セルパワー、という神経波磁力線発生器を販売している会社から、「シンプル瞑想」という「心がくつろぐ音響機器」が販売されている。
奇跡の実現―欲望を捨てれば不可能が可能になるという著書から、シンプル瞑想の仕組みを考案した、政木和三先生による説明を一部引用させていただく。
脳波をシータ波にすると誰でも超能力者になる
脳波を下げて「心頭減却」
人間の脳波は、普通に生活している状態ではベータ波で、1秒間の周波数は13ヘルツ以上である。
リラックスして心のいらだちがなくなると、脳波は13ヘルツ以下に下がってアルフア波となる。
さらに、脳波が8ヘルツ以下に下がると、シータ波になる。
たとえば、手術の時に麻酔注射をすると、脳波は6.4ヘルツに下がる。
シータ波では、自分の意識は皆無の状態となる。
欲望がなくなって、誰でもスプーンぐらい曲げられるようになる。
脳は電気的な働きをしており、普段はベータ波が優勢で脳活動が分散し、力が発揮できない。
人間が集中・記憶・創造力などを高める時にはアルフア波を優勢にする必要がある。
野球の落合選手がイメージトレーニングでホームランを思い浮かべる時、脳波はアルフア波が優勢になる。
さらに、脳波がシータ波になると、時間も何100万分の1となり、10年後、100年後が明瞭に見えてくる。
ある夏の暑い日、数人でお茶を飲みにいったが、全員上着を置いてきていて、支払い時に誰もお金の持ち合わせがないことがわかった。
するとその時、どこからともなく一万円札が飛来し、それで支払うことができたのである。
帰宅して一万円札をテーブルに置いて合掌すると札は消滅した。
また、湾岸戦争中に、東京で講演をした時、「湾岸戦争はいつ終わりますか」との質問があった。
私はちょうどふと頭に浮かんだので、「1ヵ月後の2月26日、夜7時です」と答えたが、岡山に帰ってから「変なことを言ってしまった。どうしてあんなことが浮かんだのだろう」と社内で話していた。
ところが、私の予告通り、2月26日に戦争は終わったのである。
翌27日には、多くの人々から当たりましたねと言われたものである。
なぜこのようなことが起こるのか、自分でも不思議で仕方がなく、人知れず悩むこともあった。
しかし、考えてみるに、おそらく脳波がシータ波になり、時間が短縮されたために、未来がわかったのではないかと思われる。
脳波がシータ波になると時間が変化し、1年間の365日が300分の一秒となる。
つまり、10分間ほどの出来事は、シータ波の状態ではたった1600万分の1秒以内ということになり、容易に入れ替えることができるのである。
また、脳波がシータ波になると、自分の肉体も思うように操れる。脈拍、心拍数を変えることはもちろん、病気を治したり、反対に病気にさせることもできる。
阪大医学部にいた時、それに関する実験をしたことがある。
自分をシータ波の状態にして、万年筆を持つ。
そして「焼け火箸をつけた」と念じながら、万年筆を腕にあてるのである。
すると、そこが水ぶくれになっていた。
「病いは気から」という言葉もあるように、自分で病気だと思うと本当に病気になってしまうということが、ここからもわかる。
腹式呼吸でシータ波状態をつくる
私は小さい頃、胃腸が弱く、青びょうたんと呼ばれていた。
おまけに吃音があったため、極端なひっこみ思案で、人前で話せないほどだった。
そこで小学校一年生の頃、これを克服しようと、腹式呼吸を始めることにした。
息をゆっくりと7秒間で吸い、それを下腹に押し込むようにして7秒間止める。
そしてまたゆっくりと、7秒間で息を吐き出す。
2年生の頃には、10秒間で吸い、10秒間止めて、10秒間で吐き出すようになった。
その呼吸法を毎晩1時間ずつ続けた。
そして3年生の頃には20秒間ごとになり、やがて一分間に一呼吸できるまでになった。
その頃、母がお寺から日蓮宗の経本をもらってきた。
私の母は明治26年3月の生まれであったが、その90歳の誕生日に永眠した。
90年は苦しみの一生であった。
21歳で村の男と結婚し、子供が2人できた頃からシャクに襲われ、激しい腹痛が定期的に起こるようになった。
そのたびごとにモルヒネの注射を打ちて痛みを止めていた。
それで、母は28歳の頃、病気のつらさに打ち克とうと日蓮宗の信仰に入ったのである。
母が持ち帰った長い折りたたみ式の経本の中は、漢字の行列であった。
ところが、私は読めぬはずの経文の意味がわかるような気がして、母にお経の意味を語り出したのである。
死ぬ2日前に、母は「あの時、和三がお経の意味を話してくれたから意味がよくわかつた」と、私に語った。
