「ゆうさん」から日用雑貨へコメントをいただきました。
男性は左腕が上がらなくなる傾向が有るのでしょうか。
主人も数年前に肩が上がらなくなって病院通いを半年しても治らず、もちろんAWGやらライフデジタルで色々と試しても変わらず・・・で
それが知り合いの針の先生に針をうってもらった翌朝から嘘のように上がるようになりました。
「あの時の肩って右?左?」と聞いてみたらやはり左でした(笑)
タイムリーなコメントをありがとうございます。
私も以前左腕が痛くなったのですが、原因は重いカメラを左手でホールドしていたためでした。(笑)
ググってみたら、いろいろ出てきました。
ドイツ語ではFrozen Shoulder「凍結肩」と呼ぶそうです。
なるほど、うまい言い方ですね。
四十肩と五十肩
江戸時代では平均余命は40歳程度でしたので「長寿病」とも呼ばれていたようです。
四十肩も五十肩も実は同じ「肩関節周囲炎」、40歳を過ぎて出たら四十肩、50歳前後でみられたら五十肩と呼ばれます。
頑固な肩凝り(verspannte Schultern)
特に僧帽筋が関係
肩から首、背中の凝りや痛み、時には押さえ付けられているような頭の痛み(筋緊張頭痛)を経験した方も少なくないでしょう。
肩凝りには主に、首の後ろから肩?背中に拡がっている僧帽筋(Trapezmuskel)という筋肉が関係しています。
同じ姿勢やストレス
長時間のデスクワークやコンピューター操作など、同じ姿勢を続けることによって肩や背中の筋肉の緊張が持続するためと考えられています。
日常の運動不足、精神的なストレスも誘因になります。
内臓疾患にも注意
心臓の病気では左肩から左腕の凝り、胃や膵臓の病気では背中の痛み、逆流性食道炎では肩付近の痛みや凝りが現れることも。
風邪の時に肩が凝る人もいます。
頚椎症性神経根症(Radikulopathie)
原因は首の骨の変化
首のところにある骨(頚椎)の老化によって変化し、神経根(脊髄から腕にいく神経)とよばれる部分の神経が 圧迫されて起こります。
首を後ろに倒した際に感じる痛みとしびれ
中年?高齢者にみられる肩から腕にかけての痛みの原因の一つです。
圧迫された神経根の神経の支配領域に一致して手や指にしびれ感を伴うこともあります。
特徴は首を後ろにそらすことにより痛み、しびれが出現したり、症状が強くなります。
一般的には関連痛は"病気になった臓器の周辺ではなく、別の場所だけに生じる痛み"、放散痛は"病気になった臓器の周辺と、別の場所の両方で生じる痛み"と区別される。
「とくに問題になるのは、関連痛。
内臓由来のものと骨や筋肉由来のものがあり、絶対に見逃してはいけないのが前者です」
「例えば、"肩が痛いから整形外科に行った"など、患者さんの自己判断で病気とはまったく関係のない診療科を選んでしまうと、誤診につながる恐れがあります。実際、それで医療過誤となった事例も珍しくありません」
「左肩が痛い。肩こりが治らない」→「狭心症」「心筋梗塞」で命のキケンも!?
肩の痛みを引き起こす病気として、「狭心症」と「心筋梗塞」の二つを挙げる。
肩こりや五十肩だと思って、整形外科や整体、マッサージなどに通っている人は、本当に肩が原因の痛みなのか、一度、疑ってみたほうがいいかもしれない。
特に左肩が痛んだら要注意だという。
狭心症は、動脈硬化によって心臓に酸素を供給する冠動脈の内腔が狭まり、血液の流れが悪くなって、心臓の筋肉(心筋)が酸欠を起こす病気。冠動脈が完全に詰まった状態が心筋梗塞で、酸欠になった心筋が壊死し、命にも関わる。
「最も患者数が多いのが、『労作性狭心症』。その代表的な関連痛である肩痛は、心臓に負荷をかけたり、体を動かしたりしたときに生じます。
一方、急性心筋梗塞』ではガマンできないほどの強い痛みが持続します。
圧迫感や、締め付けられたような絞扼感を伴うことがあります
また、動脈硬化によらない特殊な「冠れん縮性狭心症」でも関連痛として肩痛が起こる。
原因はわかっていないが、発症にはストレスなどが関係していると言われている。
こちらは夜間や朝など、安静時に痛むのが特徴だ。持続時間は労作性狭心症よりも長めだ。
四十肩は、単なる肩凝りとは違って、腕が上がらないなどの動きづらさと痛みが伴う病気。
肩関節を構成する骨、軟骨、靭帯(じんたい)や筋肉・腱(けん)が老化や運動不足などで動きが悪くなっているにもかかわらず、無理に動かし負担をかけ続けることが主な原因と考えられている。
四十肩防止にはコレ!
L字懸垂でスキル向上?!でご紹介した、ドアジム・マルチエクササイズのようなものへ、ぶら下がるのもお勧めです。
握力・腕力などの筋力が必要なため、最初は30秒もぶら下がることができません。
ですが、ぶら下がっているうちに、だんだんと筋力がついてきます。
イヤでも腕が上がりますから、四十肩や五十肩の予防になります。
スマホネック
スマートフォンを使うときの姿勢が原因で増えているのが、スマホネックあるいは、ストレートネックと呼ばれるものです。
そのため腕や肩の疲れに、首の疲れが重なってゆきます。
頭は4~5kgの重さがあり、背骨の上に載っています。
正しい姿勢で立ったり腰かけたりしている分には骨盤がまっすぐになり、身体の軸の上に頭が位置するため問題なく支えられます。
ですがスマホやデスクワークなどで頭を下に向け続けていると、4~5kgの頭が前に出るため、それを支える骨が変形してゆきます。
そのため次のような、さまざまな自覚症状が発生します。
めまい、ふらつき、吐き気、目の奥が痛い、重い、元気が出ない、疲れが抜けない、眠りが浅く途中で目覚めてしまうなど。
筆者はPCのディスプレイは、27インチの縦置きを使っています。
なので、画面を見るときは頭は少し上向きになるため、スマホネックの予防に役立っているのではないかと自負しています。
コメントする