ストレスはあらゆる病気を創り出す

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高齢化社会になると当然、健康にまつわる話に耳を傾ける人が増えてくるわけだが、そのベースになっている基本的な知識は、意外に聞きかじっていただけと言うレベルの上に成り立っていることが多い。

その気になれば、自分で調べることもできるが、普通に検索しただけでは、検索条件がたまたま良かっただけという知識を釣り上げるだけで、それが本当に正しいかどうかはわからないのだ。

      

特にスマホだけを使って検索していると、スマホが抱えている、検索という作業を行う上での、物理的な限界があるため、PCの複数大画面を駆使した検索には到底及ばないのが実情だ。

たとえば卵一つを取っても、「コレステロールが多いので食べすぎは良くない」などといった迷信にも近い説を未だに信じている人の何と多いことだろうか。

   

健康に関して正しい知識を身につけるために欠かせないのが、分子栄養学の知識だ。

筆者は、三石巌先生著作の本を数冊読破し、基本となる分子栄養についての基本を頭に入れた上で、様々ないわゆる健康器具の選定の際に役立てている。

 

脳・筋肉・骨を蘇らせ、活かすためには、分子栄養学を知らずしては、その入り口を通ることさえできないといっても過言ではないだろう。

つまり科学的な発想がなければ健康な状態で、人生の後半を楽しむことは非常に難しくなり、そうなると、運を天に任せて生きなければならなくなってしまうのだ。

   

  

脳の情報処理能力のピークは60歳台

 

二十世紀最大の科学の成果といわれる遺伝子の学問が発表されたのは、1953年のことになる。

脳生理学者によると、脳に収められた情報量が最大になるのは50歳台で、情報処理能力が最大になるのは何と60歳台なのだ。

 

われわれは価値のある時間を過ごすこともあるが、価値のない時間を過ごす場合もあるはずだ。

では高い価値の時間というのは、どういうときなのだろうか?

  

高い価値の時間とは、果たして宝くじにで大穴を当てたときなのか、ゴルフのスコアが良かったときなのか、人に喜んで貰うことをやったときなのか?

これは、人によって違うはず。

  

つまり何に価値を置くのかによって、幸せ度は変わってくることになる。

こうして考えてゆくと、最も価値のあるものは、自分の生命だということに気がつくはずだ。

 

いいかえれば、時間は生命そのものだと置き換えることができるわけだ。

  

 

幸福な時間を持てる人と持てない人

 

幸福で満足しているという状態は現実の肯定から生まれる。

現実をそのまま肯定すれば、愚痴は出ないはずだからだ。

愚痴の出ない状態は満足の名に値することになる。

  

一般的にポケた親の介護はつらいものだ。

だが、それを自分で負わなければならないと党悟したら、その現実を肯定することだ。

 

そこから満足が生まれ、いずれ幸福感を味わうことができるようになる。

  

  

ストレスが病気の根源

 

物体の内部に応力という名の内力が生じるのは、その物体に外から外力が働いた結果であり、このチカラを生むものはストレッサーと呼ばれている。

ストレッサーが働くとストレスが発生する、というのがストレス学説の考え方だ。

 

我々のカラダに外から加えられるストレッサーは多種多様であり、一つだけではない。

餓えや渇き、高温や低温、心労や筋肉疲労、医薬・農薬・食品添加物などの異常化学物質、活性酸素、放射線照射等々があり、それらはストレッサーとして総括されている。

  
この多様なストレッサーは、その種類を問わず、体内に同一の現象を誘導することになる。

つまり、副腎皮質の活動だ。

 

これこそがストレスの正体ということになる。

副腎皮質は抗ストレスホルモンとして、コルチゾン、コルチゾール、ヒドロキンコルチゾールなどの分泌を開始する。

 

そして、ストレッサーのつくり出すさまざまな障害を食いとめようとする。

そのために副腎皮質は肥大して、ホルモンの増産を始めるわけだ。

 

これらのホルモンは、分類上ステロイドホルモンに属する。

医薬としてステロイド剤というものがあるが、これが治療効果を現わす病気は200種を超えるといわれる。

 

つまりステロイドホルモンの自家生産が不足するとびょうきになるわけで、つまりはストレスによる病気の種類は200以上あるということになる。

これらはストレス病と呼んでも差しつかえないはずだ。

 

こうして考えると「病因と病気との一対一対応説」は根底からくずれ去ってしまう

つまり薬を飲むだけでは。一時的な症状を軽減させることはできても、根本的な部分は治せないことに気が付くはずだ。

 

数あるストレス病のうち、特定の人間にどの病気が出るかということは、その人の体質によって決まってくるわけだ。

現代社会の人間はストレッサーの海を泳いでいるようなものだ。

  

サラリーマンに例をとれば、長時間満員電車に乗り職場に出勤し、職場ではぎくしゃくした人間関係の中に身をおくことになる。

そして、長時間労働でくたびれ果てた状態で、満員電車に乗りこんで家に帰る。

 

この現実を肯定し幸せに感じる人は、一体どの程度の割合いるのだろうか?

