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0216 Fri.

究極の完全食品スピルリナ

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蕎麦ばかり食べていて栄養のバランスが悪くならないか?

と心配な方にはこれがお勧め。

もちろん蕎麦ばかり食べているわけではありませんけどね。^^

スピルリナはアフリカ、サハラ砂漠にあるチャド共和国のチャド湖は直径250〜300キロもある巨大なアルカリ性の塩水湖 の湖面に生育しています。

この湖のまわりに住む原住民カネム族というは遊牧や耕作ができない砂漠で、何千年の昔から今日まで、このスピルリナを重要なタンパク源として食用としてき たのです。

スピルリナは1927年にドイツの藻類学者のトウルピン博士が発見し「スピルリナ 」(spirulina)と命名。

スピルリナとはラテン語で「ねじれた」「らせん」を意味します。

英語の「スパイラル」と同義語で、藻体がコルク抜きの様にねじれているところからこう呼ばれています。
 


 

スピルリナは35億年以前に現れた最古の植物ともいわれる栄養豊富な緑色の藻で 、全長が0.3〜0.5ミリメートルの微細藻類に属しています。

藻類には、紅藻(アサクサノリなど)、褐藻(昆布、若布など)、緑藻(クロレラ、アオノリなど)、藍藻(水前寺海苔など)があり ますが、スピルリナは水前寺海苔などと同じ藍藻類に分類されます。

スピルリナは現在世界で約35種類ほどが知られていますが、食糧として利用価値が高いのは、大型で増殖力が大きく、かつタンパク価の高いものに限定されています。

スピルリナに含まれるタンパク質の含有量は、約60-70%で、「畑の肉」といわれる大豆の24% と比べても非常に高い数値で、タンパク質は数十種類のアミノ酸から構成されています。

タンパク質を構成している20種類のアミノ酸のうち、イソロイシン・ロイシン・リジン・メチオニン・フェニルアラニン・スレオニン・トリプトファン・バリン・ヒスチジンの9種類は体内で合成することができず、必ず食物から摂らなければならないのです。

そのため「必須アミノ酸」と呼ばれるのですが、スピルリナのアミノ酸組成は、クロレラ を上回り、スピルリナに含まれるタンパク質は「必須アミノ酸」をバランス良く全て含む、いわゆる良質なたんぱく質の塊なのです。

そのうち8種類のアミノ酸は、体の中では作ることが出来ず、必ず体の外から摂取しなければなりません。

またグルタミン酸をはじめとして30種類以上のビタミン、ミネラルを含んでいます。

特にビタミンB群が豊富で、βカロチンも多量に含まれているため高いビタミンA効果を期待できるうえ、野菜にはめったにみられないビタミンB12も含 まれています。

特にベータ・カロテン、ビタミンB12は突出して多く含まれているのですが、ビタミンB12は、牛レバーなどに多く含まれ ているもので、通常の植物性食品には含まれていない栄養素なのです。

そのため別名「抗貧血性ビタミン」とも呼ばれています。
 

 

さらにスピルリナは緑黄色野菜ジュースの濃縮エキスと呼ばれるくらい、アルカリ性のミネラル栄養素が豊富に含まれています。

カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄、銅の他、生命を維持するために不可欠な、リン、硫黄、塩素、ヨウ素、亜鉛なども含まれています。

月見草などのごく限られた植物や母乳などからしか摂取出来ない貴重な栄養素多価不飽和脂肪酸「ガンマリノレン酸」を含みます 。

ガンマ‐リノレン酸は、です。プロスタグランジンという局所ホルモンに変換され、炎症を抑えるなどの働きを するのですが、スピルリナには母乳より高い濃度でガンマ‐リノレン酸が含まれています。

ガンマ‐リノレン酸は、リノール酸を原料に、体内で合成されるのですが、肥満やアレルギー、糖尿病など、些細な体の不調でもガンマ‐リノレン酸の合成能力が低くなるため、直接、ガンマ‐リノレン酸を補給することが重要と考えられてい るのです。

スピルリナのタンパク質は食用藻類がもつ植物性タンパク質ですから、細胞壁が非常に薄く消化吸収率が消化率は90%と高 く、体内でスムーズに消化されるのも大きな特徴です。

