バージョン19.1では「被写体を選択」機能が追加されました。
画像中の主要な被写体を自動的に選択する「被写体を選択」機能です。
選択とマスクツールが強化されたというわけです。
Photoshop CC 2018(19.1)に「1クリックで被写体選択」が来た!
使い道としては・・
オリジナル
車を抜いて、背景全体を少しボカす。
これが一番出番の多い使い方ではないでしょうか。
エッジの処理が多少あいまいでも、わかりにくいですからね。
オリジナル
背景の色味を変更
背景の色味を少し変えたい、などという場合の微調整にも重宝します。
いろいろやってみると、背景写真と被写体の写真のピントの差が大きいものほどいいようです。
つまり、被写体にピントが合い、背景がボケている写真はうまく選択できます。
明度差のあるシンプルな背景でも、被写体と周囲のボケ具合の違いがなく、色の近いものは不得意なようです。
大胆に変更したい場合は、写真を撮影するときに、あらかじめ切り抜きを前提にして撮っておくことです。
今までにも「焦点領域」という選択ツールがありましたが、似たような感じですね。
どちらにしても、最後にモノをいうのは、選択範囲の微調整です。
ここで手を抜くと、仕上がりに影響が出ますからね。
こういう切り抜きツールで印象に残っているのは クロマキー合成で書いた fluid mask
当時のバージョンは 3.2 でした。
現在は Photoshop CC の プラグインとして組み込むことができます。
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