気になる点についてのアドバイスであります。
今回のまな板の鯉はYY。(笑)
YY 500株 +1090ドル 一本目からだと4本脚の長いフォーメーションが出現してヒゲ付きの短いローソク足が出たので利確したが、その後もアップトレンドがしばらく続いていた。+1000ドル超のゲインだが2倍は狙えた展開だった。
というのがご本人の分析だ。
こちらが当日のオフィシャルで掲載しているチャートだ。
YY 500株 +2190ドル
さて問題はこのローソク足だ。
フォーメーションが出たあとの陰線が手仕舞いの理由だ。
だがフォーメーションというのは連続することが少なくない。
では連続するかどうかはどのように判定すればいいのだろう?
まずハイローバンドというMA(移動平均線)のどこにあるのかだ。
MAはトレンドラインを示している。
何のために移動平均線を使っているのかということを忘れてはならない。
まだアップトレンドが続いているのだ。
しかもローバンドにもヒットしていないのだ。
そしてその前の短いDOJIだが、これを呑み込んだわけではない。
陽線のDOJIとの間に形成されたギャップも開いたままだ。
おまけにレンジアベレージまでは距離がある。
つまりレンジアベレージまで上昇する可能性は決して低くないわけだ。
同じ事は他のトレードでも起こっている。
TMUS 500株 +140ドル 4本目に長い上ヒゲが付いたこともあり次の陰線の流れに反応して利確したが、その後も4本陽線が出て値幅が取れた展開。まだ30秒足チャートの動きに惑わされている。
ここでも手仕舞いの後、同じフォーメーションが繰り返されている。
500株銘柄だし、この日の成績なら+140ドルでもブレイクイーブンでもそれほど全体に及ぼす影響は少ないわけだ。
140ドルで逃げるか、利益がゼロになるリスクを取ってでも、さらなるゲインを目指すのか。
この長い陰線のあと、フォーメーションが続いたとしても、可能性として次の陰線がこれ以上長くなることはないだろう。
ということは、たとえ3本の陰線フォーメーションが続いてもせいぜいブレイクイーブンか少しマイナスになるだけだ。
こういう大きなギャップダウンで始まると、3本のMAの並び順が本来の位置になるまでは、移動平均線はあてにならなくなるということもアタマに入れて置いた方がいいだろう。
だがそれよりも気になるのが・・
まだ30秒足チャートの動きに惑わされている
という一文だ。
30秒チャートは、ドアタマの2本目で大きくロスを喰らわないために使うわけだ。
プラスになっていれば出番はないタイムフレームだ。
この時間帯まで来てプラスなら、30秒チャートを見る必要は全くないわけだ。
30秒チャートを見る理由はどこにあるのだろう?
プラスになれば、トレンドに沿って動いているかどうかの方が大事になるわけだ。
肝心のトレンドを見ていないため、30秒チャートの動きに翻弄され、勿体ない位置で手仕舞いをするケースが多い。
勿体ないハナシだ。
30秒チャートを見ることよりも、注意を払わなければならない点があるはずなのだ。
たとえば、まだレンジアベレージより遥かに下の位置にあるわけだ。
レンジアベレージまで伸びるかどうかの可能性は、常に頭に入れておくべきだ。
基本的に利益が乗っている銘柄は放っておけばいいのだ。
どうしてもそのあと逃げた方がいいというサインが、出たのならハナシは別だ。
何のために、そのツールを使うのか?
そして周りをよく見ることだ。
こうした点を考えることで、成績はさらに良くなるはず。
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