ADAM S3Vを投入して音の出口が良くなると、送り出し側のソースのレベルが気になってきた。
というわけで自宅AVシステム音質向上作戦が2014年なので4年ぶりのバージョンアップ。
具体的にはブルーレイレコーダーの入れ替え。
ブルーレイディーガ DMR-BXT3000からDMR-UBZ1へ変更。
大画面化と高精細化を辿る一途の昨今の4Kディスプレイ(テレビ)は、薄型化によって音声部がどんどんダメになってきている。
音に関して大半のテレビは、狭いベゼル内に小さいドライバーユニットを無理矢理押し込んでいる。
そのため、サウンドはチープなオーディオシステムレベルに成り下がっている。
そのため、我が家のサウンドシステムは、ブルーレイレコーダーからミキサーを通し、外部スピーカーで鳴らしている。
パナソニックのDMR-UBZ1
4K時代のBDレコ、パナ「DMR-UBZ1」の超こだわり設定を見た!
DMR-UBZ1はパナソニックのブルーレイレコーダーのフラッグシップ機だ。
DMR-UBZ1は、2013年の発売以来(BDプレーヤーを含め)史上最高のBD再生画質を実現した製品として高く評価されているBDレコーダー「DMR-BZT9600」をベースに、UHD BD再生機能を付加するかたちで企画されたものだという。
ハードディスクの容量は3TB。
筐体は高剛性と低重心にこだわった高音質設計だという。
DMR-BZT9600の3層構造に加え、アルミプレートを追加した4層構造に変更。
共振周波数の異なる素材を組み合わせることで、不要な振動を抑えるとともに、放熱性能向上や筐体の低重心化を実現したという。
サイズの割に重量は約8.2kgと、ずっしりと重い。
持ってもガタつきのない堅牢な筺体としっかりとしたインシュレーターはまるでドイツ車のスポーツセダン。
価格ドットコムのブルーレイディーガ DMR-UBZ1レビュー
消費電力は約40W(待機時クイックスタート切:約0.02W)。
外形寸法は438×239×77mm(幅×奥行×高さ)
リモコンは新デザイン。
キーワードやジャンルでの自動録画はSONYのようには行かないけれど・・
慣れれば、特に問題なし。
リモコンはアルミボディのためだろうか、結構高級感がある。
リモコンもずっしりとした重さ。
映像は、いわゆる一般的なテレビ画面の明るく派手なバランスではなく、映画館のスクリーンで観るような、落ち着いた色調で、最初はなんだか画面が少し暗くなったような印象を受ける。
白い部分が過剰な明るさでなくなり、階調感を伴って表現されているためだろう。
サウンドは、今まで使っていたパナソニックのレコーダーとは一線を画す水準だ。
特に中低音の量感と解像度が凄まじい。
パナソニックの音質チューニング担当エンジニアによると、徹頭徹尾同じCDを何回も試聴して音質を練り上げてきたという。
前に使っていたDMR-BXT3000で焼いたブルーレイを再生してみると、映像も音声もちゃんとそれなりに、良くなっているように感じるのがちゃっと不思議。
というわけで、以前焼いた映画を片っ端から、見直して楽しんでいる。
最後に設定の備忘録
「シアターモード」をオン、「ハイクラリティサウンド」は音声出力をアナログに固定。
すると、高域が面白いぐらいに伸びる。
これは音声ソフトと映像ソフトに対して別々に設定可能だ。
HDMI関連の設定
ビエラリンク関係とオートサウンド連携はすべてオフ
接続設定内の出力解像度は1080pに設定(4Kプロジェクターではないので)
HDMI詳細設定内の7.1ch音声リマッピングをオフ、コンテンツフラグもオフ