病は考え方から?

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もしあなたが健康を望むのなら、あなたは病気の原因を取り除くための心の準備ができていなくてはならない。その時、はじめて、私はあなたを助けることができる。- ヒポクラテス

  

すでに現代西洋医学においてさえ、病気のうちの七五パーセントは心身医学的なものである、とされています。つまり、それほど多くの病気の原因が、感情や心にあると見なされているのです。一方で、心身医学的な発想は、 一般にはまだそれほど受け入れられていません。

多くの人は、「あなたの病気の原因は心にあるのですよ」、と言われると、なんだか侮辱されたように感じるのです。「あなたの病気は単なる気のせいである」、と言われたような感じがするからです。あるいは、自分の病気は何かおかしなものである、と言われたように感じるのです。そして、心の中にある病気の原因について考えることをやめてしまいます。

  

という書き出しで始まる、ユニークな本に出会いました!

それは  自分を愛して!・病気と不調があなたに伝えるくからだからのメッセージ  という本でした。

  

この本は、本国カナダであらゆる記録を塗りかえる空前のベストセラーとなり、世界各国で愛読されています。

ISBN9784892955747 C0011 四六並製・336頁・定価 2268円(本体 2100円)

     

商品の説明

内容紹介

これはスピリチュアルな「読む救急箱」です。450項目もの病気・体の不調に対して、それぞれ「肉体的なレベル」「感情的なレベル」「精神的なレベル」「スピリチュアルなレベル」から、原因と対策をやさしく解説。

この本は辞書に似た体裁をとっています。そして、この本を参照すれば、何か病気を持っている人、不調を持っている人は、短時間で、簡単にその病気や不調の原因を探ることができるのです。病気や不調が現われるのは、私たちが自分のためにならない考え方をしていることをからだが私たちに教えようとしているからである、と考えてください。

残念なことですが、現代西洋医学の医師たちは(時には自然療法家たちでさえも)病気を、人間が幸せになるのを邪魔だてする悪しき存在である、と見なしていますですから、彼らは病気に対して戦いをいどむのです。しかし、彼らは、病気の本当の原因をなくそうとするのではなく、単に〈症状〉を消そうとするだけなのです。


それは、車のダッシュボードに警告ランプがついた時、その原因をなくそうとするのではなくそのランプを消しただけで車が直ったとする態度と同じなのです。しかし、いくらランプを消したところで、車は直っていませんから、そのまま走り続ければいずれ車は故障してしまうでしょう。
同様に、病気の症状だけ消したところで、その原因は取り除かれていないわけですからそのまま生きていけば、やがてもっと重い病気になって現われてくるだけです。

大変ありがたいことに、私は、病気というのは、私たちの人生を立て直すための〈贈り物〉であるということに気づきました。

確かに、〈物質体〉―つまり肉体―は病気の原因ではないのです。物質体は、それ自体では何ものでもありません。魂―つまりスピリット―から流れ出る生命力こそが肉体を維持しているのです。肉体は、私たちの内面で起こっていることを反映しているに過ぎません。ですから、病気になった肉体というのは、もとの平衡状態を取り戻そうとしているだけなのです。というのも、肉体の本来の状態は健康な状態であるからです。そうしたことは、〈感情体〉、そして〈精神体〉に関しても同様に言えるでしょう。

以上の考え方に従うことで、あなたが失うものは何もありません。いや、何も失わないどころか、病気の本当の原因、そしてその解決法を知ることができるのです。

 

著者はリズ・ブルボーさん。1941年、カナダ、ケベック州生まれ。いくつかの会社でトップセールスレディとして活躍したのち、自らの成功体験を人々と分かち合うためにワークショップを開催。現在20カ国以上でワークショップや講演活動を行なっています。

 

ではその450種類の症状や病気の処方から、「癌」の項目を引用させていただきます。

 

肉体的なレベル

癌とは、細胞が変質し.細胞の再生システムがおかしくなってしまった状態のことです。癌になった部位がどこであろうと、その部位がどんな機能を持っているのかを確認することによって、より明確な情報を得ることが可能になります。

 

養情的なレベル

癌になる人は、幼い頃に、一方の親、あるいは両方の親とのあいだで深く傷つく経験をしており、その傷をたった一人で耐え忍んできた、ということが言えます。

私たちの感情を深く傷つけて重い病気を引き起こす可能性のある原因としては、次の五つがあります。つまり、(拒絶〉、(見捨て)、〈侮辱)、(裏切り〉、〈不正〉です。中には、それらの原因によって、複数の傷を負っている人もいます。一般的に、癌になって苦しんでいる人は、もともと、愛の思いをもって他者と調和して仲良く生きたい、と非常に強く願う人なのです。

