安い本ではないが購入して読了。
こちらにレビューあり。
著者は俊成正樹(としなり・まさき)氏。
1936年生まれ。大阪出身の社会派ジャーナリストの取材により構成されている。
全摘手術からの乳房再生は「脱術」の器具によるものか「医術」によるものか。
という前書きから始まり、いわゆるドキュメンタリーのタッチでAWGについて取材した内容で構成されている。
AWGは素粒子の波動束を発生させ、人体の深部を波動のエネルギーで満たすことで様々な効果を発揮させる装置だ。
直訳すると「段階的波動発生装置」。
人は誰もががオーラを発しているため、元気を人からもらったり他人に上げたりすることができる。
だがAWGは、人から人へではなく、人工的な波動を段階的に発生させ、人体の深部に集中させて働きかけるという代物だ。
ハイライトは、全国の「AWG」使用者と、浜松市在住の開発者へのインタビュー部分ではないだろうか。
著者によるとAWGによる難治症例の治癒は、現代医学の諸制度を、根本から揺るがすことになるという。
コペルニクスの地動説が異端視されたのと同じような扱いを受ける宿命を背負った装置だというニュアンスで紹介されている。
さらにこの本では著者自らが最新式の小型AWG通称「スーパードクター」を手にして試されている。
この装置は、AWG体験記で書いたウェルネス本山で使われているものを撮影したもの。
このいわゆるスマホ形状の装置は縦25センチ横15センチほどの長方形で、厚さ約1.5ミリ。
上半分が液晶パネルになっていて、数値と電流・電圧強さを示す数字や、自分で調節できる波動の強さ、横棒グラフ表示、入力したコード番号、照射に必要な残り時間が識別できるようになっている。
発生する波動は縦20センチ、横12センチほどの端末パッドを通じて体へ接触させる仕組みだ。
感電しない強さの電流(12.5ボルト)と電圧(10ミリアンペア)のため、非常に安全だ。
添付のマニュアルには50音順で約400ほどの疾病名に対応したコード番号表があり、その番号を選択して使用する仕組みだ。
この本の著者いわく30分ほどの照射のあと、パッドを外すと頻が軽くなったという。
「顔が軽い」とは妙な表現だが、顔全体が二割ほど軽くなった感じだという。
三十分ずつ休憩を入れ二回続けると、翌朝には老眼鋭なしに新聞を読んでいる自分に気付き、がく然としたという。
毎朝夏蝉のようにやかましかった耳鳴りも消えとても気分爽快になったらしい。
我が身の変化に思わず大声で笑い出したくなったという。
ただ眼カアップも耳咀りの沈静も、ニ日ほどでまた元に戻ったというが、継続して使用すれば、たぶん半永久的に効果が持続するはず。
筆者自らの「人体実験」のあと、これは「魔術」ではなく、もしかすると人助けの妙具かもしれないと感じたという。
脳疾患や難病とAWG
AWGによって素粒子レプトン属電磁波であるマイナス電子が、頭蓋骨を貫通し、細胞内に投射されると何が起こるのか?
素粒子は、脳細胞内タンパク分子と結合している原子や脳細胞の最小単位である原子核に作用し、マイナスイオンを放出するのだという。
この電子は脳幹や脳下垂体(前葉、中菓、後葉)や松果体を電磁波動で振動させ、セロトニン・総ドーパミンなどや、生体の生命維持や組織細胞の生理的機能を司るホルモンやホルモン様物質をバランス良く分泌させるのだという。
電子を脳細胞内に投射すると脳細胞内に分布しているタンパク分子に結合している原子へ作用する。
最小単位である原子核に対し、毎秒52万6個の素粒子が発射されるのだ。
そこではピストン運動が反復され、縦の波動運動を1万回/秒を繰り返し同調して共振し、全体内にマイナスイオンが放出されるのだという。
すると脳内に発症するアルッハイマー症、認知症、脳梗塞、老人性痴呆症、脳腫瘍、脳動脈瘤、統合失調症、そううつ病、トラウマその他の精神障害などの疾病が、短期間に改善され、快方に導かれることが、臨床実験で明らかになっているという。
これらの疾病が完治したかどうかについての診断は、それまでは、不可能とされてきたが、東北大学名営教授の松澤大樹医学博士(現・未来クリニック院長)」が開発された画像診断法によって、これらの各疾病が完治できたのかどうかの、診断が確立されたという。
このようにこの本では様々な症例に対しての治癒例や、メカニズムが詳しく、そしてわかりやすく解説されている。
AWGを理解するためのいわば必読書といっていいだろう。
興味のある方は、ぜひ一読されることをお勧めする。
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