女性篇というのは正直、書き手として、かなりハードルが高い。
そこをあえてということなのですが、まずはハードウエア部分にあたる、身なりや服装から。
女性のファッションは、オトコ物に比べゾーンが広いわけです。
デパートやモールで一等地を陣取っているのは、女性モノのブランドショップという現実が、何よりもこのことを物語っています。
それだけリキが入っているにもかかわらず、そうしたアイテムを身に纏ったステキな女性をあまり見かけないという不思議。(笑)
というより、オトコは女性に比べそういうことに疎いのかもしれません。
巷での、いわゆる「仕事がデキるオトコ」というのは、よりその傾向が強いといっていいでしょう。
女性が思っている3倍は疎い、といっても過言ではないはずです。
誰のためなのか
というわけで、えてして、そうしたお洒落なアイテムに、気がつかないということになりがちです。
無理して買った素敵なバッグや靴に、気がついてもらえない・・
これを悲劇と言わずして、何と言えばいいのでしょう。
いいモノを持っているということがわかるのは、何と言ってもオンナ同士。
なわけで、いつの間にか、オンナ同士の見栄の張り合い目線でチョイスしたもので身を纏っていることに気づくというわけです。(笑)
これは意外に穴になりやすい部分だといっていいでしょう。
目鼻立ちの面では、幸せだといっていいにもかかわらず、というか、だからこそ神経がそっちに行くという不幸。
この穴に填まっている女性は意外に多いようです。
どうやら、人生は平等にできているようです。
無神経なオトコは、そういうことには気がつかないので、気にする必要はありません。
ですがあなたが、振り返って欲しいと願うような男性は、そのあたりのことはすでに承知の助。
そこを見られてしまうという不幸。
ブランドという罠
ブランドものは「これさえ持っていれば」という油断が身についてしまいがちです。
いつの間にか、高くていいバッグを持っている、イコール「いいオンナ」という方程式が、アタマの中にでき上がってしまっているのかもしれなせん。
この独りよがりな方程式は、目利きのオトコを遠ざける効果しかないのにです。
高くていいバッグを持っている、イコール「いいオンナ」という方程式は確かに存在します。
ただこれを成立させるには、少し時間が必要なのです。
それは、結婚後小供から手が離れ、幸せな中年を越えたあたりになってからのハナシです。
つまりおいしいワインと同じで、熟成期間が必要なのです。
普通に働いている若い女性を躊躇させる値段にもかかわらず、それを身につけている姿が、どう映っているのか。
普通の仕事、あるいは考え方ではない、と思われるリスクを背負っていることに気がつかない。
一方で、無理をせず身の丈に合った生活をしている女性は、実に魅力的です。
その姿勢は、本人の想像を遙かに上回る魅力となり、輝やいているのです。
本人が意識していないにもかかわらず、身のほどに合っているという自然さ。
これは、ブランド志向というトレンドの中で、輝く星として映る存在だといってもいいでしょう。
意外な盲点は、どこにでも存在することがわかりますね。
身につけていて当然と思われる女性が、どう見てもブランド物らしきものは身につけていない。
こうした「姿勢のブランド」を持つ女性は、希有な存在だといっていいでしょう。
キーワードはエレガント
たとえばエレガントに見えるミモレ丈のスカート。
女性ならでのアイテムではないでしょうか。
だが意外に街で見かけることのないアイテムでもあるのです。
ただし丈が大事。
長すぎると背が低く見え、カッコ悪くななります。
また、背が低いからといって、高すぎるヒールを履くのも逆効果。
そして歩き方が大事。
膝を伸ばして、颯爽と歩いて欲しいものです。
足太いとお悩みの方必見!下半身をすっきり見せるコーディネート
などを見ると・・
カッコ悪いサンプルが多いのは何故?(笑)
やはり体形は大事だ、ということがよくわかりますね。
避けたいパターン。太い足にミニ。
足首が太い人は、長いスカートでしょう。
ソフトウエア
魅力的な女性の条件とは?