ですから、仮に、親に対して、恨みや怒り、憎しみの念を持ったとしても、それを心の奥深くに完全に抑圧してしまいます。そして、その状態で長い年月を過ごしてきたのです。中には、自分が経験したこと、経験していることに関して、神を恨んでいる人もいます。しかし、そうしたネガティブな感情を自分が持っていることを、けっして認めようとしません。それらの感情は心の奥に押し込まれます。

そして、傷つく経験を新たにするたびに古い傷がうずき、蓄積された感情はさらに大きなものになっていくのです。そうして、ある日、ついに我慢の限界に達します。その時に癌が出現するのです。親との葛藤を解決した後であっても、癌になることがあります。もちろん、感情のフロックが起きているあいだに癌になる場合もあります。

 

精神的なレベル

もしあなたが癌にかかっているとしたら、幼い時に自分が傷ついて苦しんだ、ということを素直に認める必要があります。そして、 一方の親、あるいは両方の親を自分が恨んできた、という事実を受け入れましょう。そう、自分もまた、ごく普通の人間であるということを受け入れるのです。あなたがたった一人で苦しんだことが、より多くの問題を引き起こしてきたのです。

あなたは、きっと、親もとから離れればもっと自由になれるだろう、と考えていたのではないてしょうか。しかし、そんなことはないのです。あなたのハートと魂は、あなたがもっと本質的な解決策を取り、真実の愛に目覚めることを望んでいます。その解決策とは、「許す」ことです。ただし、「許す」とは、単に相手を許すだけではない、ということを忘れないようにしましょう。

癌にかかっている人にとって非常に難しいのは、自分が、恨みや憎しみ、そして復讐の思いを持ったことを許すことなのです。つまり、自分自身を許すことが非常に難しいのです。誰にも話を聞いてもらえず、誰にも助けてもらえなかったあなたのインナー・チャイルドは、たった一人で、自分の怒りや恨みを背負い込まなければなりませんでした。

その子は、 一人きりで、沈黙のうちに苦しんできたのです。どうか、そのインナー・チャイルドを許してあげてください。あなたが親を恨んだのは、あなたが意地の悪い子だったからではないのです。あなたは意地が悪かったのではありません。あなたもまた、ごく普通の人間だった、ということなのです。人間だったら、そんな状況に置かれれば、親を恨み、親を憎むのは当然です。

どうぞこの本の巻末に載っている〈許しのステップ)を踏むことによって、あなたも許しの道を歩んでください。

 

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この本を読み終わって、誰もが持っている「思い込み」というものは、その気になれば誰でもが解放できるという、ことがよく理解できるようになりました。

なぜなら、解決方法が、ステップバイステップで、具体的に書かれているからです。

   

圧巻とさえ言える、この感動はどこから来るのか?

まさに目から鱗でした。

   

それらはとても具体的で、なおかつ実現可能な方法ばかりで構成されています。

以下で自分なりに、そのことをまとめてみました。

  

思い込みを明らかにする

 

まず最初に自分のためにならない「思い込み」を明らかにすることです。この「思い込み」こそが、人間なら誰もが持っている欲求をプロックしてしまうのです。そしてそれだけではなく、なりたい人間になることを妨げているのです。それが積み重なることで、からだに症状があらわれ、問題が起こる、あるいは病気になるのです。

 

自分が本来なりたいという欲求が、思い込みによって阻まれているとすれば、それを取り除けばいいのです。そのためには、自分の役に立たなくなつた思い込みをまず知ること、つまり思い込みを自覚することです。

思い込みは、幼い頃を含め、今までの人生で起こった出来事から生まれたものです。その「思い込み」を、自分を作ってしまったという罪悪感を完全に許すことからまず始める。

 

そして、幸せになるために、その思い込みをまだ自分が必要としているかどうかです。いわゆる虫干しをするわけですです。(笑)もしそうであれば、その思い込みはまだ、自分の役に立っていることになります。自分自身が人生の主人公なのですから、その思い込みを持ち続けることは何の問題もありません。

ただ、その思い込みを持っている限り、必ずまた同じ問題に遭遇することになります。つまり人生に変化は訪れないのです。もし、その思い込みをまだ必要だと感じてはいても、その思い込みがあると自分は幸せになれないということを、何となく感じているのであれば、その思い込みからは、徐々に解放されつつあるのです。つまり癒しへの道を歩みつつあるというわけです。

 

行動を起こす 

 

もし、これ以上その思い込みを持つのがいやだと心の底から思うなら、なりたい人間になることを許し、そのために必要な行動を起こせばいいわけです。

癒しを起こすためには、まず自分を許さなければなりません。自分を許すことによって、心に変化が起こり、さらにその結果として、血液にさえ変化が起こると考えればいいのです。そうすることで自分を許すという「愛」に満ちた血液が、からだ全体を魔法の薬となってかけめぐります。

そして、からだ全体の細胞を変化させ、本来の調和状態に導いてゆきます。このことはいくら想像しようとしても、なかなか納得できないかもしれません。

 

ですがこのことをやってみたとして、何か失うものがあるのでしょうか?

