このリストは、いつの間にか勝っているオズ2号君の表示とは全く違っています。
上のリストでは、どのトレード同士がワンセットなのかが、非常にわかりにくいのです。
下は MT4 のリストです。
ポジションをとった時間と値段、そして手仕舞った時間と値段がわかります。
ただ、幸いなことに、赤い四角で囲んであるところのポジションサイズが0.25と同じ数字です。
ですから、多分このワンセットを分析すればいいだろうと、辛うじて推測できるわけです。
↓
それ以外のたとえば SIZE が0.02だと5つあります。
そのため、どの0.02がどの0.02とセットなのかが分からないのです。
0.25のポジションサイズということは0.02の12.5倍です。
何故このセットだけを、こんなに大きなポジションサイズでトレードをしたのか?
これだけの情報ではわかりません。
ですがこの一撃で571.7ドルを稼いでいます。
凄いなあ・・(笑)
じゃあ、オズ3号はハイリスクなギャンブルをやったのでしょうか?
いや、それはないでしょう。
何か理由があるはずです。
というわけでまずはチャートで、このトレードを表示させてみます。
トレーディングの方向はBUYとなっていますから、買いです。
1月15日に買って、2月3日に手仕舞っています。
分足だと一年以上前のデータになるため、CQGでは表示されません。
ですから日足での表示です。
ですから、戦略を分析するための最適のタイムフレームかどうかは分からないことを、最初にお断りしておきます。
仕方ないので、表示できる最小のタイムフレームなので表示させてみただけです。
これで見ると、ダウントレンドの、このあたりがボトムだと判定したようです。
そのため買いポジションをとっています。
念のためより大きな週足で見ると・・
ローソク足のフォーメーション的にいえば、下げ止まったパターンです。
5本続いている陰線の中で最も長く、また下ヒゲが出ていますからね。
ただ疑問なのは、0.25のポジションサイズという他のトレードの12.5倍ものサイズで、何故トレードをしたのかです。
このローソク足のフォーメーションがボトムっぽい、という理由だけで、決定したのでしょうか?
正確なことを断定するにはオズ3号の基準となるタイムフレームが分からないと分析のしようがないのですが・・
とはいえ、使える材料で推測するしかないわけですけどね。
というわけでより大きなタイムフレームの月足で表示させると・・
どうやら、ここがボトムらしいということがわかります。
つまりダブルボトムっぽいわけです。
このあたりで底を打って、上昇に転じるだろうという「逆張り」です。
月足でボトムを判定し、週足ではローソク足フォーメーションでボトムをさらに確認。
そして日足あるいは860分チャートかも知れないのですが、そのあたりのタイムフレームでエントリー。
というのが筆者の勝手な推測ですが、まあ当たらずとも遠からずではないでしょうか。(笑)
でもう一つのトレードは、これもポジションサイズが何故か0.25
これも方向は上の例と同じで買いでエントリーし、一撃で557.65ドルを稼いでいます。
日足で見ると・・
2月22日に買いでエントリー、3月10日に手仕舞っています。
これは週足。
やはりローソク足フォーメーションパターンでボトムを判定しています。
月足で見ると、ここでもボトムを確認しています。
2月22日に買いでエントリー、3月10日に手仕舞っています。
こうして2つのトレードの月足を並べると、同じような場所でトレードしているように見えます。
こちらは1月15日に買って、2月3日に手仕舞っています。
つまりここで571.7ドルを稼いだので、ボトムという判定は正しかったことになります。
なので2匹目のドジョウを狙い、2月22日に買って3月10日に手仕舞ったわけです。
つまり2匹目のドジョウ作戦で、557.65ドルを稼いだのです。
1発目で稼いだ方法で、少し遅れた同じトレンドが継続しているところで、もう一発・・
というわけです。
実に合理的で、スマートなやり方です。
オズ3号クン、アッタマいいよねえ。
お見それしました。(笑)
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