毎年お盆の時期になると、娘が孫二人を連れて帰省する。
上のチビは5歳、下の子チビは、早いもので1歳半。
とにかく、二人とも無尽蔵のエネルギーがあるようで、とにかく動き回る。
だが、今年はいつもとは少し違っていた。
というのは、我が家にはCS60という強力なアイテムが鎮座している。
俺のCS60は施術サロンにあるのだが、カミサンさんのCS60は、寝室にある施術ベッドのそばに常駐。
チビ達が動き回る原動力となっているエネルギーは、一見全く無駄に消費されているように見える。
とにかく暑いのに飛び回るのだ。
だがチビ達に振り回される、母親とジジババにとっては、たまったものではない。(笑)
娘とチビ達が、CS60と出会うのは今回が初めて。
娘は旦那の仕事の関係でタイに住んでいるが、とにかく現地でのタイ式マッサージは安い。
施術は基本的にストレッチ系で、関節を伸ばし、筋肉も伸ばすというもの。
筆者が以前お世話になっていた、指圧のクマチャンは点で攻めるが、タイ式は面で攻める、といえばわかりやすいだろうか。
料金は1時間300バーツ(900円)だったので、滞在中は毎日通い、時間は午前10時から2時間。
2時間で1800円プラス、チップが100バーツで総額2100円。
CS60と比べ、効果のほどは値段相応だったが、その分数で勝負できるわけだ。
なので娘は週イチのペースでメンテナスをしているという。
で、今回8月のアタマに我が家へ到着した日、早速娘をスリスリ。
2週間ほどの滞在中は、一日おきのペースだったが、積極的に受けたい様子がありあり。
今年は施術サロンを始めて初めての夏。
盆休みは取らなかったので、サロンでの施術プラス、毎日娘とカミサンの2セットが加わる。
だが、お盆の前後は何故か忙しく、最もキツかったのは、午後からの連続4セットというパターン。
家族3人で来られたので、バイオマット+酸素カプセルも動員してのフル稼働だったが、さすがに4時間立ちっぱなしのスリスリは堪えた。
疲労困憊で自宅へ戻ると、カミサンに20分ほど擦って貰ったが、こういうときのCS60はまさに天国。
そのあと、娘とカミサンを50分ずつ擦ることができたのだから、効果絶大!
上のチビも擦ってみたが、ただくすぐったいだけらしい。
だが下のチビが不思議な反応を示した。
というのは娘を擦っていると、施術ベッドのそばにやってきて、娘に相手をしてくれと泣き出すのだった。
なので、試しにアタマを軽く10秒ほど擦ってみたら、何とピタッと泣き止んだのだ。
だがまた娘を擦り始めると泣き出す。
だが、またアタマを擦ると泣き止む。
これを5、6回繰り返してみたのだが、毎回見事に泣き止むのだ。
思わず家族全員、顔を見合わせてしまった。
まるでスイッチのオンオフをするかのように、見事に反応するのだ。
一体どうなっているのだろう?
突然の激痛
それはともかくとして、もう一つ不思議なことがあった。
ある日左手の手首が突然もの凄く痛み出したのだ。
だが手首を擦っても、痛くない。
CS60で、擦ってみると、ちょうど親指と人差し指の間の人差し指側が凄く痛むのだ。
擦ると激痛が走るのだが、カミサンに擦って貰ったり、自分でも擦ったりしているウチに、手首の痛みは治まり始めた。
とはいえ指の間の痛みが消えるまでは、1週間ほどかかったのだが、その間、施術にはほとんど影響がなかったのが不思議。
だが左手がよくなると、今度は左の腰が突然猛烈に痛み出した。
どうしたというのか?
カミサンに擦って貰ってもあまり効果がなかったので、サロンの施術ベッドの上にCS60を上向きに起き、セルフケアをすることに。
普通は、予兆があって徐々に痛くなってくるものだが、何故かある日突然痛み出したのがマカ不思議。
とにかく、何もしていなくても、痛みを感じるのだ。
そしてさらに、椅子に座ったあと立ち上がると、腰の痛みで、腰が伸びない状態になってしまう。
コレはまずい、とサロンの施術台でセルフケア。
だが意外にも、立って施術をしていると、気にならない状態になるから不思議だ。
だが座ってブログを書いたあと、立ち上がると、左の腰が痛くなるのだ。
それでも、サロンの施術台を使ったセルフケアでほとんど取れてしまう。
そして立って施術をしていると、痛みはすっかり忘れてしまうのだ。
そうこうしているうちに、セルフケアで約1週間かけ、座った後でも、てようやく痛みがなくなってきたのだった。
ただ自宅の寝室にセットしてある施術ベッドで同じことをやっても、施術サロンと同じようには効かないのだ。
じゃあ、施術サロンと何が違うのか?
サロンの施術台の上にはバイオマットを敷いてあるのだが、どうやらこの影響のようだ。
何度も比較して見たが、やはり違う!
そして、このセルフケアの過程で、思いがけない発見があった。
腰の痛みに効く、「あるゾーン」を見つけたのだ。
右側の腰を同じようにやってみるとは健全な反応。
奥にある疲れは感じても、痛みを感じるほどではない。
セルフケアの場合は、自分の体重で圧を掛けるわけだ。
そして当てる角度も少し体を捻れば、自由自在に調節することができる。
そうして丹念に場所を探してゆくと、痛みがマックスになるポイントとゾーンを発見。
まさに目から鱗。
カミサンと娘で、その場所を試してみると、ビンゴ!
我が意を得たりと、施術サロンでも試して見たが、例外なく効く!
これは凄い!
こうなると、嬉しくてたまらない。(笑)
そうこうしているうちに、自分の痛みは、フェードアウト。
しかし、今になってみると、一体この一連の痛みは何だったのだろう?
CS60は、実に不思議な体験をさせてくれる。
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