このステップを実践することによつて、すでに何千人もの人たちが、本当に素晴らしい結果を手に入れているというのですからやらない手はありません。

   

人は誰もが複数の異なった感情を持っています。あなたは誰かに嫉妬していませんか? 誰かを恨んでいませんか? 誰かを憎んでいませんか?たとえば、自分自身に対する裁きの心、また他者に対する裁きの心、そしてその心が自分のカラダに影響を与えるのです。

次のステップは責任を引き受けるというプロセスです。ネガティブな感情を持った責任は、相手にではなく、自分にあるのです。ですからその責任を引き受ければいいわけです。ただし、責任を引き受けるためには、常に〈愛〉と〈恐れ〉のどちらかを選択することが出来るという点を意識することです。あなたは何を恐れているのでしょうか? たとえば人から非難されることを恐れているケースだってあるわけです。

  

相手を受け入れ、こだわりを手放す

 

相手を受け入れ、こだわりを手放すためには、相手の立場になって、その時の相手の気持ちを感じることが必要です。たとえば、その人は、その時、今あなたがその人を責めているのとまったく同じやり方で、自分を責め、またあなたを責めていたのかもしれません。だとしたら、あなたは、その人があなたを責めるように仕向けたのです。そのためにあなたは何をしたでしょうか?

  

自分を許す

  

このステップでは、ここが最も重要です。この段階を通過するためには、恐れや思い込みがカラダを反応させ、苦しむ事に繋がっているということを、ありのままに受け入れ、そして許す必要があります。今の状態が永遠に続くわけではありません。それを知った上で、今の自分をありのままに受け入れる。ただそれだけでいいのです。

 

許したことを相手に伝える決心をする

 

あなたが相手を責め、裁いたことがあるのなら、それは相手があなたの古い傷を思い出させたからです。このことを相手に伝えているシーンを思い描いてみてください。その時、喜びや自由さを感じたとしたら、それを相手に伝える準備ができているということなのです。

 

相手に会いに行く

 

相手に会いに行き、あなたが相手を裁いたこと、そしてあなたがそれを申し訳ないと思っていることを伝えます。ただしあなたが相手を許したことを伝えるのは、相手がそれを望んだ時だけです。相手が望まない限り「あなたを許します」とは言わないことです。

そして、同じ理由で相手があなたを裁いたことがあるかどうかを開いてみることです。そして、それはいつ、どんな状況だったのかも聞いてみるのです。

 

過去とのつながりを確認する

  

過去に、父親、母親、祖父、祖母、そして先生などの、権威ある人とのあいだに同じようなことがなかったかどうかを探ります。それらの人たちは、きっとあなたが裁いた相手と同じはずです。それらの人たちとのあいだで、同様に、この許しのプロセスを行うのです。

もし、これらの許しの段階をを実践するのが難しい場合には、以下の方法があります。

  

許しのプロセスに必要な時間を、充分にとりましょう。

 

それぞれのプロセスのあいだにかかる時間は、一日かもしれませんし、あるいは一年かもしれません。大切なのは、許しに至ろうとする自分の気持ちが真剣なものである、という点です。傷が大きく、深く、しかもエゴが強力に抵抗する場合には、許しに至るまで、長い時間がかかるのです。これは、たぶんエゴが抵抗しているからでしよう。

私を傷つけたのはあの人なのに、どうして私があやまらなければいけないのか?私があの人を恨むのは当然じゃないか!と思ったなら、それは自分のエゴなのです。この時、自分の心は閉ざされたままです。というのは、心が最も強く望んでいるのは、他人を思いやり、心に安らぎを感じることだからです。

  

許しを請いに行く時、相手の反応を恐れる必要はありません。相手は何も言わない、話題を変える、驚く、話を拒否する、泣く、許しを請う、あなたの腕の中に飛び込んでくる、といったふうにさまざまな反応を示すはずです。どんな反応であっても、それを尊重することが大事です。そして、自分自身の反応も尊重しましょう。未来に起こることを予測できる人は、誰もいないのです。

  

