一日二食                                          

 


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一日二食の索引


1014 Fri.

食事で人生を変える方法

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夕食から翌日昼食まで18時間の間隔を空けるのがポイント

朝食抜きの一日二食というのは、朝食を抜き夕食から昼食まで何も食べず、間隔を十八時間以上空けることが基本となります。

ただし、2時間程度の誤差、つまり16時間まではかまいません。

生活の都合上、やむをえず間隔が短くなることもあるでしょうが、なるべくこの基本を守ることです。

ですから、夜食を食べていては、いくら翌朝の朝食を抜いても、朝食抜きの一日二食とはいえません。

仕事の都合などで夕食の時間が遅い場合は、昼食の時間を午後2時ごろにするなど、できる範囲で工夫をしてみてください。

なお、朝食ではなく、夕食を抜く方法でもよいのではと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、朝食抜きは、午前中を排泄の時間としてとらえることに大きな意味があります。

また、夕食は一家団樂のときですから、家族や人間関係などから考えても、夕食抜きの一日二食は実行するには少々無理があることが多いはずです。




夜食や間食をやめよう

朝食抜きの一日二食を始める前に、夜食の習慣がある人は、まずやめることから始めましょう。

夜食や遅い時間にとる夕食は、食べてから寝るまでの時間が短いため、胃腸にとって大きな負担になるうえに、便秘の原因にもなります。

夜食としてはカップ麺やインスタントラーメンなどがポピュラーですが、こういう健康にとってよくない食品はこの機会にやめることをお勧めします。

もう一つ、大事なのは、間食をやめるということです。

間食というのは食事と食事の間にとる軽食のことなのですが、間食にパン、ケーキなどのお菓子を食べる習慣がある人は多いはずです。

私も以前はそうでした。(笑)

カップ麺やインスタント麺を間食として食べる人もいますが、間食をしていては、いくら朝食を抜いても、それは朝食抜きの一日二食とはいえません。

また、砂糖やクリームをたくさん使用したお菓子の食べ過ぎは、健康を害する大きな原因です。

といっても、甘いものが好きな人の場合、いきなり完全にやめることは難しいでしょうから、まずは量を減らすことから始めてください。

徐々に慣れればできるようになります。




朝食の量を減らすことから始めよう

夜食や間食をやめることができたら、次は朝食抜きの一日二食の実行ですが、最初のうちは、なかなかうまくゆかないでしょう。

これまでずっと一日三食、食べていた習慣を変えていきなり朝食を抜くと、人によっては以前よりも昼食や夕食の量を食べ過ぎる場合があります。

あるいは、以前は間食をしなかったのに、間食をするというケースもあります。

健康を害する最大の原因は食べ過ぎにあります。

朝食を抜くことの理由の一つは食べ過ぎないようにすることにありますが、朝食を抜いても、昼食、夕食を食べ過ぎていては、朝食を抜く意味がなくなります。

ですから、朝食をいきなり抜くのが無理な人の場合、まずは朝食の量を少しずつへらしてください。

いきなり朝食を抜くと、フラフラするという人もいるでしょう。

これは、それまでの食生活がたたり、腸に宿便がたまっているために起こる反応なのです。

たいていの人は一週間から10日程度で慣れるはずです。




朝食を抜けるようになったら

最初のうちは昼食、夕食の内容も量も、以前と同じでかまいません。

おなかが減ると、グーグー鳴るようになりますが、これはモチリンが分泌されている合図だと考えてください。

腸が蠕動して、宿便が剥がれている音だとイメージすることで、空腹を我慢しやすくなるはずです。

最初の2-3日は、気持ちのうえで物足りなかったり、体に力が出ないように感じたりするかもしれませんが、二週間もしないうちに慣れてきます。

ただし、できれば、昼食だけは腹八分にしましょう。

というのは、朝食を食べているときと違って、朝食を抜くと前日の夕食から何も食べない断食状態が長いため、従来と同じ量の昼食をとると胃腸に負担を強いることになるからです。