女性は、清潔で明るく楽しければそれ以上は不要ではないでしょうか。
まあそれ以上のイロイロは、あっても別に邪魔にはなりません。
女性は得? でもないか・・(笑)
ユーモア
ユーモアがある。
日本ではこの点の評価が何故か低いのです。
いくら外見がよくて美人でも、ユーモアのない人は、一緒にいて楽しくないわけです。
安物芸人のように、面白おかしいことをやる必要は全くないし、笑わせようとする必要はありませんけどね。
日本人の若い女性は「まじめ」であろうとするのですね、何故か。
それ以上を目指すことなく、ひたすらそうした外見だけを追いかけてしまう。
ユーモアは相手を楽しくしてあげよう、という思いやりから生まれるものです。
「気持ちに余裕」がなければ、手に入らないアイテムなのです。
ユーモアを身に着けるのは、外見を飾るより遥かに難しく、またそれだけにやりがいはあるはずです。
ユーモアがある人というのは、次の点においても、きちんとできている人が多いのもまた事実なのです。
思いやり
「身についた思いやり」の姿勢。
これが自然に備わっている女性は実に魅力的です。
一見わざとらしくないのに、常にそういう目線で見ている。
だからといって見知らぬ男性に対してエレベーターの「ドア開く」ボタンを押し続けたりはしません。
こうした「按配」は一朝一夕では身につかないはずです。
だからこそ、価値があるのではないでしょうか。
ある程度年季が必要になるかもしれません。
30歳を超えることになるでしょうが、そこで気をつけなければならないのは「あつかましさ」。
30も過ぎると、「気がつく」と言う特性が「あつかましさ」に変わりやすくなるのです。
多くのケースで、この部分は放し飼いにされ、見過ごされがちです。
これはTVの悪影響でしょう。
車を運転してみるとよくわかりますが、日本では横から入ろうとしている車に対して、譲ってあげようとする人はまずいません。
だからこそ、常に先に行かせてあげる。
この点について、アメリカ人は実に平均レベルが高いのです。
清潔感
「清潔さ」さというのも、年とともに、だんだんと怪しくなってくるものの一つ。
「清潔」と「清潔さ」は似て非なるモノ。
なぜなら、相手にどのように映っているかを意識する必要があるからです。
「潔癖さ」だけを前面に出されると、何だか押し売りされているようです。
それと日本人の男性でコロンをうまく使っている人は、皆無に近いといっていいでしょう。
40歳から上になると、壊滅状態。(笑)
洗練度
年齢と共に洗練されてソフィスティケートされた人物になる。
これは男女共に目指すべき目標ではないでしょうか。
この点においてアジア人種は平均的にダメ。
アングロサクソンの人種に完全に負けています。
教育にもその責任の一端はあるでしょう。
ですが大人になれば、これらの点はすべて自分の責任となるわけです。
これくらいのことができなくて「仕事ならできる」なんていうのは、チャンチャラおかしい。
カイシャのトップも日本人は大体においてアウト。
かといって第三者からこうしたアドバイスを期待するのはムリというものでしょう。
ですが配偶者同士がお互いにチェックすれば、簡単にできることなのです。
こうした点から言うと、独身の人はかなり不利というかハンディがあることになります。
おまけに独りよがりになりやすいのです。
独身で魅力的だった人も、一人だと歳とともに輝きを失ってゆく・・
それはこうした理由からではないでしょうか。
ぐっ
ITやベンチャー系の方は、そういった部分にすごい気を使われている方が多いイメージがあります。男性は、最近メトロセクシャルなんて言葉が日本にもはいってきて、幾分変化が見られるのではないでしょうか?むしろ気にしないと生き残っていけない世の中になってきているように感じます。「あつかましさ」ですが、男女ともに電車に乗っているとそういう部分を頻繁に感じます...
アリス
多くの男性は、本命の女性に、束縛しない、料理ができる、小綺麗にしているという事を望んでいるように思うのですが、反対に選ばれない女性の共通点ってあると思いますか?
メリパン
スリッポン履いてるスーツ姿のおっさん達を見ると、ほんとセンスないなと感じますね。
キュリアスkyoko
童心が無いとユーモアが生まれてこないような気がします。目をキラキラさせて(関心をもって)まっすぐ相手を見ることができないと、相手を気遣ったユーモアは閃かないかも。。。視線を外しながらだと、意地悪になりそうだし。。。
いい男だったら、ユーモアの一つや二つっ!頭脳とハートを駆使してひねりだすけど~相手次第やね^.^
すばる
洗練された身のこなし、身だしなみというのは、一朝一夕に身につくものではないですよね。やっぱり、家庭の「しつけ」が肝要と思います。これが一番難しいんだよなー。
ちあゆ
とってもおもしろい日記で熟読してしまいました。
魅力的な女性になれるように、参考にします!!!
