三田プレミアムアウトレットの帰りに見つけた温泉のレポートです。
4年前からあったのに、どうして今まで知らなかったのか?
何となく自分では不思議な気がしているのですが、まあ人生ってそういうものです。(笑)
3連休明けの9日火曜日の10時開店早々に行ってきました。
絶対空いているはず、という読みです。
とは、ちと大げさか。(笑)
下駄箱側から入り口のショット。
3枚の絵のレイアウトは、よく考えられた配置になっています。
設計したところとのセンスが良かった、ということなんでしょうね。
館内は浴室も含めスタンダードの女性ジャズボーカルが流れています。
まず靴を脱いで下駄箱へ預けます。
右の入り口を通って見た角度 ↓
中央がフロント、
右側の券売機で購入します。
大人850円(税込)+レンタルタオルセット250円(税込)
フロンで券を渡すという物々交換方式は、スッキリとして気に入りました。
受付の面倒な手続き(会員カード販売勧誘・リストバンドの受け渡しと説明)がないので、常連だと特にスッキリ感が高いですね。
隠れ家的な温泉街の温泉宿のような奥座敷感溢れるインテリアが印象的です。
静かな雰囲気をこわしたくない、という気持ちにさせてくれる秀逸なデザインではないでしょうか。
設計はここが担当されたようです。
中庭も美しく、手入れが行き届いています。
昭和初期の頃の古民家風というか旅館風の雰囲気でしょうか。
置いてあるものとのマッチングが、風情を醸し出しています。
健康ランドでこういうインテリアデザインに出会えるとは思っていませんでした。
一応大阪芸大インダストリアルデザイン科中退なもので。(笑)
館内はとても静か。
土・日の午後には来たくないですね。
ですが土・日でも朝一番の10時からなら、それほど混んではいません。
廊下は敷地内に四角く配置されているので、1周すると入り口へたどり着きます。
徘徊系が好きな人には、堪らない作りではないでしょうか。
暖炉があるので、中庭には薪が積み上げられています。
台風対策の柵は外して欲しい。
美しい竹林が見たい。
竹色の暖簾が男子風呂
脱衣場とロッカー
ロッカーは立方体タイプで100円硬貨が必要。(開錠すると返却される方式)
これって面倒なのにねえ・・水春の勝ち。(笑)
縦長のハンガー付きロッカーがある水春の勝ち。(笑)
館内は浴室も含めスタンダードジャズボーカルが流れています。技あり。
レンタルタオル・バスタオル回収の場所があります。これ大事。
濡れたタオルを「客に受付まで運ばせるシステム」は勘弁です。
こういうところで、ここの運営チームはよく分かっているなと思うのです。
泉質はアルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・低温泉)
泉温は27.4℃と低いので加温しているそうです。
循環ろ過で消毒有・加水無だとのこと。
内湯は浴槽が白い絹湯と天然温泉の2種類のみ。
そのため浴槽部分はゆったりと広い感じがします。
洗い場もゆったりと広め。
休憩所のゾーン。
右側の場所で仮眠できます。
こういう鰻の寝床スタイルの仮眠所は初めて見ました。
閉所大好き症の人には、天国でしょう。(笑)
レストラン「飯家吟陶」(はんかぎんとう)。午前11時から営業。
スタンダードの女性ジャズボーカルが流れていました。
鰻を食べるときには、何と偶然にもアン・バートンの曲が・・
この温泉のマネージメントチームは音楽のチカラとその効果的な使い方を、をよくご存じのようです。
とにかく、落ち着いた気分になりやすい要素が、実によい案配でブレンドされているため、実に落ち着きます。
さらに、驚きはメニューに、鰻重1380円!があるのです。
もちろんご飯極小でオーダー。
これでご飯少なめだそうです。
セイゲニストなので白米は食べませんでした。
これで1380円は実にリーズナブルではないでしょうか。
豚肉の生姜焼きはイマイチでした。
意外に美味しかった蕎麦。
日本の家庭料理を単品で出せば良いのに。
ここの雰囲気にぴったりだし。
懐かしいおふくろの味でですよ。
この雰囲気は。どう見てもです。
食事代はレストランの出口で精算するスタイルなので、リストバンドなどは不要。
館外に出ない限り何度でも入浴できるので、食後の入浴も気軽にできます。
券売機の横にあるお土産などの物販コーナーは品数が豊富。
館内から出たところでのショット。
庭園・・
無料駐車場は広く240台が駐車可能。
4年前の2014年12月30日にオープンしたらしいのですが、今まで知りませんでした。
神戸三田プレミアムアウトレット」からの帰路途中の右側に見えます。
この手の温泉は今まで芦屋浜にある水春がベストだったのですが・・
個人的にはトータルでその地位を奪うほど魅力を感じた温泉でした。
プレミアムアウトレットからの帰りに、心と体の疲れを癒やす。
これができる温泉が至近距離にあったとは・・
天然湧湯 吟湯 湯治聚落 てんねんゆうとう ぎんとう とうじしゅうらく
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