私はそのことを忘れていたが、言われて思い出し、仏壇にあったその経本を取り出して見た。
しかし、今見ると意味は全然わからない。
漢字の羅列であり、難解な文章の連続としか思えない。
ともあれ母は、死ぬことによってその90年間の苦しみから解放されたのである。
母は信仰に入って40年も過ぎた頃から、自分の前世がわかるようになっていた。
私は前世で人殺しをやっている。短刀で腹を刺して人殺しをした」と言っていた。
火葬場でその言葉を慄然として思い起こした。
胃のすぐ下を短刀で刺して殺したと言っていた。
前世の殺人の傷と同じ場所が、焼けずに残っている。
それも、黒く残っている。胃と小腸が癒着していたのだ。
その癒着によって、一生涯音しみ通したのだ。
胆石だろうとのことで開腹手術をしたことがあったが、手術後も痛みは去らなかった。
体を動かすと痛いから、どこへも行かず、生まれてから死ぬまで、同じ村の中で一生を過ごしたのである。
前世で行った過ちを今生で償うことをこれほどはっきり見せてくださった神に対して、自然と感謝の涙があふれ出し、涙は母の遺骨の上に落ちた。
ところでそれから2年後、空海の再来として「今大師」と称されるN和尚に会うことによって、私には60歳の今日まで、必要な時に日蓮の生命体が背後霊としてついていたことが明らかとなり、小学三年生で経本を解読した謎が解けたのである。
右脳と左脳のシステム
人間の脳が左右によって異なる働きをすることはご存じだろう。
人間は、物を見たり聞いたりした時、まず右脳が感覚的にそれを捉え、その情報を理性や記憶を受け持つ左脳に送りこんで記憶に残す。
しかし、人間は個人の資質により、どちらかの脳を偏って使っている。
だから、左右の脳を同時に動かすことができれば、聴覚や視覚情報に、はかり知れない効果があらわれるはずだ。
左右の脳にパルス音を与えることで、脳波をアルフア波以下にできないかということを実現したのが、私の発明した記憶力増強・潜在意識開発用装置「パラメモリー」である。
この装置は、精神が一番安らかになる周波数と、それより少し低い周波数の音を左右の耳から送り込むものである。
右耳から入った音は右脳に60%、左脳に40%伝わり、左耳に入った音は左脳に60%、右脳に40%伝わるために、両脳が同時に働き、両耳から入った音の周波数差を、左右の両脳はビート音として検出することになる。
これは両脳が同時に作動しなくては起きない現象である。
両脳が同時に働くことによつて、両脳のバランスがよくなり、脳波はアルファ波以下に低下し、集中力や創造力、直感力を強くし、また、自律神経のリズムを良くすることにより肉体的ストレスも軽減することになるというものである。
実はこの装置の原理は、今から50年も昔に作ったものである。
人間の右脳はインダクションコイルで示されるようなもので、磁力線に反応する。
そして左脳はコンデンサに示されるように、記憶をつかさどっている。
このコイルとコンデンサを直列にして、両端に交流30ボルトの電圧を加えて電圧を測ると、コイル側がC200、そしてコンデンサ側がL210となる。
つまり、コイルとコンデンサが交流の周波数に共振していることによって、電源電圧の10倍も高くなっているわけである。
人間の脳でも同じことが起こる。
ところが、抵抗Rを挿入すると、この200ボルトの電圧が30ボルトに下がってしまう。
この抵抗Rは、人間の場合はストレスにあたり、一生懸命になればなるほど多くのストレスが発生して、効果があがらないことになる。
そこで「バラメモリー」によって、小さな発振器からイヤホーンによって、左右の耳に音を与えるのである。
自分でテストしていると、ザーッとやかましく聴こえていたクーラーの風の音がなくなり、コンプレツサーの圧縮機のキュッキュッという音になった。
さらに暑さが消えて「心頭減却すれば火もまた涼し」の状態になったのである。
そこで専門書の難しい箇所を読んでみたところ、頭の中に焼きつけたように入っていく。
一読すれば即座に覚えてしまう。
続々と寄せられる反響
「バラメモリー」発売以来、月日が経つとともに、さまざまな報告がよせられた。
福岡のある男性からは、「暇をもてあまし、記憶力増強装置をつけて、覚えようともせずに一日に2、3時間ずつ、六法全書を見ていました。
二日間してから重要な問題が起きた時、「ガヤガヤ言わんでもいいよ。第○条 第○項に、このように書いてある」と言うと、みんなが、いつそんな勉強をしたんだと聞きます。
全書を開くとそのとおりでした。
