兵庫(定数3)
今まで定数2だった兵庫だが3に増えることで公明が参戦してくる。
まず2010、2013と過去二回トップ当選している自民の議席獲得は有力。
残り2議席をおおさか維新、民主、公明、共産で争うが有力なのはおおさか維新と公明だろう。
維新は2013でも二位当選しており、2014でも50万票以上獲得している。
公明、民主は2014の比例票でほぼ横並びだが民主は大阪同様に関西圏では組織が崩壊しつつあり、逆に公明は自民のアシストが期待できる。
共産は2010が20万票、2013が22万票、2014が26万票と票数は伸ばしているもののまだ足りない。
30万票は超えないと勝負にならないだろう。
兵庫は自民、おおさか維新、公明の当選が有力と予想する。
余談だが京都、大阪、兵庫では民主と共産が足を引っ張り合っており、結果的に自民、公明、おおさか維新などが得している構図となっている。とはいえ当選の可能性がある複数区で野党共闘が成立する見込みも薄い。関西圏は護憲政党にとってかなり厳しい情勢だ。
当選予想
自民党:末松信介
公明党:伊藤たかえ
おおさか維新:片山大介
6/27更新:公示後序盤情勢報道
自民党の末松氏が首位を走り、おおさか維新の片山氏が2位に続く。
3位は公明党の伊藤氏だが4位の民進党水岡氏との差は大きくなく接戦。
共産党の金田氏も現状は5位だが逆転は可能な差であり、3位争いは熾烈。
民進党は序盤調査から伸び悩んでいる。民進支持層の8割強を固めて2桁の議席獲得を射程圏内に入れたが、無党派層の支持は序盤調査に比べ自民党に迫られている。年齢層が高くなるほど支持を集める傾向にあり、18~29歳の支持は1割だったのに対し、60歳以上では2割弱だった。
共産党も60歳以上から1割弱の支持を集めるが、若年層に浸透していない。13年参院選で獲得した5議席からの上積みを狙うが、序盤調査以降の勢いは弱まっており、比例選第3党争いでは公明党にリードを許している状況だ。
【東京選挙区】「おおさか維新は改憲勢力なのか?」 IWJが田中康夫候補に直撃インタビュー!
田中氏は「レッテル貼りだ」と反論!
中野駅の商店街を練り歩いた田中氏は、IWJの中継中のカメラにおもむろに近づき、こう語った。
「IWJの人はですねえ、未だに半信半疑な、地頭(じあたま)のちょっと足らない方がいるんで、頭をちょっと解きほぐしてほしいと思います」
「半信半疑」??これは、おおさか維新のこれまでの政策や、動きを見知っている人であれば当然抱く思いである。むしろ、「疑い」の思いの方が強いかもしれない。
もちろん、「地頭」の出来が素晴らしいに違いない田中康夫氏への世上の評価は、おおさか維新とは違って、低かろうはずはない。しかし、今回の参院選の候補者として問われているのは、おおさか維新に入った田中康夫氏を信じられるのか、という点である。なぜあの田中康夫がよりによって、あのおおさか維新から立候補なのかと惜しむ声、いぶかしむ声は少なくない。
田中氏がいくら「自民党の改憲反対」を主張しても、党の共同代表が自民党の改憲を否定しても、おおさか維新に対しては、拭い切れない不信感がある。おおさか維新はかつて、「野党共闘」を裏切り、安倍政権の強力な「後方支援」にまわった「前科」があるからだ。
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