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20060502 Tues.

見えないマーガリンの危険性

http://www.2shock.net/

マーガリンは避けた方がいいことを「近過ぎて見えない見たくない問題」として、「トランス型脂肪の危険性」をテーマに2005年10月10日のCOOLで、食生活を変えるというテーマで触れました。

私も小学校のときは、まずい学校給食のなかにあって、パンについてくる「おいしいマーガリン」は大好きでした。

ですが、日本ではこの問題はいまだに「たばこの害」と同じか、はるかに低い認識度のままです。

吸うか吸わないの、食べるか食べないのかというのは、嗜好の問題であるため、個人の自由であり、他人に強制されるものではなく、また強制されるというのもいやなものです。

 

 

一週間でかまいません。

一流と呼ばれるパン屋やレストランで、サンドイッチなど手軽に口へ入れられるものの裏面に記載されている成分表示を見続けてください。

こうした習慣が身につくと、レストランや有名店のブランドと危険性には全く相関関係がないことがよくわかるようになります。

いかに危険なものが多く存在しているのかを知り、安全な食べるものがあまりにも少ないことに愕然とするかもしれません。

ですがこれが現実です。

現実を受け入れ、そこで選択できるベストが何かを常に考える。

これは何事であれ、大事なことだと思います。

安全という点に無関心でいることが、やがて自分の知らないところで重大な結果を生み、ひいては自分の子供や周りの家族に影響を与え、悲しむ結果に繋がることを想像してみてください。

一度は考えてみてもよい問題ではないでしょうか?

 

mixi の日記検索で「マーガリン」をキーワードにして検索すると、多くの方が、その「おいしさ」のためにわざわざ日記に書かれています。

またコミュニティーでも、「おいしさ」に共感を覚える多くの方が、たくさんのテーマで楽しまれています。

ですが、2005年10月10日の日記や以下の部分を読まれれば、なぜ私がそういうことをしているかを、理解していただけると思います。

マーガリンのマイナス部分を知らない方が、日本ではあまりにも多いため、ここであえてまた取り上げることにしました。

以下の内容は上記の日記の内容とは、重複しないようなものばかりを選択しています。

また、これらの情報が絶対に正しいという保障はありませんので必ず、気になる方は必ずご自分で調べてください。



変化の兆し

米厚生省と農務省が発行する食事ガイドラインには、マーガリンの摂取量について「できるだけ少なくするように」と明記されています。

そのため、アメリカのホテルではすでにマーガリンは姿を消し始めています。

日本でも最近は、TVCMからマーガリンの派手な宣伝が姿を消したことにお気づきでしょうか?

トランス酸の危険性について触れた記事は、All Aboutの「家庭の医学」にも掲載されています。

マーガリンはトランス酸のほかに、心筋梗塞のリスクを高めるリノール酸を多く含有しています。

トランス酸はマーガリンのほかに「食用油」にも含まれている場合もあり、パンやケーキ、フレンチフライ、ドーナツ、クッキーなどの摂取によって、体内に取り込まれることが多いのが現状です。

トランス酸自体はマーガリン以外にも含まれているため、決してマーガリンだけが悪いという話ではありませんが、食べ物の成分表には入っていれば、表示されていることが多いのです。

日本ではバターに比べてマーガリンはコレステロール値が低いため、動脈硬化の疑いのある人はマーガリンを使うように、と医者からも指示があった時期もあり、それがこうした問題をさらに難しくしています。

 

アトピーが増える背景

マーガリンの摂取量とアトピー性皮膚炎との関係が示唆され、腸の慢性炎症疾患「クローン病」とマーガリンの因果関係が認められたため、ドイツでは規制対象になっているほどで、授乳を通じて乳児がトランス酸を摂取すると、アレルギーやアトピー体質になりやすいのです。

心筋梗塞のみならず、アレルギーの要因にもなるというが、時代の変化とともにアレルギー体質の人が増えていますが、米食からパン食へと食生活が変化したことや、さまざまな食品にトランス酸を含んだ食用油などが利用されるようになったことが大きく影響している可能性は否定できません。

妊婦や、授乳をしているような女性は特に、こうした問題を知っておくことは、とても大事な問題だと思います。

日本では表示義務がないため、消費者が知らないところでもたくさん使われています。

ですからマーガリンの摂取を避ければトランス酸を体内に取り込まなくて済む、というわけではありませんが、トランス酸の存在を知ったうえで、意識して生活するかどうかによって、少しでも危険を回避することができます。

