リスクを考えるとき、何に対するリスクか?
まずこれがハッキリしていないと、答えようがないわけなのだけれど・・
トレードの場合、それは「損をする」というリスクを指すことが多い。
だからこそ、オズではロボットの利益に加え、上場時の利益、ピラミッドスキムでの報酬。
という「おせちの三段重ね」方式で対応しているわけだ。(笑)
時間のリスク
だが、意外と「なおざり」にされているのが、時間のリスクだ。
アウトバーンなら高性能なクルマをお金で時間を買い、長時間というリスクを減らすことができる。
だが反面、「事故る」というリスクは高まるわけだ。
会社に勤めると、定額のお金を得るため、お金で買えない時間を提供しなければならない。
つまり時間を失うという、お金では買えないモノを失うというリスクと引き替えているわけだ。
だがそういったリスクを意識する人はほとんどいない。
なぜなら、リスクを取ることより、経済的基盤のための目先のお金を得なければならない、という差し迫った事情があるからだ。
お金の場合、リスクを取りたくなければ、雀の涙ほどしかつかない銀行に預け続け、会社へ行かなくても良くなるよう、対策をする。
これがよくあるパターンだ。
だが筆者が始めたナスダックでの米国株トレーディングも1時間ほどの時間に拘束されるというリスクが存在する。
だがロボットなら、何もしなくてもいいため、時間を失うことは1秒たりともないわけだ。
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パフォーマンスというのは、本来こうした点も合わせて考えるべきなのだが、時間拘束のリスクというものは、「やることがない人」にとっては、ノーリスクのように感じてしまう。
意外なところに、意外な落とし穴が開いているというわけだ。(笑)
何のためのリスクか?
さらに何のためにリスクを取るのか?
これも意外に忘れられがちな点だ。
筆者がこのロボットについて書いたのは、スキルを磨いたのに報われなかった人への選択肢を増やすため。
セミナーへ参加したにもかかわらず、利益を出せない方は全体の90%以上にもなる。
私がトレードを始めたのは1997年の秋なので、今年で20年目を迎える。
気がつけば、年齢的に高齢者に属する世代。
当然のことながら、年齢的な制約で、近い将来にトレーディングに関するサービスを提供できなくなることは、自明の理。
そうしたときに、出会ったのが、このロボットによる自動売買。
だが、時々金融庁の目が気にならないのか?という気遣いをいただくことがある。
わかりやすく言えば、デイトレードネットで筆者は自分が個人的に始めたことを、ブログで呟き、興味のある人に関連情報を教えているだけ。
スキャンシステムも、トレーニングのためのツールとしてプログラムの使用料金でコストをまかなっているだけ。
米国株で利益を出すための方法を教えるだけであり、その情報を知ったうえで、やるかやらないかは、また別の問題だ。
自動売買ロボットについての情報も、いってみれば、日本語での無料サポートなのだ。
ただ筆者にとってのリスクは許容できる範囲のため、自らが手を出しただけ。
どういった要素がリスクとなるのか?
そして、またそのリスクの許容度も10人十色。
役所が一律に基準を設け、規制することで、粗い目のザルを被せる。
こうした方法で何とかなるものではない時代になっているのだ。
テクノロジーとリスク
テクノロジーの進化により、様々な分野で「人工知能」を使い、リスクを下げようという動きが加速している。
皆さんご存じのように、クルマも衝突による損害のリスクを減らすため、自動運転が脚光を浴びている。
筆者が数ヶ月前に買い換えた車は自動ブレーキのたぐいは、全くついていない。
最近は、ほとんどのクルマに搭載されつつある。
だが、筆者の場合、免許を取って以来そういうものが必要だと思ったことは一度も無い。
なぜなら車を運転するということは。、事故るリスクは承知の上で行う行為だからだ。
そのため、そうしたリスクを回避するためのスキルを磨くため、ドライビングレッスンを受けたりしたこともある。
本来、このように運転する人間の持つ性能を上げた方が、事故を減らすには遥かに効果的なのだ。
だが自動車メーカーにとっては絶好の金儲けのチャンス。
自動ブレーキは新車に変えさせるための、実に便利な手立てとなるからだ。
テクノロジー進化の波は日本にも押し寄せている。
インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」が普及し始め、国内でビットコインを支払いに使える店舗は2017年中にも現在の約5倍の2万カ所にまで増える見通しだという。
金融庁はベンチャー企業が銀行と組んで新しいサービスを始めやすくするためフィンテック環境整備に乗り出している。適切に情報を管理できる事業者を登録制にしたうえで、銀行に口座情報などへの接続を認める体制をつくる努力義務を課すという。
ハイリスクの正体
だが、最も怖いリスクは、本人が気がつかないリスクではないだろうか?
たとえば、人間はご飯・パン・麺類・砂糖を食べると、体内で炎症を起こしたようになるのだが、その耐性には個人差が多いため、気がつかないうちに健康を損なってしまう、というリスクが存在する。
このように、「知らない」ことに起因するリスクは、本人が気がつかないだけにタチが悪いのだ。
筆者の場合、振り返ればこの「気がつかないリスク」に放浪された人生だったのかもしれない。(笑)
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