ただし、ビタミンKを含む食品(スピルリナや納豆)の摂取を控える必要があるワーファリンなどの抗血栓薬などを摂取されている方 には、お勧めできないものですのでご注意ください。


 

スピルリナが食用として脚光を浴びるようになったのは、1967年にフランス国立石油研究所のクレマン博士が、 メキシコで開かれた微生物会議で紹介してからのことです。

将来必ずやってくる人口の爆発的増加による食糧危機を救うものとして、スピルリナに含まれる良質で吸収しやすいタンパク質に注目し たのですが、この発表以来、その高い栄養価(高タンパク、高ビタミン、高ミネラル)と消化性の良さで、各国で大変注目され るようになったわけです。

1975年、元東京大学教授・渡邊篤教授、黄堂慶雲博士らが本格的に基礎研究を始め、世界で初めての大量清浄培養に成功 。

2003年6月、大日本インキ化学工業はアサリなど二枚貝を1週間で20%大きくする飼料を開発。

アサリは輸入品が7割以上占めため、輸送中に身がやせ商品価値が低下することが多かったのだそうです。

そこでアサリ卸の三徳(横浜市)や秋山信彦・東海大学教授と共同で開発し、プランクトンの一種であるスピルリナに脱脂大豆やでんぷんを加えて製品化した というわけです。

アサリが飼料を摂取しやすくするために粒子の大きさを直径20〜50マイクロbに加工。

貝の輸入品は店頭で販売するまでに約半分が死んでしまうなど、商品としての歩留まりが低かった が、この新しい飼料を与えると、歩留まりは約8割に高まり、さらにうまみの元であるグリコーゲンを飼料中に5% も含まれるようになるため味も良くなるというのです。

貝の重量の2%に当たる飼料を1週間程度与え続けると、他の飼料をエサにしている貝に比べて身が20%大きくなる ため、大日本インキはスピルリナを米国や中国で大量に培養し、価格を安く抑え「DIC貝飼料」として販売 しています。

 

また一升瓶(1.8リットル)5本のスピルリナ培養液で、一人の人間が一日に必要とする酸素を供給できるため、宇宙開発の世界でも活用研究が行われています。

独立行政法人宇宙航空研究開発機構(調布市)では、将来、日本の宇宙ステーションで宇宙飛行士が必要とする酸素の供給と、優れた食糧源としてスピルリナを利用するための研究を進めているというわけで、さまざまな分野での利用が検討されているようです。

購入ですがネットの通販で探せばたくさん出てきます。

顆粒のものとか形状はいろいろあるようですが、決しておいしいというわけではないので、私は錠剤タイプを飲んでいます。
 

スピルリナ普及会

 



スピルリナとキーワード

食生活が悪化し不健康な人が増えている。
現代病を招く一因は緑黄色野菜の不足
だがいまの野菜は昔に比べて栄養価が低下
子供を救う「健脳食」で女性の敵「便秘」を解消
体質改善でダイエット効果が期待できる
空腹感のない減量という安全なダイエットが可能
ガンの予防と抑制に大きな効果
ガンを予防して抑制する三つの栄養素を持つ
免疫力を高め、抗ガン剤の副作用を抑え、ガンの転移を抑える
完全食品ともいえる理想的なバランス食
驚くべきβーカロチン含有率
必須アミノ酸をバランス良く含む高たんぱく食品
ビタミンB群やミネラルが豊富
γーリノレン酸の効果で老化を防ぐ
クロレラよりすぐれた特性
食品としての安全性が実証されている
高血圧を抑制・二日酔い・悪酔い予防にも効果を発揮
免疫活性パワーがアップ
感染防御物質インターロイキンを誘発しガン転移の抑制効果が見られる
臨床研究では血清コレステロールが低下
老人性白内障に90%の効果
糖尿病患者の血糖値が正常に
血糖値が高い人ほど効果が大きい
良質たんぱく源スピルリナは肝臓を救う
食生活の乱れで起きる貧血を改善
食事療法をスピルリナで手軽に
低色素性貧血患者に効果
WHOも認めたスピルリナ
古代食から未来食への転換
人体に蓄積された放射能を体外へ排出
WHOが認めた理想食品

 

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