2017年06月26日 のCoolに過ごそう

久しぶりのクルマネタ

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今日の切れ端で書いたように、夜の湾岸線ドライブの影響で、今日は車関係インプレッション。

   

235i はアクセルペダルを踏み込んだ際にエンジンが、待ってましたとばかりに反応してくれる。

いわゆる直結感が醸し出すダイレクト感には、いつ乗っても感動する。

     

クーペボディー故の車体のガッチリ感が高速走行で威力を発揮する。

もちろん乗り心地にもよい印象に寄与しているはず。

  

まるで厚い靴底のような車体は、さすが「走りで売る看板モデル」ゆえの段違いのしっかり感。

というわけで、乗るたびに、やっぱ速いクルマは違う・・とニンマリするわけです。

    

いわゆるファン・トゥ・ドライブ的な情緒を乗り手に感じさせてくれるように、しつらえてある車の筆頭がBMW。

これはエンジンが前で、後輪を駆動するという、車としてのコンベンショナルな成り立ちという要因も大きいはず。

   

フロントタイアが操舵だけを受け持つがゆえの、いわゆる操縦性は、実に気持ちがいい。

だが同じFRでも、対極に位置するのがベンツ。

  

ドイツの二大巨頭と言えば、ベンツとBMW。

ベンツのステアリングの味付けは多少乱暴でも、ヨー起動は一定のレベルで穏和されるようになっている。

   

一方でBMWは、操作に対してリニアに反応。

ドライバーが思ったとおりの軌跡を描くことができるわけだ。

 

つまりベンツはろくにハンドルの切りかたも知らないドライバーでも、安定して曲がるわけだ。

つまりニンゲンを信用していないのです。(笑)

  

それゆえにベンツは少々乱暴に飛ばしても安定して走ることができる仕立てとなっている。

当然その代償はある。

 

いつもベンツが助けてくれるため、どうしてもクルマの扱いがぞんざいになってゆく。

そういう味付けに慣れているドライバーが、235iのような人馬一体系のクルマを運転すると、どうなるか?

結構怖いものに感じるはず。(笑)

 

0518-235-Frontside.jpg

     

以下はモータージャーナルネタであります。

    

沢村慎太朗氏が書かれていますが、BMWは、ミニの背高系をカナダのマグナに開発から生産まで丸投げ。

ベンツもSLSの車体とシャシーがマグナに丸投げだという。

    

つまり基幹じゃないモデルは外部に委託するという流れ。

FF系モデルの45AMGに積まれる高出力2.0直4ターボはリカルド設計。

  

つまり先行き不透明なパワートレインは、自社で苦労してノウハウを積み上げても意味がない。

なので、リカルドやAVLなどのコンサルタント会社に設計開発を任せてしまうわけです。

   

日本でもホンダがそっちに舵を切ったのだという。

ありゃあ・・

 

というネタですが、こうして考えると、一般的に中国をはじめとする新興市場の成金に売るような商品は、今後も手早く開発するため、こうした傾向が加速するのは当然の成り行き。

     

ただ、ダマシが利かない欧州市場の基幹となるセダン群は、アウディのように電子制御を満載し、何とか辻褄を合わせようとするわけです。

その究極が、今車業界が躍起になっている、自動運転。

   

こうしたデバイスが搭載されている、いわゆる安全な車というのは、そっちにコストをかけるわけです。

つまり人間不信のクルマ作りをやっているわけですから、当然乗り味とかは二の次になりがち。

      

日本は特にここ10年ほど、クルマそのものが燃費や自動運転に向いている。

そのため、エンジンから変速機まで迷走状態になっているわけです。

 

そういう車はいわゆる、ファン・トゥ・ドライブとは対極方面を向いてしまう。  

その中から、運転していて楽しい車を探そうとしても、見つからないのは当然のハナシ。

 

内燃機関で走る車が一台あるのなら、奥さんの買い物グルマで電気を組み合わせた車はありでしょう。

ですが一台だけというのであれば、やはりコンベンショナルな内燃機関の車だ。

  

筆者の場合、神戸大阪を往復する高速走行が、含まれるため、100km/h以上の領域になると恐ろしくなる日本製Bセグメントは蚊帳の外。

Bセグメント該当車種というと、ヴィッツやノート、フィット、デミオ、スイフト、バレーノ、カローラアクシオ/カローラフィールダー、ラティオ、ウィングロード、グレイス、シャトルなど。

    

ということになると、高速道路を走るとなると、どうしても欧州車になってしまうわけです。

   

で、セグメントで言えば 235i は Cセグメント。

BMWは、現在AやBセグメントの車は作っていないので安心。(笑)

   

ちなみにセグメント別の車を例に挙げると・・

 

Cセグメント

メルセデスA,B、アウディA3
1シリーズ(ハッチバック)
2シリーズ(クーペ)

   

0518-235-side.jpg

Dセグメント

メルセデスC、アウディA4,5
3シリーズ(セダン、ツーリング、GT)
4シリーズ(クーペ、コンバーチブル)

   

Eセグメント

メルセデスE,CLS、アウディA6,7
5シリーズ(セダン、ツーリング、GT)
6シリーズ(クーペ、グランクーペ、コンバーチブル)

 

ボルボのS90は、大型FWDセダンというEセグメント。
S60・V70・S80に比べると、長足の進歩だろう。
だがドイツ御三家のEセグメントと対等の勝負ができるかといえば、そこまでの力量はない。

     

Fセグメント

メルセデスS、アウディA8
7シリーズ(セダン)

    

 

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今日の切れ端

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Night Drive

   

昨夜、所用のため大阪神戸間を往復。

帰路は8時台。

車は少ない。

     

0625nightDrive01.jpg

手持ちでノーファインダー撮影。

当然傾くわけだが・・

Photoshop のアクションで自動補正している。

      

0625nightDrive03.jpg

撮影はAUTOというカメラにお任せモード。

    

10枚ほど撮影。

だが、ほとんどがブレブレで使いものにならず。

その中からかろうじて3枚が残った。 

  

たまにはこういうショットもいいものだ。(笑)

 

しかしこうして撮ってみると、車載カメラホルダーの威力は凄いと実感。

車載ホルダーは10年ほど前から導入しているが・・

  

過去ログを検索すると、こういうこともやっていたなあ・・(笑)

三脚穴付スマートフォンホルダーを車載ホルダーと組み合わせることもできる。

  

  

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