ALS進行押戻作戦二日目の続きです。
三日目は、朝のうちに横浜にある、いわゆる健康ランド、つまり温泉へ。
しっかりと目を覚まし、カラダもほっかほか状態で、9時半頃ホスピスへ到着。
幸いにも友人はバイオマットの上に低反発マットレスを敷いた効果が出たようで、昨夜は背中の痛みもなく、グッスリと眠ることができたという。
カラダもすっかり暖まってきたようで、昨夜はバイオマットの電源を切ったままで就寝したようだ。
バイオマット、寝る前にスイッチオンにするの忘れてしまったのですが、夜中に汗をかいて起きたほど体が暖かく感じていました。足の痛みも無かったです。
少し調子が良くなったようなので、聞きたかったことを訊ねてみた。
とはいっても、こちらが訊ねたことに対して彼が、イエスかノーかで応える、という方法なので、なかなか話が進まないのがもどかしい。
イエスなら目を一度パチリ。
ノーなら、首を横に振る素振り。
とはいっても実際には、彼は首を全く動かせないので、いわば顔の筋肉も駆使してのコミュニケーションだ。
足りないところは、視線入力のノートブックを通じて、ラインでメッセージを送ってくれる。
発症はまず左腕から動かなくなり、次に足に来たという。
とはいえ、その当時はまだ右手が動いていたので、電動車椅子で通勤。
だがトイレが自分で行けなくなったのを境に休職。
呼吸器を昼もつけるようになったのは、約一週間ほど前のことだという。
ということは、かなりギリギリのタイミングだったことになる・・
この日もバイオマットの枕は頭部へセットしていたのだが、頭部も微動だにできない状態のため、重さが一点に集中することになり、頭部のある部分が痛くなってきたのだった。
普通は無意識に頭を動かすため、こういう問題は起こらないのだが・・
というわけで、バイオマットの枕シートは枕の下へ移動。
ただバイオマットと頭部の距離が遠くなるので、急遽アマゾンで低反発の薄めの座布団を注文。
到着次第、マットレスと同じように、バイオマットとアタマの間に低反発素材を入れるという作戦だ。
本当はバイオマットミニで頭部を「す巻き」状態にして、最高温度で一時間ほど加熱できればいいのだけれど、呼吸器を装着しているため、現状では不可能なのが残念だ。
ライフ治療器は床に置き、ALS治療の周波数で現在も24時間稼働させ続けている。
ホスピスを訪問したのは、はじめてのこと。
だが、スタッフの皆さんによる気遣いレベルは高く、さすがプロ。
ホスピスの皆さんからすれば、筆者の今回のような行動は「得体の知れない?!(笑)ケア」に映っているはず。
にもかかわらず、理解を示していただき、ホントありがたかった。
周りの方の理解と協力がなければ、こういう風には事を運べないわけだからね。
ALSという病気は、広く一般には「治らない」とされている難病だ。
そのため、こうした対策をしたとしても、症状が改善されるという保証は全くない。
だが、他に手立てはないのだ。
可能性のあることは、すべて試してみる価値があるはず。
今回使ったアイテムは、すべて自分で体験したうえで、その効果を自ら確認したものばかりで構成している。
こうした波動や電子を利用した対策は、原理的に必ず効果が出るはずなのだ。
と自分にも言い聞かせ、ホスピス滞在中は、友人をひたすら励まし、ポジティブな姿勢を見せることに専念。
何よりも大事なのは、本人が「必ず良くなるはず」という希望を持ち続けることなのだ。
とはいえ、それなりの根拠がなければ、友人に無駄な希望を抱かせるだけで終わってしまう。
そうなれば、彼をより苦しめることになるだろう。
こうしたリスクは、考え始めるとキリがなくなってしまう。
彼が自分の息子だったらどうするだろう?
今回ホスピスを訪問することができたのは、このような単純な理由だった。
まずは昼間に呼吸器を外すことができるようになる。
これがオレなりの当面の目標だ。
体への負担を考え、タカダイオンは外し、まずはバイオマットとライフ治療器の組み合わせで、どうなるかを様子見することにして、昼過ぎの新幹線で一旦神戸へ戻ることにした。
というわけで、昼頃にレンタカーを、トヨタレンタリース横浜の江南中央店へ返却。
その際「最寄りの駅へ行きたいのでタクシーを呼んで欲しい」と頼んだとき、店長とおぼしき方が、わざわざ駅まで送ってくださったのだった。
こういうときの心遣いは、実に響くのだった。
そしてブルーラインという地下鉄で、新横浜駅へ向かう途中のこと。
友人からラインで、メッセージが送られてきた。
はじめさんの言葉が本当に気持ちを支えてくれますよ。
僕は「病は気から」 という言葉を信じてます。
病におかされている者は、生きる為にその術を探そうとします。
その気持ちが身体を変えていくのだと思ってます。
今後の反応を観察し、治しますから。
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はじめまして。
私も大切な友人を助けたいという思いからにAWGとライフデジタルに出会いました。
先ずは病気の進行が止まり、それから少しずつ、少しずつ回復へと向かった、というのが友人に起こった「奇跡」です。
でもそれは奇跡ではありません。
ライフデジタルやAWGを介して知り合った方がた(病を治す側の方々)のお話を聞いただけでもこの世の中には西洋医学以外の様々な有効な治療法があるのだと解りました。
「病は気から」
そして「病は治った者勝ち」なんだそうです。
またお邪魔させて頂きます。