ワンクリックシミュレーション

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先日の飲み会で意外な事実が発覚。

oneclick.jpg 

というわけで、ナスダックマーケット09(金)の銘柄で緊急解説。

 

この日、最もゲインの高かった銘柄はこれ。

だがこれを見逃してしまったトレーダーは少なくないようだ。 

  

WYNN33-1.gif

WYNN 500株 +2000ドル

エントリーの位置がいい。

下は上のチャートの続き

WYNN33-2.gif

念のためという手仕舞い位置。

ここまで来たら、それほど強欲にならなくても済むからね。(笑) 

 

 

見逃した人の、銘柄選択では下の30秒チャートを見て見送ったわけだ。 

wynn.gif

WYNN 下げ始めたローソク足なのでOK

ゾーンの中にいるしね

   

では何故このチャートを見て、エントリーできると判断できたのか?

   

WYNN2333.gif

WYNNのマーケット開始後3分の時点の30秒チャート

長い陽線が出て反転し始めている。

  

WYNN2333-2.gif

だが意外にもDOJIが出た。

本来なら陽線3本フォーメーションになるはずなのだ。

だが上げ止まってしまった。

 

DOJIが出たということは、どういうことなのか?

この長い陽線は、フォーメーション的に言えば3本分の長さがあったわけだ。

  

 

WYNN2334.gif

そして34分の判定すべき時間には短めの陰線が表示されたわけだ。

つまり下げ始めたサインが出たのだ。

 

当然このあとエントリーすると少なくとも陰線になることはほぼ間違いない

しかも終値はハイローバンドのゾーンの中に位置している。

 

ハイローバンドが右上がり気味になっているのは長い陽線の影響。

当然ショートエントリーだ。

    

  

WYNN2334-2.gif 

さてエントリー後、少しプルバックが来た。

だが、その陽線は陰線を呑み込むほどのチカラは無かった

なぜならマイナスにはなっていないからだ。

 

そしダメ押しで、陰線が陽線を呑み込んでいる

ここで完全に勝負あり。

 

その後順調に下落

その結果は +2000ドル。

  

いかがだろう。

   

基本的にワンクリックシミュレーションをしているのと同じことなのだ。

ハイローバンドギャッププレイは日足を使うが、この場合は30秒チャート。

タイムフレームの長さは違っても、ローソク足のフォーメーションは同じ事なのだ。

 

月間のトータルの成績が良くない場合どうすればいいのか?

とにかくワンクリックシミュレーションで鍛えることを勧めている。

 

だがただ漫然とやっていても効果は無い。

その銘柄の動きを、ローソク足や抵抗線を見ながら予測する事が大事になる。

 

自分なりに形成されているローソク足からの情報を読み解くことが大事だ。

そして、その分析によって、次の足の動きを予測するわけだ。

 

この予測が外れまくっていては、勝てるようにはならない。

 

 

NVDA30.gif

NVDA 500株 ▼210ドル

MAが悩ましい位置にあったため、ちょっとアイタタになってしまった。

6本前の長い陰線が呑み込まれたらダメ・・

 

MAが悩ましいというのは、何がどう悩ましいのか?

というご質問をいただいた。    

 

NVDA2334.gif

さてNVDAの34分時点の30秒チャート。

この次の足のアタマでエントリーするわけだ。

ハイローバンドのトレンドゾーンの中なのでエントリーはOK

しかも陰線が陽線呑み込むという好条件

ショートエントリーを後押しする要素でもあるわけだ。

 

 

NVDA2334-2.gif

さてショートエントリーした足は陽線で終わったが、心配はいらない

なぜなら陽線の終値が、前の陰線の終値に届いていないからだ。

  

 

NVDA2335.gif  

さてここで長い陽線が出現。

 

この陽線の終値は、2本前の長い陰線の始値には届いていない。

だが、次に陽線が出れば、多分呑み込まれてしまうはず。

 

とはいえ、含み損は120ドル

なのでカットロスの判定基準となる150ドルには達していない

   

   

NVDA2335-2.gif

さてここで短いながらも陰線が出現。

だが3本前の長い陰線の始値には届いていない

呑み込まれるという事態は回避されたわけだ。

 

問題はこの陰線のアトの足が何色になるのかだ

ここが正念場。

陰線が続けて出現すれば、下げ始めたわけだからホールドだ。

 

だがもし陽線が出れば、その次の足のアタマでカットロスだ。

なぜならロングサイドへ反転し始めたことが決定的になるからだ。

  

さらにハイローバンドの傾きを見ると・・

右上がりのアップトレンドになり始めている

   

  

NVDA2336.gif

さてここで陽線が出てしまった。

万事休す。

予定通りこのアトのローソク足のアタマでカットロスだ。 

 

それに上に移動平均線が2本ある。

つまり合計3本の移動平均線がまとわりついているのだ。

 

これらの移動平均線が上値抵抗線となるのか?

あるいは下値抵抗線となるのか?

 

それは次のローソク足の色が決めるのだ。

MAが悩ましい位置にあったため・・

と書いたのは、こういう理由があったからだ。

 

とはいえ、この時点での終値はマイナス210ドル

カットロスの判定基準となる150ドルを越えてしまっているのだ。

だが、こうした経緯のため、手前ではカットロスの判定がきなかったわけだ。

 

もしこの先で移動平均線が下値抵抗線となってしまえばどうなるか?

ロス幅はさらに拡大することになる。

 

移動平均線群がどれだけ悩ましくても、予定通り次のアタマでカットロス。

というのが、正解であります。

  

NVDA30.gif

というわけで損失が確定。

   

このように、カットロスの過程でも、次のローソク足がどういう動きをするのか?

という予測ができるかどうかが、最終的な成績を決定するための大きな要素となるわけだ。

  

文字で書くとこれだけの長さになってしまう。

 

こうしたケースでは、新しくサービスを始めた、スカイプを使ったビデオチャットがお勧め。

VideoChatSeminarBanner.gif 

ワンクリックシミュレーションを実行しながら、どこで何をどう考えればいいのか?

というアドバイスをライブの音声でガイドされることで、よく理解できるようになるはず。

 

お試しあれ。

   

 

 

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