AIとはArtificial Intelligenceの略で、人工知能のことです。
定義は、専門家の間でも定まっていないのですが、画像認識や音声認識 といった技術、さらには自動運転技術やPONANZAなどの将棋AIは特化型人工知能に分類されます。
今回ご紹介するのは、Luminar4 というソフトで、画像処理ソフトの定番であるフォトショップやLightroom を使っている人なら、この人工知能型画像編集ソフトの何がすごいのかが、よくおわかりになるはずです。
もちろんアマゾンでも買えます。10,650円
Luminar 4早期申込 + Photolemur | Skylum Software社製 MacまたはWindows用|ダウンロード版
きっかけはプロカメラマンの新藤修一さんのWEBサイトです。
Luminar4 AIスカイ・リプレースメント ・ Luminar4 あ?!
ググってみるといろいろ見つかります。
AI搭載で画像処理? 話題のSKYLUM Luminar 4を使ってみたらその実力に驚いた! #luminar4
購入から使い方まで全て解説、Luminar 4 レビュー(割引クーポンあり)
何といっても目玉の機能は、一発で空を入れ替えることのできるAIスカイ・リプレースメントという機能です。
これだけのために買っても「惜しくない!」と思わせてくれます。
これがオリジナル。↑
空以外の手前の部分はノータッチ。
空以外の部分を調整すればもっとそれらしくなります。
最初の6枚は Blue Sky 1-6 を適応。
Dynamic Sky 2
上の写真の地平線の位置をずらしてみた↓
Dynamic Sky 3
上の写真はすべて2クリックしただけ。
フォトショップだとレイヤーを作ったりマスクをかけたりしたうえで、超面倒な範囲選択をしなければなりません。
青空の写真を夕焼け空の写真へ変更するには、写真の空の部分を範囲指定して切り抜き、夕焼けの写真と合成するのですが、大事なのは範囲指定ワザ。
できるだけ少ない工程で早く範囲指定できるツールをどうやって選択するのかなどというのはフォトショッパーへの道で書いたように、勉強する必要があります。
クロマキー合成とか、フォトショップ技とかのように、嵌るとそれなりに楽しいですが、どちらにしてもその手間は相当なものです。
これがオリジナル。↑
Sunset を選ぶと瞬時に夕方の空へ入れ替えることができます。
Sunset 2
Sunset 3
Sunset 4
すべてワンクリックするだけで、空以外はノータッチ。
ちょっとイジワルなショットでも試してみました。
オリジナル。↑
これもすべてワンクリックで空を入れ替えただけで、空の部分はノータッチ。
少し調整すれば、不自然な部分はなくなります。
英語ですがビデオチュートリアルもありますぞ。
じゃあ AdobeのPhotoshopやLightroomからLuminar4へ完全移行するか?と聞かれると、やっぱりフォトショップがないとね、というのが正直なところ。
水平や垂直の補正などは、Photoshop の方が便利ですし、何しろ慣れていますからねえ・・(笑)