2019年2月16日に書いたときの98歳になる父への、CS60を使ったケアは合計6回。
ホームへ戻り2回目の施術の時は、DRT用のベッドの上で、うつ伏せになってもらったのですが、そのあと仰向けになれなかったので、ヘルパーさんにお願いして二人がかりで、何とか仰向けにしたのですが、大変でした。
ヘルパーさんによると90歳を過ぎると、ほとんどの方は、うつ伏せから仰向けへ自力で寝返ることが出来なくなるようです。
というわけで、以後仰向けに寝たままの状態で、施術しています。
その後も一日おきで週3回のペースで訪問しているので、昨日で合計11回CS60による施術を行ってきました。
昨日は、施術中にヘルパーさんが血圧と脈拍を計りに来られたので、最近の様子を訊ねてみました。
まず不整脈の兆候はないとのこと。
素晴らしい!
さらに血圧と脈拍も安定し、食欲もあり、歩行もしっかりした足取りだというのです。
CS60で擦っていると、足がしっかりしてくるようなので、足が衰える高齢者には特にCS60は向いていますね。
ただ、ヘルパーさんは胸に貼ってあるパッチの効果が出ている、というようなニュアンスで話されていました。
どうもCS60による効果については、アタマの中にないようです。(笑)
施術内容
基本的にベッドに寝たままの状態で、すべてカラダの左側からの施術です。
右側は壁なので、右側からは施術できないため。
そしてすべて仰向けに寝たままの状態で、足を中心としたケアです。
最近は結構痛がっていますが、様子を見てあまりひどい痛みが出ないように、気をつけています。
擦る面積が少ないため、施術としてはかなりラク。
意外に痛がっているのが、耳です。
父は耳が聞こえにくいので、相当大きな声でゆっくり話しかけないと会話が出来ないのです。
というわけで、耳の穴にCS60の先端を入れて1分ほど静止状態でホールド。
その後20秒ほどCS60本体を少し揺らしますが、続けると痛くなってくるようです。
痛いときは、子供のように、すぐ顔の表情に出すので、もの凄くわかりやすいのですよ。(笑)
なのでまた静止状態にして・・というのを片耳合計で3分ほど行うので、左右両耳で6分ほど。
仰向けになっているので、胸から腕の付け根、首の周りなど、仰向けで手の届く範囲はすべて擦っています。
終わると、明らかに顔つきに元気が漲るのが分かります。
最近は、この痛みを伴うケアに慣れたようで、心なしか楽しみにしているようにも見えます。
タカダイオンは銀布の枕カバーを通して、年中がオンになっている状態。
もちろん施術中もです。
近いうちに、ポータブルベッドを持ち込んで、時々は俯せになってもらい、背中側のケアも始めようかと考えています。
今の施術用ベッドは、昨年の9月に交換した、低床タイプ。
DRTロボットによるケア専門のため、左右の幅があり、CS60のケアには向かない形状なのです。
高さも低すぎて、施術する側の腰が痛くなりますからね。
なのでこのベッドは撤収し、ポータブルベッドを持ち込んで、うつ伏せでのCS60によるケアも始めてみようと画策しています。