またまた、突っ込みどころ満載の記事を発見!(笑)
じゃあ、この悩みをお持ちの方はどういう方なのか?
なぜ夕食を食べないのでしょう?
それよりも、朝のササミプロテインバーやゆで卵、サラダチキンなどだけでは、どれくらいの量なのかかがわりませんが、多分タンパク質不足です。
昼はプロテインを摂取しているので、いいとしましょう。
でも夕食を食べないと、お腹が空くはずで、これじゃあ全くタンパク質が足りません。
当然ハラは減るワケで、空腹を我慢して寝ることはできないはずなので、たぶんお菓子を暴食しているのでしょう。
3ヵ月で10㎏の減量というのはかなりハードなダイエットですね。Aさんも大変だったのではないかと想像します。短期間でこれほど急激な体重の減少が起きると、体はこのまま体重が落ちてしまうと危険だと判断して、体重を減らさないように指示を出します。そのため、代謝が悪くなっている状態なので、あまり量を食べていなくてもリバウンドにつながってしまうのです。
夕食を食べなければ3ヶ月で10キロ減量となるのは当然でしょう。
あまり量を食べていなくてもリバウンドにつながってしまうのです、とありますが腹が減るので、かなりの量の炭水化物を食べているはずです。
そこでこの栄養士さんはこういうアドバイスをしています。
糖質=悪ではない!少しずつ主食を取り入れる
Aさんの今の食事を見てみると、お子さんの残り物以外、主食が全くありません。
ご自分で考えて糖質の多い主食を抑えているのだと思いますが、糖質は体を動かすための大事なエネルギーでもあり、悪者ではありません。
時折お菓子を暴食してしまう原因は、糖質が足りていないことも考えられます。
また、普段から糖質が足りていない状態だと、血糖値の乱高下が起こりやすくなり、脂肪もつきやすくなってしまいます。
オレだったら、夕食を抜いて腹が減ると、反動でやけ食いしやすくなるので、昼食のようなバランスで、必要な量の夕食を食べ、プロテインも飲んでください、とアドバイスします。
それなのに、糖質が足りていない状態だと、血糖値の乱高下が起こりやすくなるという、ウソを書いていますね。
糖質を食べなければ、血糖値は乱高下するわけがないのです。
さらに、糖質が足りないと「脂肪もつきやすくなってしまいます。」というのもウソですね。
嘘のダブルパンチを繰り出していますが、一体どうしたのでしょうか?
きちんと糖質制限をしていると、脂肪をエネルギー源として使うので、脂肪は減ってくるはずです。
どうもこの栄養士さんは、カラダが反応する仕組みをご存じないようです。
少しずつ主食もとり入れていきましょう。
お茶わん1杯のご飯を、朝と昼に食べるようにしてみてください。
コンビニのおにぎり1個が糖質量約40gなので、1日3個食べるイメージです。
それでも1日に必要な糖質量の半分以下なので安心して食べてください。
1日に必要な糖質量というのは一体何なのでしょう?
必須糖質というものは存在しません。
なのに必要な量の半分以下という分量の根拠は、一体どこからねつ造してきたのでしょう?(笑)
コンビニのおにぎり1個が糖質量約40gなので、1日3個食べるイメージだと書いています。
だとすると一日120グラムの糖質で、これが必要な糖質量の半分だそうです。
ということは、この栄養士さんは240グラムの糖質が必要だと考えていることになってしまうわけです。
「糖質制限でも痩せない!」にはこう対処せよで、江部 康二さんが次のように指摘されています。
実は、「糖質制限してもやせなかった」とおっしゃる方のお話を詳しく聞くと、「それは、そもそも糖質制限食ではありません」ということが非常に多いのです。
自己流の"糖質制限もどき"をやっているだけなのに、本人は「正しい糖質制限食」をやっていると思い込んでいる場合が多いのです。
そもそも、どれくらい糖質を制限すると「糖質制限食」と呼べるのでしょうか??
実は、これには国際的な定義があります。
アメリカ糖尿病学会が低炭水化物食、すなわち糖質制限食の定義としているのは「1日糖質量130グラム以内の食事」です。
糖尿病以外のダイエット目的の人にすすめる「スタンダード糖質制限食」の場合、朝食か昼食のどちらか1食のみ主食(ただしGIの低いもの)を取って、それ以外の食事、なかでも夕食の主食は必ず抜くようにします。
主食を抜いた分、おかずはしっかり取ります。
これだと、糖質摂取量は、1日130グラム以内に収まります。
これこそが正しいアドバイスではないでしょうか?
それなのにこの栄養士さんは次のようにアドバイスされています。
冷ご飯の方が温かいご飯に比べ血糖値の上昇が緩やかなので、おにぎりもおすすめです。
必要以上に食べ過ぎる心配もありません。
もち麦入りや玄米などにすると栄養価も高く、ダイエットにも効果的です。
おにぎりは必要以上に食べ過ぎる心配がないという理屈も登場。(笑)
腹が減っていると、食べ過ぎるはずじゃないですかね?
もち麦入りや玄米などにすると栄養価も高くというのは白米に比べると、というハナシです。
糖質の量は白米であろうと、もち麦入りや玄米であろうと、変わりません。
さて3ページ目はダイエット中から考えておくべきリバウンドを防ぐ2つのポイントです。
ここは問題ありません。
4ページ目は、毎日体重計に乗る、先の具体的な目標をつくる、と当たらず障らずの内容です。
そもそもが、プロテインを20グラムずつ朝・昼・晩と飲めるようになると、お菓子類を爆食いしたくなる、などと言うことは起こりません。
タンパク質と、エネルギー不足のため、補うための炭水化物を爆食いしているのが、この方の敗因でしょう。
江部 康二さんは、単に軽いダイエット目的の人でも、1日の糖質量130グラム以内は、必ず守ってください、とアドバイスされています。
また糖質制限もどき、になってしまっている方で多いのが、主食をやめているのに、ほかの食材から糖質を大量に取ってしまっている場合です。
ご飯やパン、麺類、トウモロコシといった主食以外でも、糖質の多い食材があります。
たとえば、穀類以外で非常に糖質が多いのが、イモ類です。
サツマイモ、ジャガイモ、サトイモなど、「いも」と名のつくものは、ほとんどがでんぷんを大量に含んでいるので、避けなければなりません。
また、イモ類で注意が必要なのは、これを原料にしてでんぷんの粉が作られており、さまざまな食品になっていることです。
たとえば、くず粉や片栗粉(かたくりこ)などは、ジャガイモのでんぷんが用いられています。
コーンスターチは、トウモロコシから作られたでんぷん食品です。
くずきり、春雨なども、でんぷんを原料にしているので、糖質としてカウントしなければなりません。
また、野菜の多くはさほど糖質が含まれず、糖質制限的には大丈夫なのですが、カボチャ、クワイ、ユリネ、レンコンなど根菜類はでんぷんが多いので注意が必要です。
調味料にも意外と多くの砂糖が使われているので、注意が必要です。
筆者はスーパー糖質制限です。
糖尿病ではありませんが、とても調子がいいですよ。
メシ食った後に眠くならないのが素晴らしいです。
時々、130グラム以内に収まる範囲で、糖質のものを食べることがあるのですが、これはガス抜きです。
糖質の食べ物は美味しいですからね。(笑)
どちらにしても、糖質の多い食材は何かを、頭に入れておくことが大切です。
糖質制限食は、糖尿病・ダイエットだけではなく、ほぼすべての生活習慣病の予防・改善にも効果が期待できるのです。
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