2016年09月03日 のCoolに過ごそう

急激な動きについて

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ご質問をいただきました。

いつもアドバイスありがとうございます。

昨日のAVGO、見事に払い落としに引っかかってしまいました(笑)
記事を見て、なるほどそういう動きだったのかと勉強になりました。

そこでいくつか疑問というか質問がありまして、また教えてもらえれば嬉しいです。

AVGO30-2.gif

  

1.こういった動き(払い落し)の目的について

マーケットメーカーがこういったことをするのは、やはりショートサイドに大きく動かしたい、という思惑があってのことだと思います。

そのためには、以下のような目的があるのかな、と考えたのですが正しいでしょうか?
これらをすることで、ショートサイドへ動きやすくするのかなと考えました。

・すでにショートポジションを持っている投資家をあらかじめ決済させ、その後の買い戻し注文を少なくする
・上げると見せかけ買いポジションを集めた後、損切りさせる

またこの他に目的があるでしょうか?


2.特定の銘柄だけ?

日本株にも仕手株などありますが、米国株では、こういった動きにつけ込まれやすい特定の銘柄はあるでしょうか?


3.見分け方について

チャートだけでは難しいとは思いますが、もしこういった払い落としを見分ける方法が、価格の急変以外に他にあれば知りたいです。


以上となりますが、時間があるときで結構ですので、またご教授いただければうれしいです。

では、よい週末をお過ごしください。

  

 

AVGO33.gif

AVGO 300株 +1700ドル

 

この銘柄は、カットロスをしてしまったトレーダーが多いはず。

 

理由はこのスパイク。

AVGO30-2.gif

 

300株なので、いきなり▼330のプルバック。

これは先物や国債でよく見られる現象だ。

大量のポジションでも瞬時に執行されるからね。

 

つまりマーケットメーカーが、素人を払い落とすために、ワザとやるのだ。

  

ここで慌ててカットロスをすると、大きなロスだけででジエンド。

さらにここでは、そのあと、ご丁寧にも2回目をテストしている。

 

素人をすべて払い落とそうとしているわけで大いにワケありな動きだ。

だが結局その後、何事もなかったようにダウントレンドが継続。

     

なんだかなあ・・の東京マーケットでも書いていますね。

原因はドル円。このように大幅に円安に振れたためだったのですが、日銀の介入かと、慌ててボタンを押した人はアウッチだったはず。

トレードでは急激な動きには反応しないというのが鉄則でしたね。

   

AVGO33-2.gif

3分足で見ると、プルバックは160ドル少し。

MYL や ATVI で含み益はあるため我慢できる範囲ですね。

  

こういう対応できない急激な値段変化は無視すること。

マーケットメーカーの連中に手に乗らないことが大事。(笑)

 

  

1.こういった動き(払い落し)の目的について

 

株式でこういう動きは珍しいですね。

このメソッドの検証を、30秒チャートで始めてから、初めてではないでしょうか。

 

大量に逆の動きのポジションをぶつけて、その直後に売りを浴びせるというというのは、ギャップリバーサルと同じ考え方です。

どういう目的でこういうことをやるのかは、マーケットメーカーに直接聞いたわけではないので、定かではないのですが・・(笑)

昔、ナスダックで先物や国債もトレードしていたことがあり、そこではこういう現象が頻繁に起こっていました。

つまり取引される枚数が多いので、執行はもの凄く早いわけです。

そこで上下に思い切り値段をブラせて払い落とすわけです。

先物では必ずストップをつけないと、口座が死ぬので、機械的なストップをつけています。

そこで急激に大きな幅で反対へ動くと、当然のことながら、自動的にストップに当たってしまうわけです。

マーケットメーカーは、個人トレーダーが、どれくらいの位置にストップを付けているかは、大体分かっています。

 

なので、ストップに当てて、振り落とすことなど朝飯前なのです。

  

   

2.特定の銘柄だけ? 

 

どの銘柄が対象になるのかはわかりません。

ただこの日の AVGO を見ると、レンジアベレージの2.5倍は動いていて、尋常な動きではありません。

マーケットメーカーが何らかの理由で大量に売ってきたわけで、我々にはその理由は分かりません。

 

AVGOD.gif 

AVGOの日足チャート

 

調べてみると、Broadcom Ltd (NASDAQ:AVGO) を見ると、決算の収益がいいようです。

こちらのアナリストによるレーティングでも買い推薦となっている銘柄です。

 

 
170ドル後半をウロウロしていますが、目標価格は220ドルあたりのようです。
 
AVGOW.gif
週足を見ても、まだまだホールドできる銘柄です。
 
  
  

3.見分け方について

対応できないこうした急激な動きには、どちらにしても反応できないわけです。

AVGO30-2.gif

最初のスパイクの後、1分ほどでほとんど元の株価まで戻しています。

問題はそのあとの第二弾で、これは出来高を見ればわかりますが、もの凄い量の買いを浴びています。

ただチャートは見事に上に抵抗線が出来ているうえ、意図されたダブルトップが形成されています。

 

チャートのトレンド的には20MAのトレンドに、急激に逆らって動いています。

こういう大量の買いを操作できるのは、マーケットメーカーだけ。

なので対策としては、突発的で急激な動きには反応せず様子を見るのが正解なのです。

  

  

やはり場数は大事 

  

6年ほど前ですが、こちらにあるように、ネットエイドでスカイプを使い、娘に口述筆記でリアルタイムの書き込みをしていた時期があります。

チカラを付けるには、抵抗線とフォーメーションを見ながら、トレードするという訓練が効きます。

   

