オズ3号はすべての銘柄のポジションをクローズ!
元金1万ドルで約5ヶ月での利益は665ドル。
1カ月で約133ドルの利益なので1.33%の利回り。
年率だと15.96%。
三菱東京UFJの定期で最高のスーパー定期の利回りは、0.01%。
なので、銀行へ預ける場合の1596倍の利回り!
今回途中での運用含み損は1300ドルあたりまで膨らんだのでした。
なので最後はどうするのかと興味深く見ていたのですが・・
では今回、FX自動売買ロボットのオズ3号はどういうトレードをしたのか?
という分析をしてみました。
拡大 ↓ まずは、最もロスの大きかったトレードをチェック。
840分チャート
筆者がオズ3号のデフォルトのタイムフレームだと推測しているタイムフレーム。
週足チャート
840分チャート(14時間チャート)よりより大きなタイムフレームでチェックすると・・
赤い移動平均線を切ったあたりでショートを仕掛けています。
これはトレンド的にも全く正しい位置です。
ですが残念ながらそこから値段はエントリー方向とは逆方向へ上昇。
複数のポジションを取っていたので、大きな含み益を抱えることになってしまったわけです。
ですが、上のチャートでは赤い丸印に抵抗線があることが分かります。
この位置あたりでカットロスをしています。
ですがここで疑問が発生します。
何故ロスがさらに拡大するかもしれない上昇局面でのカットロスではないのか?
そして、何故ロスが減少しているところまで待ってカットロスをしたのか?
そのヒントは、下の勝ちトレードのチャートに隠されています。
オズ3号はフィボナッチリトレースメントの位置を見ていたようなのです。
というわけで、最も利益幅の大きかったトレードをチェックしてみました。
拡大 ↓ 最も利益幅の大きかったトレードをチェック。
840分チャート
ショートエントリーの後で値段が上昇して含み損が拡大したのですが・・
何故ここでエントリーしたのか?
そして、逆に振られて含み損が発生したとき、どこまで我慢するつもりだったのか?
週足チャート
この赤い丸印の位置に抵抗線があります。
なのでここで跳ね返され、下がると予測したのでしょう。
ここがショートエントリーの位置です。
ところが逆に値段は上昇してしまい含み損を抱えることになります。
では、どこまで含み損を我慢するつもりだったのか?
というわけで、予測してみました。
週足チャート
上のチャートの赤い丸印が週足チャートでのフィボナッチの50%(半値戻し)のライン。
フィボナッチリトレースメントを直近の高値と安値の位置に適用した結果です。
これはフィボナッチの基本的な使い方なのです。
フィボナッチ級数では50%の半値戻しになる位置は、強力な抵抗線となることが多いのです。
なので、ここのあたりで上げ止まるだろうと、我慢をしていたのでしょう。
案の定50%(0.500)の位置までは上がらず、値段は下げに転じました。
840分チャート
もちろんポジションはこれだけではなく、ショートサイドもロングサイドも複数ポジションを持っていました。
ですがトレードの流れとしては、すべてのポジションで、このポイントをチェックしていたはずです。
念のためさらに大きなトレンドの月足チャートでもチェックしておきましょう。
月足チャート
赤い丸印が安値から23.6%のフィボナッチガイドラインの位置です。
13782の位置です。
下の週足チャートの赤い丸印は50%のフィボナッチガイドラインの位置。
13711です。
週足チャート
13782と13711はゾーンで考えればほぼ同じ。
週足と月足という違ったタイムフレームの長さでの比較なのですからね。
これくらいの細かい数字の違いは当然です。
つまり840分チャートよりより大きな2つの流れを見ても、このあたりの位置が強力な抵抗線ゾーンとなっているのです。
やるな!オズ3号。
このように、オズ3号ロボットは、フィボナッチを複数のタイムフレームで抵抗線としてチェック。
トレンドがどこまで継続し、どこで止まるのかをしっかりと把握しているのです。
オズ3号のレバレッジは200倍もあります。
そのためカットロスのためのストップの位置を深く設定できる設計になっているのです。
そのため、少々の含み益は我慢できるというわけです。
なるほどねえ・・
言い換えれば、マーケットがエントリー方向と逆に動いても、柔軟に対応できるのです。
このようなマーケットの状況も予測したうえで、プログラムされているのでしょう。
たぶん。
オズ3号の凄さは、このようにテクニカルに分析をすることでよく理解することができます。
オズ3号の利回りが不満だという方がいらっしゃるようですが・・
銀行へ預ける場合の1596倍の利回りですよ!ダンナ!(笑)
しかもFX自動売買ロボットのオズ3号は、投下資金を決して減らす事がないのです。
その理由は、このように、トレーディングの基本をきちんと押さえているからではないでしょうか。
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