レジスタントスターチ

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息子の便秘解消のため、難消化性デキストリン(レジスタントスターチ)を購入。

カミサンの習慣化が功を奏して、とにかく野菜が好きで、もりもり食べてはいるのだけれど、実は野菜に含まれている食物繊維の量は知れているのだ。

    

日本人の食事摂取基準(2015年版)による、食物繊維の目標量は、18~69歳では1日あたり男性20g以上、女性18g以上とされている。

食品に含まれる食物繊維量一覧を見ると、いわゆる野菜サラダに含まれている食物繊維の量は意外に少ない。

 

この間テレビで便秘になるのは食物繊維が足らないからで、食物繊維のたくさん含まれるさつまいもなどの炭水化物を沢山食べれば便秘は解消!などとやっていた。

だが、そうすると、血糖値が上がるわけで、あちら立てればこちら立たず。   

 

なので炭水化物を含まない食品を食べていると、かなりの量の野菜サラダを食べる必要があるわけだ。

だが食物繊維摂取の目標値である20グラムを取るには、かなりの量の野菜サラダを食べなければならない。

 

そこで、レジスタントスターチを補助で取ることで、便秘を解消しようというわけだ。

   

レジスタントスターチ(resistant starch)は、「レジスタント」=「消化されない」、「スターチ」=「でんぷん」という意味で、難消化性でんぷんまたは耐性でんぷんとも呼ばれる。

ヒトの小腸まででは消化されず、大腸に届くでんぷん、および、でんぷん分解物の総称。

 

この「消化しにくいデンプン」には次のような効果がある。

 

糖の吸収スピードを遅らせる

腸の調子を整える作用

脂肪の吸収スピードを遅らせる

内臓脂肪や中性脂肪の低減する

ミネラルの吸収を促進させる

 

Dresistantstarch.jpg

 

レジスタントスターチ(難消化性デキストリン)を多く含んだ食品を摂ると、小腸でおだやかに消化され、大腸ではゆっくりと発酵されて有機酸になるため、摂取してから時間をかけて体に吸収される。

このため、レジスタントスターチを朝食に食べると昼食、昼食に食べると夕食の空腹感や食欲を抑えるセカンドミール効果により、食事量を抑えられるわけだ。

  

難消化性デキストリンの効果 12ヶ月間飲み続けた結果で書かれているように、トクホ(特定保健用食品)飲料で、20グラムのレジスタントスターチ(難消化性デキストリン)を摂取しようとすると結構な量と値段になってしまう。

甘いモノを食べたあとに更に甘いものを食べてしまうのは、急に血糖値があがり、また下がったときに、体がまた血糖値を上げようとするため、に糖を欲してしまうのが原因だ。

  

難消化性デキストリン(レジスタントスターチ)は糖の吸収を阻害し、血糖値の上昇を抑えるというメリットがある。 

また、アルコールを飲む前に難消化性デキストリンを摂取すると、余計な糖質系のつまみの食べ過ぎを阻止できるはず。

   

じゃあ、レジスタントスターチ(難消化性デキストリン)は全く味がないので、アルカリ化飲料(クエン酸+重曹)に混ぜて摂取するというのはどうだろう。

というわけで、しばらく続けてみようと思う。

  

その結果については、しばらくしてレポートの予定。 

乞うご期待!

    

 

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