上司の覚えがよくなり、業績が上がるとかの条件が加われば、現実が肯定できる、という場合はあるかもしれない。

 

だがこうしたストレスが重なってゆくと、抗ストレスホルモンの生成と分解とがレベルアップされることになる。

そのため、生成量が不足すれば、ステロイド剤が適用されるような病気に襲われるのだ。

 

ストレツサーは副腎皮質に負荷を与える。

その負荷を少しずつ大きくすることによって、副腎皮質の抗ストレス能力を高めることができる、という考え方がある。

 
ストレッサーに強いからだをつくる方法としては、いろいろなスポーツを行うという方法がある。

ジョギングはその一例だ。

     

ストレス学説から言えば、ストレッサーに強くなったからだは、どんなストレッサーに対しても強くなるはずなので、冷水浴でもジョギングでも、狙いは一つということになる。

このようにストレッサーの海を泳いでいる現代人は、ある程度ストレッサーに強いからだを持たなければ、時間にプラスの価値を与えることができなくなるのだ。

 

つまり幸福感を伴って充実した人生を過ごすことが不可能になるというわけだ。

ストレツサーが強ければ強いほど、そこに生きる人間の生命に高い価値を与えることがむずかしくなってゆくのだ。

 

物事を気にするとは、その物事を精神的ストレッサーに仕立てることを意味するのだ。

ある意味、物事を気にしない人は得だといえるだろう。

  

CS60で施術をしていると、腹部の硬い人が多い。

物事を気にする傾向のある人は、それを改めるように心掛けるだけで、腹部は柔らかくなってゆく。

   

最近施術ベッドに神経派磁力線をパルス状に発生させる、セルパワーを導入したのは、こうしたストレスの軽減に大きな効果が見込めるためだ。

病気に関する感想 Vol.1のリストを見ると、実に多くの症状が並んでいる。

 

 1-1 『生理痛が消えました』
 1-2 『悪性腫瘍が消えました』
 1-3 『肝臓がんの腫瘍が見えなくなった』
 1-4 『子宮筋腫が外に出てきた』
 1-5 『骨折の痛みがピタッと治まりました』
 1-6 『高血圧でしたが血圧が下がりました』
 1-7 『狭心症の痛み止めのアスピリンが半分以下に』
 1-8 『前立腺がんのマーカーの数値が良くなりました』
 1-9 『角膜の透明度が少しずつ上がってきています』
 1-10 『足が可動し易くなった』
 1-11 『脳梗塞の頭のフラフラが楽になるようでした』
 1-12 『血圧は若干下がりました』
 1-13 『発作が減り、症状も軽くなった』
 1-14 『糖尿病でつま先がジンジンしていたのが和らぎました』
 1-15 『脳梗塞の後遺症が、字がふるえず書ける迄回復しました』
 1-16 『痛みが軽くなった』
 1-17 『少しの距離なら杖なしで歩けるようになりました』
 1-18 『足先の水ぶくれがすぐに治まった』
 1-19 『リンパの流れが良くなったような感じです』
 1-20 『偏頭痛の初期に効果がありました』
 1-21 『黄斑前膜が剥がれたようです』
 1-22 『脳梗塞後の手のしびれが、ましになりました』
 1-23 『鼻の通りが良くなりました』
 1-24 『ヘモグロビンA1Cが下がりました』
 1-25 『PSA値が下がるようです』
 1-26 『高血圧と糖尿病が改善しました』
 1-27 『少しですが、臭いが分かるようになりました』
 1-28 『内出血の痛みがすぐに消失しました』
 1-29 『アトピー性皮膚炎が一部改善しました』
 1-30 『糖尿病が改善されました』
 1-31 『血行が良くなりました』
 1-32 『腎臓も良くなっていました』
 1-33 『花粉症も とても軽くなりました』
 1-34 『アルツハイマーの薬が不要になりました』
 1-35 『横腹の激痛が消えました』
 1-36 『腫瘍による体の痛みが寛解します』
 1-37 『PSAが下がりました』
 1-38 『友人のガンが小さくなったようです』
 1-39 『良い品だと思います』
 1-40 『放射線治療でつらかったのが、楽になりました』
 1-41 『効果がないのかもしれない、と感じています』
 1-42 『1週間位で頭痛が楽になりました』
 1-43 『コレステロール値が少し下がりました』
 1-44 『頭痛には本当によく効きます』
 1-45 『膵癌の末期でも、痛みが無かったようです』
 1-46 『骨髄腫の痛みが軽減されると言われてます』
 1-47 『首下がり症候群が、少し改善しました』
 1-48 『蜘蛛巣状血腫が、無くなっていました』

   

ストレスによる病気の種類は200以上あるわけだが、この症状の多様性を見ると、ストレスが引き金となっているのではないかと感じるのは、筆者だけではないはずだ。

   

細かいことを気にし過ぎると、すれがストレスとなり、内臓を緊張させ、腹部が堅くなってゆく。

狂牛病が問題になると、牛の肉や乳などを原料にした食品を即座にやめたりする人がいる。

 

一方でこんなことにはまったく振りまわされない人がいる。

瑣末なことを気にしない、気にならないようになるためには、分子栄養学という科学を勉強することで、本当は何をきにしなくてはならないのかという切り分けができるようになる。

 

魚のおこげの発ガン作用を気にしたり、水道水のトリハロメタンの発ガン作用に過剰に怯えたりする人がいる。

分子栄養学を知る者からすれば、これらはまったくのナンセンスだ。

 

分子栄養学という科学を勉強し、正しい知識が身についてゆけば、ストレッサーによって受けるストレスは大幅に制限されることになるのだ。

つまりストレッサーの刺激に負けないに強い人間になるためには、間違った情報によるストレスを受け付けないような考え方をすればよいのではないだろうか。

    

   

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