まだ科学的な根拠に乏しいと反論する学者や業界団体もありますが、規制をしている国がある以上、過剰な摂取はしないことです。

日常的に口にする食品として、マーガリン経由でトランス酸を体内に取り込んでしまう可能性は高いため、私は「できる限り避ける」ことにしています。



「うまさ」と引き換えに失うもの

100年ほど前は心臓病は殆ど知られていなかった病気なのですが、現在では米国では約2/3が心臓病の徴候があると言われています。

明らかに何かが変わってきているのです。

この原因の一つに、過剰加工、過剰精製された油脂が関係していることは疑う余地のないことだといってもいいでしょう。

デンマーク栄養評議会ではトランス型脂肪が飽和脂肪酸と比べ、動脈硬化の発達に関して同等か、より大きな要因になっていると指摘しています。

ハーバード大学公衆衛生学部の研究やシグール博士の研究では、水素と化合した植物油などトランス型脂肪が心臓発作、心臓病の要因になることを指摘しています。

またハーバード大学公衆衛生学部栄養課の別の研究では239人の心臓発作の患者の食事を分析し、それらを282人の健康な人間の食事内容と比較した結果、マーガリンの摂取が心筋梗塞の危険性と大きく結びついていることを明らかにしています。

ハーバード大学医学部の調査研究では、8年の歳月と8万5千人以上の女性を調査した結果、マーガリンのようなトランス型脂肪を含む食事が冠状動脈を中心とした心臓病に大きな影響を与えると結論付けています。

普通に流通する植物油の多くが、加工処理されていますが、その過程で必須脂肪酸は破壊されビタミン・ミネラルの損失がもたらされ、そしてトランス型脂肪酸と遊離基(過酸化脂質、活性酸素)が形成されるのです。

 



自然には存在しないトランス型脂肪

マーガリンはトランス酸のほかに、心筋梗塞のリスクを高めるリノール酸を多く含有していることはすでに書きましたが、トランス酸は自然には存在しない物質で、もともと人体には不必要なものです。

自然に発生する脂肪酸は、シス二重結合を含んでいます。

「シス」は、オレイン酸など、分子同士の結合に関する炭素、水素の結合において二つの水素原子が、二重結合の同じ側面側に存在するように、分子が曲げられたものです。

このかたちは、不規則な形のため分子間の結合が弱く、より融点が低くなるため、室温では液体です。

トランス型二重結合は、分子同士の結合で二つの水素原子が二重結合の反対側となるように存在する脂肪であり、比較的安定した結合であるため室温でも固体に近く、飽和脂肪酸のように結合をもていない(結合の必要がない)脂肪も室温では固体です。

マーガリンは、脂肪分子に水素原子を加えることにより、シス型脂肪酸の結合がトランス型脂肪酸に変形されたもので、その結果融点が上がり、室温において固体を維持するようにしたものです。

「水素添加作用」という作用では、金属触媒を用い、約260度の温度で処理されると、シス結合のおよそ半分がトランス形状に変換されます。

水素添加により作られた油は、自然により作られた油とは違い、すぐに腐ったり、嫌な臭いを出したりしなため、広く普及することになり今でも加工食品に大量に使用されています。

水素添加脂肪の代表であるマーガリンは、常温に放置しても長時間カビも生えないし、虫などにも食べられることがありません。

つまり、生物にとっては、もはや食品と呼べないものなのです。

人間だけがそれを「おいしさと便利さと安さ」という理由で、口に入れているのです。

マーガリンの脂肪が水素と結合しているのは部分的であるため(つまり完全に飽和していない)ため、「高分子不飽和脂肪酸」という食品としてメーカーは販売しています。

トランス型脂肪は自然には存在しないため、体内ではそれをどう処理するかわからないため、体内では取りあえずシス型脂肪と同じように対応しようとします。

このためその処理がうまく行かず、毒物として作用したり、細胞膜や他の場所に蓄積されるという本来起こりえないことが起きてしまうのです。

このためさまざまな障害が出てしまう原因となっています。


 

トランス型脂肪は広範囲な作用でダメージを与える

トランス型脂肪は、細胞膜において膜の保護の構造と機能を弱める、つまり、細胞の薄膜を出入りするミネラルや他の栄養素の正常な流れが変更され、細胞が弱ってしまうことになるため、人体は免疫機能が弱り抵抗力低下により、病気の危険性が増加することになるといったことも起こりえるのです。

また、トランス型脂肪は、コレステロールを排除する過程で、体の標準的な機能を麻痺させることがあります。

肝臓は通常、胆汁に超過したコレステロールを入れ、それを胆嚢に送り、その後小腸へと分泌されます。

トランス型脂肪は肝臓におけるコレステロールの標準的な変換を塞ぎ、血液中のコ
レステロール濃度の増加を招くようになります。

さらに、アポリポ蛋白Aという心臓病の要因の血液中濃度を増加させることもあるのです。

さらに、低密度リポ蛋白質(LDL)の量の増加と高密度リポ蛋白の量の低下を招きます。

LDLは悪玉コレステロールと言われ、動脈硬化の原因の一つであると言われているものです。

HDLは善玉コレステロールと言われ、心臓のシステムをLDLから守るのを助ける働きがあります。


トランス型脂肪の副作用には、炎症を引き起こすホルモン(プロスタグラディンE2)の促進と反炎症性のタイプ(プロスタグランディンE1、E3)の抑制作用があります。

このため、体内に炎症を引き起こす要因をつくり、簡単には治癒しない深刻な事態を招くことになります。

プロスタグランディンは多くの新陳代謝の機能を制御し、ごく僅かな量がアレルギー反応や、血圧、凝血、コレステロール値、ホルモン活動、免疫機能、炎症反応などに関して重要な影響を与えます。