そしてどこを開いても、全部覚えていることがわかりましたとの報告があった。
また、250ページの本を1時間10分で読み終えて、全部覚えてしまったという人もいる。
本を読むと、その信号は右脳に入る。
数回読むことによって、その信号が左脳へ移ると、完全に覚えてしまうことになる。
私の発明した装置には、右脳にきた信号を、強制的に左脳へ移す作用があるのである。
人体は異物を取り入れないように、体のすべての部分に拒絶反応があるが、脳にある拒絶反応を、この装置によって取り除くことになり、本を読むと瞬時に記憶できるのである。
その他にも、平成四年三月に、精神病院に入院中の婦人が私を訪ねてきたことがあった。
精神分裂症だという。
そこで、その年一月に発売したばかりの記憶力増強装置を「この装置を使えば、 一カ月で完全に治りますよ」と渡したところ、それから一週間目に、その女性が友人三人をつれて来室され、「友人が日々にわずか一週間で見違えるような人になったと言うので、不思議でたまらなくなってお訪ねしました」とおっしゃった。
そして、「政木先生は一ヵ月で治るとおっしやったのに、 一週間で治ってしまった。
これはどういうことですか」と質問した。
「もし、あなたに一週間で治るといったら、4日日、5日目になると、あと何日だと思うから、ストレスによって治らなくなってしまいます。
一ヵ月と言っておけば、6日目でも、まだ25日もあるという心の余裕ができ、治りも早くなるのです」と説明した。
その人は現在、アメリヵ人のご主人と米国で幸福に暮らし、ボランティア活動を行っているとのことである。
さらに、老人性痴呆症が快方に向かっているとの報告もある。
また、リラックスすることによって病気も治る。
痙性斜頚で前を向いて座ることもできず、電車にも乗れなかった人が完治したとのお礼の手紙も寄せられている。
平成四年に甲子園出場を果たしたH商高はこれを使ってベスト8入りしたし、あるトップゴルファーグループも、全員これを使うことで目覚ましい成績をあげている。
プロ野球の二球団のナインも使っている。
面白いのはこれを使ってパチンコをやる実験で、ゾロゾロと出る。
サイコロの出目を女優に当てさせたところ、最初のうちはほとんど当たらなかったのが、10分ほどでシータ波が現れ始めると、四回も連続して適中した。
5歳以下の子供では、スプーン曲げが容易にできてしまうほどだ。
パラメモリーをかけた後、脳波を測定すると、明らかに脳波が変化する。
アルファ波、シータ波が増加しているのである。
ところでもちろん、この装置がどんなに優れていても、欲望をもって用いたのでは効果は期待できない。
だから欲望をなかなか捨てられない大人は子供より効き目が現れにくい。
一生懸命にやることはよくない。
自分のすべき義務だけに全力を集中し、一歩一歩確実に進めば、自然に目標に達してしまうのである。
というわけで、11月25日に購入し、現在テスト中。
大きさは上の写真のような iPhone XS Max つまり6.5インチサイズのスマホと比べるとわかるが、かなり小さい。
サイズは70センチ×5.4センチ×2センチで重さ110グラム。
Mode ボタンを押すと何パターンかに切り替わるが、よく分からないので適当。(笑)
あとはオンオフのスイッチとボリューム、そしてイアホンジャック。
ちなみにイアホンは付属していない。
筆者は、SONY h.ear in NC ノイズキャンセリング・イヤホン ハイレゾ音源対応
MDR-EX750NA ライムイエロー [並行輸入品]を使っている。
裏面はリセット用のピンホールと、USB電源を供給するためのジャック差し込み口だけ。
電源はニッケル水素電池をマイクロUSBで給電・充電する。
スイッチを入れると、かすかな「うなり音」のようなものが聞こえてくるが、ボリューム調節もできるので、それほど気にならない。
主にブログを書くときに使っているが、集中しようと思えば集中できるようになる。
というか「作業がはかどる」ような気がするといえば、より近いかもしれない。
知りたいという願望があれば、何かを読んで理解しようとするときに、すっと頭に入る感じだ。
自分が書きたいことに全力を集中していると、自然に目標に達してしまい、書き終わっている、といえばわかりやすいだろうか。
だがかなり長い時間編集作業をした後でも「疲れ感」を感じないような気がする。
ただ、あっという間に時間が経過するので、気をつけた方がいい。(笑)
まあ、このあたりは人によって違うのかも知れないけどね。
関連記事