
	心臓、消化器、呼吸器などの臓器や、代謝や体温調節、発汗、排尿、排便など、あらゆる機能がその影響を受けるのだ。 
	
	つまり自律神経が整うということは、生きてゆくための人間の基本的な機能が全般的に向上するということなのだ。 
	
	
	
	
	最近ではパルス磁気や交流磁気がもたらす生体反応の作用のしくみとして、磁気刺激とCaイオンとの関係が明らかになってきている。 
	
	約30億年前、地球上には最初の生命が海から生まれたのだが、そうした起源によって、人体の細胞内外の体液中には海水に含まれているような種々のミネラルが存在している。 
	
	
	そのミネラルイオンが細胞膜を通じて細胞内外に出入りすることにより、生体臓器の働きは微妙にコントロールされているのだ。 
	
	中でもサンゴの石灰岩から分離されたため、ラテン語で石を意味するカルクスに由来して命名されたカルシュウム(aC)イオンは、とくに生体の働きに重要な役割を果たしている。 
	
	
	すなわち、一定の磁気刺激により生体内に生じた誘導電流が、血管平滑筋細胞の膜電位を変化させ、細胞膜の鉱イオンチャンネルと呼ばれる小さな孔を通じて、細胞内外のCaイオンの移動が生じることにより、血管平滑筋が収縮したり弛緩したりすることになる。 
	
	
	こうしたメカニズムによって血管の収縮と拡張が起こり、その結果として血流が促進されるというわけだ。 
	
	このような働きを通じて、磁気刺激は他の臓器の細胞も同じように興奮させ、消化器系臓器、神経内分泌系臓器、免疫系臓器などの各機能の働きを活発にするのだ。 
	
	
	
	
	
	ハードな状態のカラダなのに、磁気をたった2回浴びただけで、これほどにも違ってくるものなのか? 
	
	これは想像を上回るものだと言っていいだろう。 
	
	ストレスがあまりないときは、それほどでもなく、強いストレスのときほど、その効果を大きく感じるのは、磁気の持つ効果を考えると、十分に納得できるものだ。 
	
	
	明日のセミナーが、さらに楽しみになってきたぞ! 
	
	
	
	 
			
			
			続く・・
		 
          
          
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