トランス型脂肪の問題は最近の15年から20年の間に知られることになったのですが、米国では長い間この問題は無視されてきました。

ヨーロッパではこうした点は進んでおり、食品規格で明確に規定され、0.1%以上含有することを許可していない国もあります。

食品産業はこの問題を否定したりしていますが、体に悪影響を与えるという科学的な証拠は増え続けています。





ピーナッツバターのアレルギーの仕組み

パン菓子類、ショートニング、生成された植物油、ピーナッツバターなども気をつけることです。

ピーナッツバターのアレルギーは、よく知られています。

水素と化合されていないピーナツバターも「悪くはない」と考える人もいます。

ですが、ピーナッツバターには膵臓を圧迫する砂糖あるいはコーンシロップを含み、それらは容易に脂肪に変換されるのです。

綿実油も有害な脂肪酸を含み、フレンチフライなどに使われたり多くの加工食品に含まれていますが、本来食用として収穫されるものではないため、有害な殺虫剤も使用されることがあるほどです。

現代医学の多くの科学者たちは、必須脂肪酸の質と量のバランスが重要であり、飽和脂肪酸とトランス型脂肪の減少は、よりよい結果を生むこととなると明言しています。

脂肪酸の研究で有名な、エドワード・シグール医学博士は、トランス型脂肪と心臓病の関係に相関があることや、心臓病の患者の多くに、必須脂肪酸の不足が見られることを指摘しています。

ラッセル・ジャフ医学博士によると、去勢された豚を飼う農家では動物たちにトランス型脂肪の入った餌を与えていません。

その理由は、動物たちの命が危ないからだというのです。

トランス型脂肪はマーガリンだけに含まれるのではありません。

「水素添加」とか「部分的に水素と化合して」と記された食品は全てトランス型脂肪が含まれていると考えた方が安全でしょう。
 


原因は単純ではないことが多い

インドの北部と南部とでは、心臓病にかかる人口比率に劇的な違いがあることがわかっています。

北部の人は肉食であり、高いコレステロール値をもっていますが、一方南部の人たちは、菜食主義者で、コレステロール値はずっと低かったのです。

現代の常識から判断すれば明らかに肉食である北部の人たちの方が、心臓病の率が高いと思われたのですが、実際は、南部の菜食主義者の人たちは、北部の肉食の人たちより15倍も心臓病の割合が高かったのです。

この理由は、北部の人たちの食事の脂肪源はギーという純正バターであるのに対し、南部の人たちの脂肪源は、マーガリンや加工された高分子不飽和油脂の植物油を使っていたからでした。

しかし、それから20年が経過すると、インド北部での心臓発作による死亡率が増加していることが報告されたのです。

調査では、それまで使われてきたギーに変わって南部と同じく、マーガリンや加工された植物油が使われてきたということが明らかにされました。
 

 

使うなら安全な油を

我々の体にとっては、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸をバランス良く取ることが大事になります。

必須脂肪酸(FEA)のオメガ3とオメガ6脂肪酸は体内で合成できないため、どうしても食事から摂取しなければなりません。

必須脂肪酸はアレルギー、貧血、関節炎、ガン、カンジタ症、憂鬱、糖尿病乾燥した皮膜、湿疹、疲労、心臓病、炎症、多発性硬化症、月経前症候群、乾せん、緩慢な新陳代謝、ウイルス感染などの症状、中毒からの回復に役立つ働きが指摘されています。

オメガ3脂肪酸系列のDHAは植物油のアルファ・リノレン酸から体内でEPAを経て、ある程度の量が合成されます。

オメガ6脂肪酸は十分に摂取されることで、体内でプロスタグランディンE1に変えられますが、せっかく捕った脂肪酸を有効なプロスタグランディンに変えられない場合があります。