Y0U
私も足跡たどってきました。TOPからなんかかっこいいイメージわきました。
あこがれます。
モモッコ
しつけのありがたみを最近痛感しています。日ごろから気をつけて習慣づけておかないと、出ちゃうんですよね・・・・気遣いの按配も、今後の課題です。。
ハッチさんの日記は行動を見なおすキッカケになります! 助かります(笑)
アキーロ
ためになりますね。 はっちさんの日記。別に海外のそれが必ずしもいいとは思いませんが、自分のいる会社でかっこいいなと思ったひとがほとんどいないのも事実です。 これからチクチクと日記拝見させていただきます。
ヨコドン
リクエストにお答えいただき、とても嬉しいです。ありがとうございます!
ユーモアは、他人への思いやりの表れですよね。やっぱり外見だけ磨いても、つまらない女だとすぐに 飽きられますし...深みのある、心の美人に憧れます。はっちさんのようなオトナの意見、とても興味深く、参考になります。上っ面だけではない、いい男、いい女が、日本にもっと増えるといいな~と思いました。
まこちん
足跡から・・・ 大変、勉強になりました。30過ぎて・・・しばらく経ちます。いつまでも、気遣いのできる女性を目指していきたい!!(行きたい・生きたい)と感じました。ありがとうございます。。。
makiki
魅力はだれにでも、ありますよね、魅力アル、ナシなんて相手の感じ方によって変わるでしょうし。素直な気持ちで、人に接することができる人、何かを信じて、自分の足で、ちゃんと立っている人、聞く耳を持っている人、etc... そんな人はキラキラしてますよ、仕事もプライベートも遊びもね(笑)
shinkar
ユーモアは気持ちの余裕から生まれると読んで、「そうだな~」と納得しました。余裕をもって過ごせたらと今の自分を思いました。ありがとうございます。
マミー
あしあとどうもです。魅力的な女性。なりたいです!
コバ
自分の考えを文章にでき、読む人に伝えられる事がすごいなと思います。私も、色々考えたりはしますが、いざ文章にすると細かいぬニュアンスを表現できず、伝える事をあきらめてしまいます。
今回の日記のテーマである、魅力的な女性についてですが、私の様な若輩者とは異なる考えを知ることができ良かったです。私は最近、女性の体はなんで綺麗(美しい)なんだろうか考えたりしました。単純に女性が好きだからとか、どうしても「私という男の立場」から考えているような気がして、途中でやめましたが・・・w
大人の男性の考えを聞く機会が少なく、今回の訪問はすごく良かったと思います。また、拝見させて頂きます。
りぶたいら
くつがぴかぴかなのはいいですね。私は男性はくつと車、はんかちをついついチェックしてしまいます。いつまでもかわいらしさを忘れないようにしたいものです。
素子
朝から、素敵で実になる文章に出逢えてラッキーです。ありがとうございました。
Linda
初めまして きょんにちわん 。足跡踏んでいただき光栄です
ユーモアと感性 大事ですよね 是非またリンダ・ワールドを覗いてやって下さいw
でわ (o´・ω・`o)ノ
純
何年か前の話ですが、私は父に「おまえと結婚するのは、大変立派で賢い男か、よほどのバカか、どっちかだ。」と言われた事があります。 私は「普通の男の人で良いのだけど...」と言いましたが、無言でかえされました。なので私は、普通の男の人には、魅力がないのだなぁと思います。
Lidia
『足もとを見る』というのも文字通りですね。靴って結構他人から見られるものですね。
ちーまま
足跡からやってきました。男性の目から見た女性像、大変勉強になりました。
確かに、配偶者からの一言は効きますね(笑) 是非とも参考にしたいと思います!!!
のりを
今日も素敵なお話聞かせていただいて、朝からいいスタートを迎えることができました^^ ユーモア!そうですね^^
私の場合は逆に"神経質"になってしまうので 自分の姿を鏡では見るものの
"心にゆとりを持つ"という点は、いかんせん怪しいかも・・・、と改めて痛感しました。有難うございました^^
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