2019年12月02日 のCoolに過ごそう

パンは片頭痛を引き起こす

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パンが片頭痛を引き起こす仕組みとは?

片頭痛は単に頭痛が起こるだけでなく、吐き気・おう吐・光過敏症・めまいといった症状が含まれ、世界で3番目に多い病気として数千万人を苦しめています。

偏頭痛の原因は人によってさまざまですが、環境・ホルモン・遺伝のほか、チーズ・赤ワイン・チョコレートといった特定の食べ物によって引き起こされることも。

 

近年はグルテンを原因とする偏頭痛が注目されているということで、南カリフォルニア大学神経学准教授のLauren Green氏がその仕組みについて解説しています。

How does a piece of bread cause a migraine?

 

小麦・大麦・ライ麦などに含まれるタンパク質の一種であるグルテンに対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患を「セリアック病」と呼びます。

近年の調査では、セリアック病患者のグルテン摂取と偏頭痛の間に関連性が確認されています。

  

初期の研究では、偏頭痛の原因は血管の拡大にあると考えられていましたが、最新の研究では偏頭痛の原因は血管の拡張だけにとどまらないと考えられています。

偏頭痛には、「かむ」といった顔の動きに関係する三叉神経血管経路(TVP)内の神経が関係しているとのこと。

 

グルテンによって三叉神経血管経路が活性化すると、アレルギー症状を起こすヒスタミンを始めとする化学物質が放出されます。

このとき、三叉神経血管経路の神経はカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)と呼ばれる偏頭痛のトリガーとなる物質を放出することも、近年の研究でわかってきました。

 

CGRPが放出されると髄膜内の血管が拡張され、タンパク質や水分が髄膜に流れ出します。

これにより三叉神経が刺激され、痛みを知覚する視床など脳の他の部位までメッセージを送り、偏頭痛が起こるわけです。

  

2018年には片頭痛予防薬としてCGRPモノクローナル抗体と呼ばれる薬がアメリカ食品医薬品局に承認されました。

この薬は、CGRPが受容体と結合することを防ぎます。

  

通常、食品がトリガーとなる偏頭痛は、食品摂取後15分以内にその症状が現れます。

セリアック病と診断された人は食べる物からグルテンを取り除くことが重要となりますが、セリアック病と診断されなかった人でも非セリアック・グルテン過敏症である可能性があるため、食品からグルテンを抜いてみることは価値があると考えられています。

パンは危険な食べ物で書いているように、生産者の都合による小麦の品種改良で多くのグルテンを構成するグリアジンとグルテニンが多く含まれるようになっています。

つまり現在の小麦は、本来の形のものでなくなってきているため、人が備えている消化酵素では、消化がしにくくなっているのです。

日本では、特にフワフワ感やもちもち感のあるパンがもてはやされ、商品価値が高いためにますますグルテンや添加物が多くなっています。

つまり、日本では欧米のパンよりも、健康被害を起こしやすいパンが販売されているのです。

小麦のグルテンは消化されにくいために、体内で「異物」と見なされ、それを攻撃する抗体ができてしまいます。

これが、小麦アレルギーを起こす原因になるのです。

  

小麦のグルテンと、人のいくつかの臓器や体内物質とは、その構造がよく似ているためです。

たんぱく質は、20種類のアミノ酸〈たんぱく質の構成成分)の組み合わせでできています。

その配列によっては、無数の種類のたんぱく質になります。

私たちの体内で異物を排除するためにできる「抗体」は、アミノ酸配列で敵を見分けて攻撃します。

 

そのため、グルテンを攻撃目標として作られた抗体が、私たちの小脳の組織を、敵と見誤って攻撃してしまうのです。

 

 

ベーキングパウダーにはアルミが入っている

  

バンに含まれるその他の危険な物質として砂糖・人工甘味料があります。

多くのパンには、ふつくらさせるために、ベーキングパウダー(ふくらし粉)が使われています。

 

 さらにパンにはベーキングパウダーが使われ、その中にはアルミニウムが入っています。

アルミニウムは脳に有害で、記憶喪失やアルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)の原因の1つといわれているのです。

 

アルミニウムは、アルツハイマー病以外にも、パーキンソン病や慢性関節リウマチなどの自己免疫疾患、神経障害、ADHD (注意欠陥。多動性障害)や自閉症などの発達障害、糖尿病、ぜんそく、不安障害やパニック発作、筋萎縮性側索硬化症(全身の筋肉が萎縮する難病)、骨粗穆症、皮膚ガンや乳ガン、アレルギー、慢性疲労など、多くの疾患との関連が指摘されています。

 

日本でも、遺伝子組み換え(CMO)作物は承認されています。

2017年8月現在で、176品目もあります。

パンは遺伝子組み換え(CMO)作物の王者なのです。

 

豆腐などには、原材料の欄に「大豆〈遺伝子組み換えでない)」と表示されていますが、こういったGMOに関する表示は、大豆など決められた8品日以外は、法律で表示してはいけないことになっています。

「表示しなくてよい」ではなく、「表示してはいけない」のです。

したがって、GMOに関する表記がないからと、CMOでないとは考えるのは大きな間違いです。

逆に、原材料にただ「小麦」と書かれている場合は、ほぼ輸入物であり、GMO小麦と考えていいでしょう。

油断ならないのは、パツケージに「国産小麦使用」と書いてあるケースです。

実際は原材料の50%に国産を使用していれば「国産」という言葉を使うことができるのです。

 

 

おまけに農薬入り

  

GMO作物は、「グリフォセート」という農薬への耐性を持たせることも大きな目的となっています。

グリフォセートは除草剤として販売されている農薬です。

 

わざわざ農薬に強くした作物ですから、当然、GMO作物にはかなりの量の農薬を使用してあります。

ですから、GMO食品を食べれば、その残留分を摂取することになります。

   
グリフォセートは腸内の善玉菌を殺し、病原菌の成長を促します。

それによって腸の炎症を引き起こし、前述のリーキーガットを悪化させてしまうのです。

  

 

このように、主食からパンを省くことで、様々な健康リスクから逃れることができるのです。

それでも、あなたはパンを食べますか?

 

 

 

 

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