これは、トランス型脂肪の摂取やアスピリン、タイレノールのような反炎症性の薬物、あるいはビタミンB6やマグネシウムの不足などによるものです。

オメガ3脂肪酸はとくに学習能力に関係し、心配や憂鬱、聴覚、視覚に影響を与え、免疫システムのバランスを保つ働きがあります。

オメガ6脂肪酸の不足は、免疫システムの問題や胸の痛み、湿疹、高血圧、月経前症候群などをもたらします。

オメガ3脂肪酸は、オメガ6脂肪酸に比べ、絶対的に不足している脂肪酸である深い海に済む魚(青魚)などに含まれるものです。

DHAやEPAもオメガ3系の脂肪酸に含まれます。

このため、これらの魚は油で揚げたりしないようにしたいものです。

さらに、亜麻仁油には約57%ものオメガ3脂肪酸が含まれています。

亜麻仁油にはさらにリグナンという特定の物質も含まれており、ガン、バクテリア、ウイルス感染に効果があるとされています。

以上のことからも、マーガリンをできるだけ使わないで済ますことがお分かりいただけると思います。

有機栽培のギーまたは純正バターを使うことで、ほとんどの問題は解決できるのです。

ギーはインドやフランスのシェフの間で使われる料理用の脂肪で、香りが高く、熱したときに煙や有害な物質が生成されません。

オリーブ油(エクストラバージン)は必須脂肪酸はあまり含んでいませんが、単不飽和脂肪酸(オメガ9系脂肪酸)を豊富に含み、容易に酸化されないため、加熱料理には最適です。

反対にサフラワー油やコーン油などは容易に酸化されてしまうため、加熱料理には使うことは避けるべきでしょう。

加熱されると容易に過酸化脂質が作られ、体内に入ることで活性酸素が放出され、いうガンを初め、高血圧、心臓病など多くの病気の原因になります。

これら油の保管には、油の劣化を避けるため熱はもちろん紫外線は必ず避けることです。

ですがマーガリンに含まれるトランス型脂肪は、飽和した動物脂肪よりも重大な問題を起こすことが指摘されているのです。

 

有効なサプリメントで防御

植物油や魚油(DHAやEPAを含む)を摂取する場合は、ビタミンB群やマグネシウムの摂取を心がけましょう。

脂質の酸化(過酸化)により体内で発生する遊離基(活性酸素)の被害から身を守るため、ベータカロチンやビタミンEの摂取(一日に400IU程度)と、消費したビタミンEを還元し再生する働きのあるビタミンCを500-1000mgを摂取すると良いでしょう。

ビタミンCは体内でさまざま代謝や免疫機能維持にも重要で、積極的な健康維持には一日に3000mg以上を摂取することで、さらに効果的になります。

こうしたサプリメントについては、別に取り上げる予定です。
 

 

20051006 Thurs.

近過ぎて見えない見たくない問題

「何を食べるか?それが問題だ!」を書いた際に、トランス型脂肪の害についてコメントをいただいていました。そこで今日はこのトランス型脂肪についてです。長くなりましたが、ぜひ読んでください。


恐ろしいフライドポテトやパンの朝食

フライドポテトなど炭水化物が多い高温加熱食品には副産物として化学物質アクリルアミドが含まれています。

2005年3月7日、国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同専門委員会は「健康に有害な恐れがあり、食品の含有量を低減させるべきだ」とする勧告をまとめました。

この勧告では、アクリルアミドを減らす努力が特に重要な食品としてフライドポテト、ポテトチップス、コーヒー、パン、トーストなどを挙げています。

同じ食品でも調理時間や温度により含有量は異なるため、専門委は「どの食品は、どれだけ食べても安全か」との勧告は不可能だと発表しています。

WHOではこれが最終結論としているわけでも、絶対的に強い発がん性があるといっているわけではありません。

むしろ、アクリルアミドの発癌性は人でははっきり証明されていないと述べているのですが、動物実験では発癌性ははっきりしていますので、可能性は高いと述べています。

アクリルアミドは「でんぷん」を120度以上に加熱すると生成されますが、その生成条件と結果としての含有量はまだ研究途上です。

蒸す・煮るの調理では生成されないと考えられますので、米食はいまのところ大丈夫だと思われます。

問題は、120度を超える揚げものやとオーブンによる調理による食べ物。

つまりトースト・クラッカー・クッキー・ポテトチップス・フライドポテト・ケーキ等です。

 


絶対に取ってはいけない悪い脂肪

さらにあってほしくないことなのですが、トースト・クラッカー・クッキー・ポテトチップス・フライドポテト・ケーキには大きな問題があります。

「おいしい」ために完全に食べないことが難しいことです。

なのに、まだ問題があるのです。

悪い脂肪とは常温で液体の油脂を使いやすくするために水素を加えて固めた油脂のことです。

マーガリンは製造過程で水素添加という化学処理を行いますが、某一流油脂会社の技術者の話では「水素添加のマーガリンにニッケルが残留することは業界の常識」だというのです。

使いやすくなる反面、分子の立体構造が変わってしまい、自然に存在しないトランス型という脂肪になります。

このトランス型脂肪が体内に入ると、体の機能を調節するプロスタグランディンというホルモンの生成を妨げ、アレルギーや免疫力低下などの重大な結果を招くことがあるのです。