この日のゲインは約+8500ドルほど。

本来トレードというのは、こういうふうに自由に銘柄を選択しながらやるわけです。

     

ただし誰でも出来るというわけではないので、その後の試行錯誤を経て、現在のようなメソッドになっています。

経験の少ない人が、短期間で利益を出すためには、具体的な条件をつけ、自由度を制限した方がうまくゆくからなのですけどね。

    

    

こちらは10年ほど前の記録ですが・・

0824 Thurs. イントラデイトレードのコツ

では、まだ秒足チャートがなかったので、1分足を使って解説しています。

AAPLは出来高が多いので、値段がバラけずにパシャルフィルされているのですが、当時はこういうこともやっていたわけです。

   

 

より前の2007年より前の記録はこちら

2003年7月頃からはリアルタイムで書き込んだ記録を、チャートで解説しています。

この頃も秒足チャートがなかったので、1分足チャートを使っています。

 

リアルタイムのマーケットで、多くのチャートを見ながらトレードをすると、様々な動きに直面するわけで、そういうときの失敗を教訓にしながら、場数を踏むことで、スキルというのは向上してゆくわけです。

頑張ってくださいね。

 

   

35ミリで朝の雲

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0903clouds04.jpg

自宅ベランダから神戸港・大阪湾方面

 

0903clouds05.jpg

灘・東灘方面

 

 

0903clouds06.jpg

SONY α7R II + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

 

 

3枚とも35ミリ側で撮影。         

  

       

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朝の雲

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0903clouds01.jpg 

自宅ベランダから神戸港・大阪湾方面

 

0903clouds02.jpg  

灘・東灘方面

  

日の出・入り時刻 

日の出時刻5:34  

  

0903clouds03.jpg 

SONY α7R II + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

        

   

今日も、良い一日でありますよう・・

     

  

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QuickMagic33 - 02(金)

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QM33 Watch

757fc1865ae1d03ff28dc78cedcdeb4e6a72dd08.jpg 

米国ナスダックマーケット QM33 昨夜の成績は?

 

米国ナスダックマーケット02(金)は +2680ドルと大勝。 

  

0902BS6.gif 

34分以後が見えない状態のチャートを掲載。

30秒チャートでトレンドを確認するわけだ。

さて、見た瞬間に分かるだろうか。

      

 

ナスダック総合指数の30秒チャート

comp.gif

青い縦線の位置が34分。

 

 

ロングサイド

 

 

pypl.gif

PYPL 潜っているのでダメ

 

 

csco.gif

CSCO 潜っているのでダメ

 

 

msft.gif

MSFT潜っているのでダメ 

 

 

crzo.gif

CRZO 潜っているのでダメ

 

 

atvi.gif

ATVI

 

 

ショートサイド

 

 

avgo.gif

AVGO

 

 

lrcx.gif

LRCX 潜っているのでダメ

 

  

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ESRX 潜っているのでダメ

 

 

nvda.gif

NVDA

 

 

myl.gif

MYL

  

  

ロングサイド1銘柄 ATVI

ショートサイド3銘柄 AVGO NVDA MYL 

  

 

0902BS4.gif 

マークはその1分間での一瞬の表示がたまたまそうなった、ということ。

なのでチャートで判断すること。

 

     

下記がエントリーできた銘柄のチャート

  

 

 

ATVI33.gif

ATVI 1000株 +450ドル

 

 

AVGO33.gif

AVGO 300株 +1700ドル

 

 

NVDA30.gif

NVDA 500株 ▼50ドル

 

 

MYL33.gif

MYL 1000株 +580ドル

 

  

QM33は4銘柄へエントリー

ロングサイド1銘柄 +450ドル

ショートサイド3銘柄 +2230ドル 

合計 +2680ドル

 

ボトムスキャンのゲインの約77%のパフォーマンス。    

 

ボトムスキャンのパフォーマンスは +3450ドル。

    

  

34分のナスダック総合指数はショートサイドへ移行するのかが微妙な位置。

結局はトータルで2680ドルと大勝。

  

その立役者は AVGO。

ただしこの銘柄は、カットロスをしてしまったトレーダーが多いはず。

 

理由はこのスパイク。

AVGO30-2.gif

300株なので、いきなり▼330のプルバック。

これは先物や国債でよく見られる現象だ。

大量のポジションでも瞬時に執行されるからね。

 

つまりマーケットメーカーが、素人を払い落とすために、ワザとやるのだ。

  

ここで慌ててカットロスをすると、大きなロスだけででジエンド。

さらにここでは、そのあと、ご丁寧にも2回目をテストしている。

素人をすべて払い落とそうとしているわけで大いにワケありな動きだ。

だが結局その後、何事もなかったようにダウントレンドが継続。

    

なんだかなあ・・の東京マーケットでも書いていますね。

原因はドル円。このように大幅に円安に振れたためだったのですが、日銀の介入かと、慌ててボタンを押した人はアウッチだったはず。

トレードでは急激な動きには反応しないというのが鉄則でしたね。

  

AVGO33-2.gif

3分足で見ると、プルバックは160ドル少し。

MYL や ATVI で含み益はあるため我慢できる範囲ですね。

  

こういう対応できない急激な値段変化は無視すること。

マーケットメーカーの連中に手に乗らないことが大事。(笑)

  

良い週末を!

 

 

 

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