相手が望まない限り、「あなたを許します」とは言わない

これはとても重要なことです。それには、次の三つの理由があります。

 

まず相手から傷つけられたと思っていても、相手はまったくそういう意図を持っていなかった、ということがあります。現実は私たちが思っているのとは違うことが多いのです。相手は、あなたが傷ついたなどとはまったく思っていない場合もあるのです。

2つめは許しのプロセスというものは、何よりも、あなた自身を自由にするためのものなのです。相手を許すのは、あなた自身を許すためのステップにすぎないのです。そしてまた、「自分には他人を許す力はない」ということを悟る必要があります。その人を本当に許せるのは、その人自身だけなのです。

もし相手があなたを許せないとしたら、それはその人が自分自身を許していないからです。あなたが相手を許したからといって、相手もまたあなたを許すとは限らないからです。ですからそれを強制することなどできないのです。あなたを許すかどうかは、あくまでも相手側の問題です。

あなたは相手の反応に責任を持つ必要はありません。自分の反応だけに責任を持てばいいのです。ただ、もしかすると、あなたが自分を許したことに感化されて、相手もまた自分を許すことができるようになるかもしれませんけどね。

 

あなたが気持ちを相手に伝えた時、相手がショックを受け、自分を正当化しようとすることがあるかもしれません。そういう場合には、ただちに、あなたの言動によって相手が「非難された」と感じたのかどうかを尋ねる必要があります。もしそうだったとしたら、あなたの心の中に、相手を責める思い、相手を変えようとする思いがあった可能性があります。

  

私をどれくらい傷つけたか、ということに相手が気づき、私に対して素直にあやまってくれるだろう、と期待して会いに行くとしたら、あなたの中にはまだ相手を非難する気持ちが残っています。そうした場合でも、自分を責める必要はありません。その先のステップに行くにはまだまだ時間が必要だ、ということをありのままに受け入れるのです。

頭では許すことができても、まだハートで許すことができないのです。頭で許すとは、相手を知的に理解しているにすぎない、ということなのです。それでは、真の解放感と安らぎを得ることはできません。ですが、それはよくあることなのです。頭で許せただけでも大きな進歩なのです。少なくとも、相手を許そうと思っているのですから。

 

許すことを通して、あなたは、ありのままの自分でいることを、自分に対して許すことができるようになります。自分もまた限界と弱さを持った人間である、ということを許せるようになるのです。

    

さて、ここで、人間にとつて最もやっかいな三つの感情があります。

それらは「恐れ、怒り、そして悲しみです。これらの感情は、通常は、強く抑圧されています。というのも、それらが、子どもの時に受けた心の傷を思い出させるからです。それらの傷は、〈拒絶〉、〈見捨て〉、〈侮辱〉、〈裏切り〉、〈不正〉によって負った、五つの重大な傷に属しています。

自分が人間であることを受け入れ、自分に癒されていない傷があることを認め、自分を許し、そして他人を許しましょう。そうしないと、〈恐れ〉、〈怒り〉、そして〈悲しみ〉の原因を作ったのは他人であると考えて、その他人を非難し続けることになります。そうして、やがて病気になつてしまうのです。

  

この三つの感情をうまく扱うことは可能です。

〈恐れ〉に気づくことによって、自分が自分を守ろうとしていることを自党できるようになるはずです。そして、その結果、自分の心のあり方だけが自分を守ってくれる、ということが分かるようになってゆきます。

〈懇り〉に気づくことによって、自分を肯定し、自分のニーズに気づき、相手にはっきりと自分の要求を伝える必要がある、ということがわかります。

〈悲しみ〉に気づくことによつて、自分は何かを失ってしまったと思い込んでいる、あるいは何かを失うことを恐れている、ということがわかるようになります。

  

悲しみを自覚する、あるいはこだわりを手放すことは、誰にでもできることなのです。それが自分を愛するということなのです。自分を愛するとは、自分をありのままに受け入れ、あらゆる経験をすることを自分に許す、ということなのです。

そうすれば、エネルギーに満ちた健康な体で生きることが可能になるのです。人生で望むことは何でもかなえられるようになります。

   

この本に書かれていることを理解し、繰り返すことで、自分自身がより意識的になり、人生の質を向上させ、真実の愛の中に生きられるようになるかもしれません。

興味のある方は、ぜひ読んでみてください

  

  

コメント(1)

AWGで癌を治している漢方の先生が
「本当に癌を治すには考え方も直さなければいけません。」と言っていたことを思い出しました。
「考え方」と一言で言ってしまうと解りずらい事が、
この本にはより具体的に書かれているのですね(^^)

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