トランス型脂肪の身近な食品はマーガリンやショートニング(味のついていないマーガリン)です。

マーガリンを直接食べなくても、パン、クッキー、ビスケット、パイ、ケーキなどマーガリンやショートニングを使っている食品は、いやになるほど、たくさんあります。

マーガリンとバターを比較すると、心筋梗塞などの死亡率はマーガリンの方が多いことが欧米の研究で、明らかになっています。

マーガリンは常温保存してもカビが生えず、虫も寄り付かない食品です。

マーガリンは自然界に存在しないトランス型脂肪で、体内で上手く処理できないため、自然界に存在するシス型脂肪と同じ対応をします。

ですがトランス型脂肪は細胞膜を弱め、免疫機能が低下したり、有害な物質が侵入しやすくなり、これはクローン病の原因ともいわれています。

もしあなたが何らかのアレルギーに悩んでいるのなら、こうした悪い脂肪を食べていないかどうかを疑ってみてください。              
 


このトランス型脂肪は欧米諸国では禁止あるいは制限されています。

マーガリンの危険性はこれだけではありません。

マーガリンの原料のひとつにヤシ油や魚脂がありますが、これらの油脂は不味くてとても食べられるものではありません。

食品添加物を使用して科学的に美味しく仕上げます。

牛や豚の臓物はホルモン焼やモツ鍋などに利用出来るため捨てる部分はありません。

しかし、魚の臓物は腐りやすく、夏場ですと1日でウジがわきます。

この臓物を絞って取れるのが魚脂で、つまり魚脂を搾取した後の臓物はインスタントラーメンのスープへと姿を変えるのです。
 

 

パンの朝食にはトランス型脂肪のマーガリンを使われる方が多いはずです。

パン自体も製造するときにマーガリンやショートニングを多用します。

パンの耳には多量のアクリルアミドが含まれている可能性がある上に、さらにトーストにすることによりアクリルアミドが増加します。

コーヒーは豆を直接食べないので、比較的安全かもしれません。

クロワッサン・パイなどもショートニングやマーガリンを多用するのでより危険です。

フライドポテトの揚げ油にはトランス型脂肪が多量に含まれています。

カラっと揚がるからです。

外食の揚げ物は信用できません。

しかも、これらは若い人ほど多く摂取するため、健康被害はさらに大きいものになるのです。

 


ちなみに、手元に何らかの菓子類がありましたら、その成分表をご覧になってください。

せんべいやおかきなどにはまず含まれていませんが、洋菓子のたぐいは9割方含まれているはずで、最近は冷凍食品などでも見かけるようになりました。

マーガリンやショートニングと書かれていなくても、加工油脂となっていればトランス型脂肪が含まれている可能性は非常に高くなります。

栄養補給用としてスティック状の食品がありますが、マーガリンを臆面もなく使っています。

『New England Journal of Medicine』(337:1491-1499、1997)のNurses' Health Studyによるとクッキーや外食の多い看護婦の方には、心疾患が多いというのです。

つまり、マーガリンに含まれるトランス型不飽和脂肪酸を多くとると、心疾患が多くなるということなのです。

この報告では、1 日のカロリー摂取量の 2 %に相当する脂肪を、トランス不飽和脂肪酸から不飽和脂肪酸に置き換えると、心疾患リスクは53%低減するとしています。

いかに、マーガリン類が恐ろしいかということがお分かりになるはずです。
 
 


危険なファーストフード

外食産業は、安くて美味しいマーガリンを多く使っています。

 コストを安くするためにハンバーガーにはマーガリンが大量に必要になるからです。

他の信頼できる報告によると、マーガリンを常用することで、心臓死が10%上昇すると記載されています。

これが本当なら、単純計算で日本では一年間に14000人の死因がマーガリンによるものということになります。

他にも、脳血管障害死の原因にもなるはずですから、死者はもっと多くなります。

ちなみに、最近ではマーガリンのテレビコマーシャルが減ってきていることにお気づきでしょうか?

大メーカーは危険性を認識して、宣伝を控えてきているのです。

しかし、こうした危険性は直接目に見えないため、利益第一主義の外食産業の多くは、社会的に大きな問題になるまでは使い続けるでしょう。

食品に含まれるトランス型脂肪酸の量の表示を義務付けることくらいは、やろうと思えばすぐにできるのです。

 

 

素早い米国の対応

デンマークでは、2004年1月1日から国内のすべての食品について、油脂中のトランス脂肪酸の含有率を2%までとすると決定しています。

カナダ・アメリカも今年から来年にかけて含有量の表示を義務付けました。

Check the Nutrition Facts label to find margarines with 0 grams of trans fat. Amounts of trans fat will be required on labels as of 2006.
(アメリカ政府のガイドライン)

