直近の記事は3月5日で、それ以後の更新はなかったのですが、手をこまねいていたわけではありません。
今週末に友人が入所している東京のホスピスへ出向く予定です。
さて彼の現状ですが、ライフデジタル治療器は、皮膚と接触させている金属部分の影響で状態が良くないらしいのです。
なので現在は外しているとのこと。
ですが、昼間はマスクは外せる状態のままで平穏に推移しているようです。
タカダイオンは動作させていますからね。
この状態からの改善を目指し、導電性の布を使った敷きパッドやリング状にしたマフラーの試作品を使う予定でいます。
接触面が広くなるため、刺激が分散されることで、今後はこうした問題は起こらなくなるはず。
基本的に、アーシングできる導電性の布とは、エルマクリーンという優れもので繋ぐのがお勧めです。
素人がコンセントをいじって、感電されても困るからね。(笑)
ウチではすでにそうした状態で実験済みです。
両手両足にコードが付いていると、寝起きの際の脱着が実に面倒ですからね。
ですが導電性の布を使った敷きパッドを使うと、全く気にならなくなります。
さらにこちらで書いた、特許技術の応用で、効きも良くなるというオマケ付き。(笑)
タカダイオンも、金属やゴムの導子を体に接触させて使うという従来の方法だと、最初はよく効くのですが、段々と効きが飽和状態になってきます。
体が慣れると体感的に、効果が弱くなるという現象と相まって、こうしたいわゆるパッシブな使い方による限界がどうしても起こるわけです。
そこでもっとアクティブに圧を掛け、どこか滞っている場所を探し出して、そこを突破口として次のステップへ進めるのではないかと考えています。
タカダイオン関連の書籍で「電子付加療法の実際とメカニズム」という本があります。
111ページ目には、ALSの治療について書かれているのですが・・
長いので一部の要点を抜粋し、引用させていただきます。
1992年に偶然に本症忠者の1例を負電荷により治療する機会に恵まれたが、驚くほど有効に改善されたので記述して考察を行いたい。
【症例】AA,34歳,男性
家族歴・既往歴:特記すべきことはない。現病歴:1991年2月より言葉のもつれ、長い会話中の吐き気、水分の嚥下障害などの症状が現れ、11月より右上下肢の筋力低下が現れた。
1992年1月30日より1カ月間、東京都立神経病院神経内科に入院し、ALSと診断された。当時の症状としては口輪筋力低下、舌の萎縮、右上下肢の軽度の筋力低下、舌と右上腕に束状摯縮、四肢深部の反射の充進、筋電図の神経原性変化が認められ、息苦しい感じも生じていた。
末梢血、髄液、胸部XP、頸椎XPおよびMRI検査などには異常は認められなかった。同院よりはビタミンBI、B2、B12、C、EおよびLスレオニンが投与されたが、1992・3・2の我々の初診までは特別な改善はなく、次第に進行していた。
現症(初診1992・3・2):東京都立病院受診時の症状のほかに、言葉が聞き取れないほど不明瞭となり、低音で鼻に抜ける感じであり、歩行は家人の肩に手をかけながら遅い歩行であった。
全体的に運動動作に力が人らないと言っていた。首にも力が人らず時々前屈となり. 首、肩、腕が痛くなった。知能低下はなかった。肺活量は76%で低下、顔貌は表情に乏しく腱反射は両側亢進していた。舌は線維東変性あり右上腕筋および右前膊の叩打で筋肉の攣縮を生じ、握力は0に近く、肩の筋肉は痩せていた。
電子負荷開始後の経過は驚くほど良好であり、特に手、足などの筋力の回復は著名であった。
しかし言語の回復は遅くて十分なリハビリを必要とする感じであった。
初診時に力の人る運動は禁止していたにもかかわらず全身状態が改善してきたので、家人の進言により週2回特殊な体操をわれわれに相談もなく忠者が始めるようになって体調が悪くなった。
その体操の2週目より、全く体調が悪くなって高尾山にも登れなくなり、飲み水でむせるようになった。
この体操は1カ月で中止したが、体力と症状の回復がみられなくて他界したのであるが非常に残念なことであった。
しかし体操前の回復は著しいものであったから、このことについて次に考察してみたいと思う。
ALSの一部の症例の病因・病態にSCPGおよび糖脂質などに対する免疫機序が関与している可能性を示唆している。
このことから抗SCPG抗体は血管内皮細胞を障害して、神経組織障害を起こす可能性があると推測している。
すなわちALSに抗糖脂質抗体などの自己抗体が高頻度に産生されていることは、他の神経変性疾患にはみられないことである。
したがって、この自己抗体がALSの病因として関与していることが示ll変されると思われる。
もしALSの一部が自己免疫疾患であるとすれば、全身性エリテマトーデス(SLE)とか慢性腎炎は負電荷により改善されるのでALSも改善しうると考えられる。
山にも登れるようになったあとで、勝手な運動をしたために他界、という結末にはちょっと驚いたのですが、それよりもこの本にまとめられている考察からは、明るい未来が待っているように思えるのです。
圧を掛けることで、タカダイオンの効果をより高めることができるわけですからね。
パッシブ治療だけではなくアクティブな治療を加えることで、良い変化が起こることを祈りつつ、出来るだけのことをやるつもりでいます。
どういう結果になるのかはわかりませんが・・
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