【ワシントン共同】オバマ米政権で科学技術政策を担当するホルドレン大統領補佐官が、東京電力福島第1原発事故の直後、放出された放射性物質の影響で、最悪の場合、東京での被ばく放射線量が「数週間で100ミリシーベルトかそれを超える」恐れがあるとの予測値を他の米高官らに示していたことが9日までに分かった。国務省が2月に公表したクリントン前国務長官の在任中の電子メールに含まれていた。
100ミリシーベルトは一般の年間被ばく限度の100倍、同事故収束作業員の5年間の被ばく上限に当たる。
報道管制のため、テレビや新聞で大々的に取り上げられる事はないだろうね。
「不動産の値下がり」に繋がる恐れがあり、さらに再稼働反対という動きが大きくなると困るからだ。
東京都杉並区の屋上
空気中の放射線量(0.15μシーベルト)の約40倍(6.2μシーベルト)
やっかいなのは放射能の半減期は長く、消えてなくなるわけではないという点だ。
風で舞い上がり再び空中へ拡散し、それを吸い込むと内部被曝するわけだ。
爆発直後の関東にはストロンチウムを含んだ放射能が落下したわけだが、東京に限らず、埼玉、群馬、千葉、神奈川などで高濃度の数値が確認されている。
2013年から2016年の測定では、葛飾区、江戸川区、新宿区、世田谷区、文京区の土壌から、放射性セシウム134と137の合計が500Bq/kg超え。
事故直後米軍機が日本上空から集めたダスト
3/21/2011 東京都港区六本木2丁目 ベータ線総計 6020.58 Bq/m^3
3/23/2011 東京都港区六本木2丁目 ベータ線総計 4499.26 Bq/m^3
3/23/2011 アメリカ大使館 ベータ線総計 3615.81 Bq/m^3
オバマ大統領が来日した際、こういうことを知っていたため、日本政府が用意したホテルには宿泊せず.
米国大使館近くの「安全な山王ホテル(米国CIA日本支部)」に滞在。
「鮨屋次郎」では超高級鮨を殆ど残しているのは、当然のこと。
2016年6月6日に公表された最新の福島県民調査報告書だと、福島県の小児甲状腺がん及び疑いの子供達は、前回の166人から6人増えて合計172人。
食べるものは100ベクレル/kg、一般ゴミ8000ベクレル/kgが許容される国だからね。
国民は、こうした事実から、「心して自衛するしかない」という現実。
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