アメリカ政府は5年ごとに食事のガイドラインを改定しています。

その最新号にはわざわざ斜めの字でトランス型脂肪の危険性が記載され、できるだけ摂取しないように呼びかけているのです。

改定の中心的ポイントでさえあるのです。

Dietary Guidelines for Americans 2005

http://www.health.gov/dietaryguidelines/dga2005/document/

事の重大性から、2006年1月1日から、すべての加工食品にトランス型脂肪の含有量を表示させるという強制手段に出たのです。

アメリカ政府の意気込みが伝わってきますが、それに比べ日本の現状は情けないものです。

アメリカ政府によれば、トランス型脂肪は悪玉コレステロールのLDLコレステロールを増加させ、善玉のHDLコレステロールを減少させるので、さらに中性脂肪やリポプロテインaも増え、悪影響を及ぼすと言及しています。

心筋梗塞・動脈硬化を増やすというのです。

これを、一般人にも広く周知徹底させるのが目的なのです。


 

1993年LANCET発表の Nurses' Health Study ではトランス型脂肪の危険性がのべられています。

Intake of trans fatty acids and risk of coronary heart disease among women. Willett WC Lancet. 1993 Mar 6;341(8845):581-5.

欧米でも浸透はなかなか進みませんでしたが、今年になってアメリカ政府は大々的に危険性キャンペーンに踏み出しました。

これらの業績は、ハーバード大学のWillett WCらが中心的に行ってきたのですが、それは医師ではなく、栄養学の教授なのです。

このあたりが、日本の医学界ではその理論がほとんど無視されてきた理由のひとつなのかもしれません。

彼等のグループの1997年の推計では、アメリカでは少なくとも年間30000人はトランス型脂肪のために余計に心臓病で死んでいると発表しています。

Am J Clin Nutr. 1997 Oct;66(4 Suppl):1006S-1010S. Health effects of trans fatty acids. Ascherio A, Willett WC

女性の場合トランス型脂肪酸を他のものに置き換えることで、心臓病での死亡率が53%減少するという計算さえあります。

権威ある医学雑誌の論文であり、軽薄マスコミの記事ではありません。

the replacement of 2 percent of energy from trans fat with energy from unhydrogenated, unsaturated fats would reduce risk by 53 percent. Dietary fat intake and the risk of coronary heart disease in women.Hu FB, Stampfer MJ, Manson JE, Rimm E, Colditz GA, Rosner BA, Hennekens CH, Willett WC. N Engl J Med. 1997 Nov 20;337(21):1491-9.

もちろん、マーガリンが悪いといって純正バターを大量に取ればやはりコレステロールは増えかねません。

できるだけ脂肪を減らさなくてはいけませんが、マーガリンを代用するのは非常に危険なのです。
 

 

米国のマクドナルドではこのトランス型脂肪の問題に関して、切り替え遅れの和解金として9億円を支払っています。

マクドナルドは、2002年9月に心臓疾患の原因になると指摘された「トランス型脂肪酸」を減らすため、調理油を2003年2月までに新しいタイプに替えると発表したのです。

しかし、マクドナルドは、フライドポテトなど揚げ物に使う油を健康に配慮した新タイプに切り替えると発表しながら実施が遅れたため、訴訟となり和解金9億円を支払ったのです。

日本のマクドナルドではこの問題について、どう取り組んでいるかご存知でしょうか?

 


日本の現状

このことに気づいた日本の医師の中には、1997年頃からトランス型脂肪の危険性を主張してきた方がいらっしゃるようですが、変人扱いされてきたようです。

興味のある方はググっと検索してみてください。

そうした医師が保健所でこうした点を話すと、栄養士や所長から「先生の話は新し過ぎて理解できない。」と嫌味を言われ、抗議を受けるのです。

さらに、脂肪関連の講演会でこうした医師が演者の大学教授にトランス型脂肪の有害性について質問したところ、演台で「それは何ですか?」と立ち往生されることになり、助けに入った座長の京大の有名権威筋の教授の言葉は「よく解りません。たぶん影響はきわめて少ないでしょう。」というものでした。

トランス型脂肪については、日本の医学会ではほとんど無視され続けている議論なのです。

こうした医師のWEBを見て、教育委員会に進言された方に対しては「そんなことは厚生省は言っていない」とか、栄養学的に証明されていないなどと、クレーマー扱いを受ける始末です。

これが日本の学界や文部省・厚生労働省の実態なのです。


 