胃腸のためにも、昼食はできるだけ少なめにするよう心がけてください。

朝食抜きを続けるだけで、二週間もすると、朝食を食べていたときよりもむしろ、頭がスッキリしてきて、体も楽になったことを実感するはずです。

便通もよくなります。




朝食を抜くようにしただけで、大半の人が、朝起きたときの目覚めの爽快感を味わえるようになり、体調がよくなったことを実感するはずです。

このように朝食を抜くだけで、健康にもたらす影響は想像を上回るものとなるはずです。

私は実際に実行した結果、強く実感しているためにここで書いいるのですが、私の家族や多くの友人が、その恩恵に浴しています。

夜食や間食をやめて、朝食抜きの一日二食にするだけで、食養生法としては素晴らしい効果があるのです。

しかも安上がりで、さらに食べるものすべてがおいしく感じられるため、次の食事の時間が待ち遠しくなります。

惰性で3食を食べていた時とは、全く違った世界が展開されるのです。

大事なことは途中で挫折をしないように、無理をしないで、段階的にゆっくりと続けることです。

ここまでができるようになれば、さらに意識を高め、さらに上の段階へ進むことができるようになります。




朝は野菜ジュースを飲む

これまで朝食を食べていた人が朝食を抜くと、物足りなさを感じるはずです。

その場合、午前中に野菜ジュースを飲むことをお勧めします。

空腹感が強い場合、これを飲むことで空腹感が緩和されますが、栄養の補給にもなるし、排便を促す効用も得られます。





水分をしっかり補給する

朝食抜きの一日二食で重要なことの一つは、午前中、水分をしっかりとることです。

この方法の第一人者である甲田先生は、次のような実験をされたことがあります。

一人の人には夜寝る前に1リットルの水を飲み、朝食は何も食べない。

もう一人の人は夜寝る前に一リットルの水を飲んで、朝食をたっぷり食べる。

この二人を比べたところ、朝食を食べずに水を飲んだだけの人は午前中に1.3リットルの尿が出て、朝食をとった人は0.7リットルの尿しか出なかったのです。

つまり、朝食をとった人は排尿が抑えられ、余分な水分がむくみとして体内にたまっているということです。

むくみがあるということは、水分の代謝はもちろん、血液の循環も悪いということですから、健康にとって大きな問題です。

一方、朝食をとらなかった人は、体内にたまっていた水分がきちんと排泄されたわけです。

水分の摂取は、便や宿便、体内毒素の排泄などを促します。

水分は、生水と柿の葉茶から摂取するのが基本であり、理想的です。

ただし、水道水には塩素が使われているので、浄水器で濾過して使用してください。

生水を飲む理由は、体内の老廃物や毒素をクリーニングするのに最適な水分摂取手段であるからです。

夜間の睡眠中は水分が失われるため、午前中に最低でも500ミリリットルの水分を補給するようにしてください。

一日合計では1.5〜2リットル程度を摂取します。




水分は空腹時に摂取すること

健康のために水分を摂取するコツは、空腹時にとり、食事中や食後三時間はとらないようにすることです。

食事中や、食べたものがおなか(胃)にあるときに水分をとると、胃酸が薄まるし、水分の排出が抑えられて、むくみの原因にもなるからです。

厳密にはそうすることが望ましいのですが、食事中の味噌汁や食後のコーヒーが絶対にいけないというわけではありません。

できるだけ避けたほうがいいのですが、食後のコーピーを楽しむくらいはよいでしょう。



柿の葉茶でビタミンCの補給を

柿の葉茶は、酸性で、しかもビタミンCが豊富で、かつ胃腸にやさしいお茶です。

ビタミンCは天然のものを摂取することが重要で、そのために最適なものが柿の葉茶です。

天然と合成のビタミンCを比べると、体内での吸収率がまったく違い、天然のものがはるかにすぐれています。

身近な飲料として最近、緑茶の健康効果が注目され、抗酸化作用がすぐれているカテキンが豊富に含まれていて、ガンの予防に役立つといわれているようで、人気になっています。

しかし、緑茶はアルカリ性なので胃の酸性度を弱め、胃腸を荒らします。

ですから、緑茶は嗜好品としてたしなむ程度にとどめた方がいいでしょう。

なお、紅茶やウーロン茶、コーヒーなども、同様の理由から、水分摂取のための飲料としては考えず、あくまで嗜好飲料と考えてください。




塩分の補給を忘れずに

塩は血圧を上げる原因になるからと、塩分をできるだけとらないようにしている人が案外多いようです。

しかし、塩は昔から「命の塩」と形容されるように、私たちが生命や健康を保つために絶対に欠かせません。

空腹時は肝臓でエネルギーが合成されますが、その際にナトリウムが必要なのです。

外食や加工食品、インスタント食品などは、一般に塩分がたくさん含まれているので、人によっては塩分をとり過ぎている場合もあるでしょう。

塩分のとり過ぎはよくありませんが、目安として一日7グラム程度は必要で10グラムまではよいでしょう。

できれば、合成塩でなく、天然塩を利用してください。

なお、夏季の発汗時には汗の中に失われる塩分の補給を忘れずに、しっかりとってください。

塩の効いた枝豆を食べることは、最高の蛋白質を摂る手段の一つなのです。




慣れてきたら昼食や夕食の量を減らす

朝食抜きの一日二食に慣れてきたら、次に昼食、夕食ともに腹8分の量にへらします。

腹八分とは感覚的な基準ですから、満腹を10割として、その8割程度の量と考えるとよいでしょう。

あるいは、具体的に、以前の量の8割程度にするのも、腹8分の目安になります。




便秘気味の人はスイマグ

朝食を抜き、午前中に水分をしっかりとるのは、排便をよくし、宿便の排泄を促し、宿便をためないようにするためです。

ですが、これまで朝食を食べていた人が朝食を抜くと、一日の食事の全体量が減るため、胃腸の働きがもともと弱い人は、最初のうち、便秘がちになることがあります。

それを防ぐためにはスイマグを飲むことをお勧めします。

スイマグとは、水酸化マグネシウムの略で、緩やかな下剤作用を持つほか、宿便から出る一酸化炭素や、体内で酸素が変化してできる活性酸素(老化や病気の原因物質)などの有害物を消してくれる働きがあります。

体に必要なミネラルのマグネシウムの補給にもなります。

朝起きてすぐ、10ミリリットルのスイマグを一合(180ミリリットル)の水に溶かしてて飲むとよいでしょう。
一般の薬局で「ミルマグ」という製品が市販されています。

スイマグとは若干濃度が違うのですが、ミルマグのほうが入手しやすい場合はこちらを使ってもかまいません。

 

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