選択肢のない日本の学校給食

以前ほどでないとはいえ、給食のパンにはマーガリンがつきものです。

子供の肥満や、生活習慣が原因の成人病が増加し、コレステロールなど高脂血症も子供たちにとって重要な問題となってきています。

昔はバターはコレステロールが多く、植物性のマーガリンは健康によいと信じられてきました。

私もそう思っていました。

限られた予算という温床の中で、安いマーガリンは、油性のビタミンの補充という点だけを見れば便利なため、広く普及してきたのですから、無理はありません。

液体の植物性油を、マーガリンのように半固形状態に変化させるためには水素添加などの化学反応が必要になります。

このときに、自然界に存在しない形の立体異性体トランス型やエライジオン酸という化合物ができます。

これらは人体の中で正常に代謝することができないのです。

人は皮膚、臓器、呼吸器など遺伝子や個人差はありますが、かならず相対的な弱点を持っています。

ですから体に悪いものを食べていると、ある日突然アトピーの症状が出ることがあります。

私はどちらかという、こっちのタイプのようなのですが。

ですが若い時や、人によっては、皮膚に対しての抵抗力が強いため、少々体に悪いものを蓄積しても、全く大丈夫なこともあります。

ただその場合は、直ぐには発症しなくても、他の部分で将来の重大な病気の根となるものを体内で育てていることもありえるのです。

正確なメカニズムには異論があるとしても、トランス型脂肪によって心筋梗塞等が10%上昇するのは統計的にはっきりした事実です。

子供たちの将来を考えると、重大な健康障害がゆっくり進んでいると考えるべきなのです。

厚生省の栄養指針は古く、また他の栄養素との整合性のため、いまだにマーガリンを推薦しているのが現状です。

文部行政も似たようなもので、費用負担を恐れるあまり、予算をかけることをしないのです。

以前はリノール酸が体によいといわれてたこともあります。

ですが今やリノール酸も15年くらい取り続けると、死亡率を上げることが実証され、リノレイン酸やDHA・EPAを取るように推奨されているのです。

ですがこれらについても、いまだに学校給食に反映されていません。

マスコミは、マーガリンメーカー等食品会社は巨大なスポンサーであるため、報道することはありません。

給食からマーガリンを追放するのは簡単で、ジャムに代えればすむことで、通達1つで、簡単に変更できるのです。

学校給食にはいまだに多くのマーガリンが使用されています。

このままでは将来多くの死者を出すことになるでしょう。

医師の中には文部省に対してこうした問題点を提言されている方がいらっしゃるようですが、文部省はまったく無視をしています。

給食は食べない自由はほとんどないのにです。
 


 

参考までに、日本マーガリン工業会の見解をここに引用しておきます。

「週刊朝日」2005年8/5増大号(2005年7月26日発売)の記事「マーガリンで心筋梗塞が増える!?」の内容に関する当工業会の見解について

平成17年8月 日本マーガリン工業会

上記の記事内容について、当工業会としては以下の見解を表明します。第一点は、米国で来年(2006年)の1月1日より、加工食品に含まれるトランス脂肪酸(以下「トランス酸」という。)の量をその商品に表示することが義務付けされることについてです。米国ではここ何十年という長い間、心筋梗塞や肥満の増加が大きな社会問題として取り上げられ、これにどのように対処していくかという課題が様々な立場から研究され、検討されてきました。行政府の施策としては、消費者が食品を摂取する際、可能な限り正確で役に立つ情報を提供するとの方針の下に、1993年から、当該食品に含まれる飽和脂肪酸とコレステロールの量を容器(或いは包装)に表示することが義務化され、現在も続いています。トランス酸に関しては、その後も継続して種々論議が交わされた末、2003年7月(今から2年前)に連邦政府保健福祉省食品医薬品局(HHS FDA)が、2006年1月1日からトランス酸も追加して表示を義務化することを明らかにしました。このように、米国の措置は同国の人々の健康や病気に関する長い間の調査・研究、検討を背景として、同国の実情に即して行われているものです。

第二点目は、自然界に存在しているトランス酸についてです。トランス酸は種々の生物にも微量ではありますが存在しており、比較的含有率の多いのが牛肉や牛乳・乳製品で、脂肪中4〜5%含まれています。世界各国の人々の食生活におけるトランス酸の摂取についてみると、ヨーロッパのいくつかの国々では乳製品からの摂取がマーガリンなどからよりも多いことを示している研究報告もあります。このように、人間とトランス酸との間には長い付き合いの歴史があります。以上を踏まえて申しますと、現在の科学的知見に基づき、当工業会は、トランス酸の摂取に関しまして、日本人の食生活の現状で何ら問題とはならないと考えております。皆様の日々の食生活におかれましては、先般政府(厚生労働省・農林水産省)より公表されました「食事バランスガイド」にも示されておりますように、穀物、肉、魚、野菜、果物などいろいろな食物をバランス良く採っていただくことが何よりも大切と考えます。

 

 「トランス脂肪酸」について

平成16年6月 日本マーガリン工業会

広く食品中に含有されているトランス脂肪酸(以下「トランス酸」という)の摂取については、 これまで世界各地でさまざまに議論されてきております。

そして米国においては先般、飽和脂肪酸及び食事由来コレステロールの摂取の他に トランス酸の摂取が冠動脈心疾患のリスクを高めるLDLコレステロール (「悪玉」コレステロール)のレベルを上昇させるという科学的知見に基づいて、 2006(平成18)年1月1日以降、食品の栄養成分表示欄に飽和脂肪酸、コレステロール に加えてトランス酸の含有量も明記することが義務付けられました (米国連邦政府保健福祉省食品医薬品局(HHS FDA)の2003年7月11日付け規則)。

トランス酸に関する知見につきまして、当工業会は、おおむね次のような見解を持っております

1. トランス酸は、先般の米国の措置でも述べられているように、血中LDLコレステロールを上昇させ、HDLコレステロール(「善玉」コレステロール)を低下させるといわれています。しかしその作用については、トランス酸の摂取量が摂取した総エネルギーに占める割合 (エネルギー比と言います。単位は%)でみて2%以下であればほとんど影響しないこと、 さらに、同時に摂取するリノール酸量がトランス酸量よりも多いとその作用が低減することが明らかにされています。またWHO(国連世界保健機関)/FAO(国連食糧農業機関)の合同専門家協議会報告書では、 エネルギー比でトランス酸の摂取は1%未満を提唱しています。

2. そこでトランス酸の国民一人一日当りの摂取量をみますと、米国では5.8g、 エネルギー比で2.6%(注3)、西欧の14カ国では1.4〜5.4g(エネルギー比で0.5〜2.1%)と見積もられています。これに対して日本人の場合は1.56g、エネルギー比で0.7%と低く(注5)、その上リノール酸を 10.85g(トランス酸の約7倍)摂取しています。従って、普通の食生活においてトランス酸の摂取過剰によるリスクを心配する必要は全く ないものと考えています。

3. トランス酸は、液体の油を固体脂に替える際に生成しますが、自然界には乳や乳製品、反芻動物にも脂肪中に4〜5%含まれています。マーガリンやショートニングなどの固体脂(食用加工油脂)はいろいろな加工食品に使われて、私達の食生活を豊かにするのに役立てられています。

4. また、脂肪酸の摂取と冠動脈心疾患のリスクとの関連を考える時には、トランス酸と共に飽和脂肪酸に注目する必要があります(米国の措置でもこれに言及しております)。飽和脂肪酸は血中LDLコレステロール濃度を上昇させる大きな要因といわれております。従って、私達は摂取する飽和脂肪酸の総量にも気をつけなければなりません。

5. 飽和脂肪酸の摂取量(一人一日当り)をみますと、米国人では25g、エネルギー比で13%にもなっているといわれており、アメリカ心臓病協会は その食事ガイドラインで、米国人の飽和脂肪酸摂取量を全エネルギーの10%以下に制限するよう 勧告しています。一方、日本人の飽和脂肪酸摂取量は、1995年で16.5gと推定されており、これはエネルギー 比で7.3%になります。このように、飽和脂肪酸の摂取量に関しましても憂慮することはありません。

以上のように、トランス酸及び飽和脂肪酸の摂取に関して、現在の日本人の食生活において何ら問題はないと考えております。そして日々の食事では、肉、魚、穀物、野菜、果物などいろいろな 食物をバランス良く採っていただくことが何よりも大切と思います。当工業会としましては、これからも脂質栄養の研究や国際的な規制等の動向について引き続き注視していく考えです。

 

食品を買うときは必ず成分表を見る習慣をつけましょう

日本の食品に含まれる総脂肪酸中のトランス型脂肪酸の平均割合

ドーナツ0.8-23.9%・ フライドポテト0.8-19.5%
マーガリン13.5%・食パン9.3%
レトルトカレー6.2%・チーズ5.7%
牛乳4.5%・牛肉バラ4.9%
バター4.1%・牛肉ヒレ2.7%

私は医者ではないうえに、以上のことはネット上で調べたことを自分でまとめただけのため、完全に正確ではないかもしれません。

ですが話半分としても、この問題の大きさには注意を払うべきだと思い、こうして書いています。

こうした現状から私は朝食は抜き、昼夜とも和食にして、ビタミンはできるだけ果物から摂取し、不足分はサプリメントで補っています。

和食の欠点はカルシウム不足になりやすいことですがこの点にさえ気をつければ、現状ではベストの食事だと考えています。

医学会では、アメリカ式の食事は完全に否定されてきているというのが趨勢です。

さらに、アクリルアミドの発がん性においては、オーブンで長時間加熱するクッキーやケーキ、ポテトチップスも同じ意味を持っているのです。

クッキーケーキふんわり、あるいはサクっとさせるために、使われているバターの代用のショートニングには多量のトランス型脂肪が含まれています。

若い人にはフライドポテト・ポテトチップス・クッキー・ケーキ・揚げ物・マーガリンを食べないで過ごすことは、不可能でしょう。

禁止するのが筋なのですが、すでにその製品で会社を支えるという仕組みができている以上、現実的に今すぐには無理な話だと思われます。

こうした話をすると家族にも嫌われてしまうのが現実です。

正論は通りにくいのが世の中で、そうして考えると、とかくこの世は窮屈なものですね。

ですが大人として、声を大にして叫びます。

食品添加物規制が甘い日本は、奇形児発生率は世界一なのです。

さてあなたはどうしますか?

食べるも食べないも、あなたの自由なのです。

 

 

 

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