前回のトレードをブログにアップ致しました。
こうして振り返りますと運(?)に救われたような感じのトレードにも見えました。
恐れ入りますが、お時間ございますときに、アドバイスをいただけますと幸いです。
お手数おかけしますが、何卒宜しくお願い致します。
2016年4月27日のトレード(GPRO)
2016年4月27日のトレード(SRPT)
まずGPROから・・
下は15分チャート。
赤いギャップダウン + 青いギャップアップ + 2本の移動平均線 で4つのセットアップ
つまり、ショートサイドへのクアトロセットアップにはなっています。
ただ、下にあるギャップアップが邪魔をしているため、パニックが起こりにくいパターンです。
そのため、下がらずリバーサルで上昇しています。
下がトレードの記録を元にCQGで再現してみたチャート。
赤がエントリー・青が買い戻し(500株なので+120ドル)
30分ギャッププレイにはなっていません。
30分ギャッププレイなら、赤いギャップのゾーンから下に下げた位置がショートエントリーの位置。
正しく入っても、ほとんど獲れないことがわかります。
トレードはトレードをするタイムフレームのローソク足が始まった位置で執行されるようにエントリーする。
これが基本です。
このケースでは1本目のローソク足の終わった位置でショートされています。
また手仕舞いする根拠も不明です。
では次のトレードです。
下はSRPTの15分チャート。
何故かCQGで一部分のデータが欠落しています。
これもクアトロセットアップにはなっているようです。
下は3分チャート
エントリーされた位置と手仕舞いされた位置。
赤がエントリー・青が買い戻し(500株なので+75ドル)
エントリーと手仕舞いの根拠は不明。
正しい30分ギャッププレイだと下記のようになるはずです。
ギャップから飛び出すか、30分間の安値を切ってきたらエントリーですからね。
3分チャート
500株なら+140ドル、1000株なら+280ドル。
下記は1分足チャート。
手仕舞いの根拠は下げ止まりを確認できた位置。
アドバイス
文面からは実トレードをされているようですが、トレード手法が固まっていない状態での実トレードは資金を失うリスクが高いため、やめた方がいいでしょう。
まずシミュレーショントレードで、思う存分トレード手法を固める。
パニックを起こしている適切な銘柄を適切な株数で、複数エントリーして手仕舞う訓練をする。
これが勝つための方程式です。
銘柄選択について
下記はブレイクスキャンでの20ドル未満のリストです。
トレードされた週の15分チャートをざっと見てみました。
この中からパニックを起こしているパターンを探すと・・
まず26日のMU。ロングサイド狙いです。
26日には黄色いマークの位置でパニックが起こっています。
そのため最初の15分間は強力に上げています。
27日はCPXXだけ。
ギャップダウンでショートサイドのクアトロセットアップ。
黄色いマークの位置でパニックが起こっています。
問題は、この値段帯の銘柄は数が少ないので、同時エントリーが事実上不可能だという点です。
10ドル台の銘柄だと、2千株から5千株で複数銘柄へエントリーする必要があります。
なぜならそうしないと、プロとしてコンスタントに稼ぐことはできません。
何故10ドル台の銘柄を選択されているのかは分かりません。
ですが私の勝手な推測では、負けると被害が大きくなるので、この価格帯の銘柄で500株なら、負けても知れているから安全だ。という考えからかもしれません。
ですが、もしそうなら、ここが問題となります。
なぜなら勝っても知れているから。
これでは稼げません。
QM33やQMALLでは30ドル以上の銘柄ばかりを選択リストの候補に入れています。
何故か?
それはマーケットメーカー(証券会社)が、メインで狙う銘柄だからです。
圧倒的な出来高とディック数、ガッツリ獲ることができる値幅。
これはマーケットメーカーというメジャープレイヤーが手がけるからこそ生まれるのです。
我々個人トレーダーは、その動きをいち早く察知して、その流れに乗ってトレードをするわけです。
プレイするなら、マイナーリーグではなくメジャーリーグです。
なぜなら膨大な取引量のもとでは、パニックの規模が大きくなるからです。
米国ナスダックマーケット29(金)で最もゲインのよかった銘柄はというと・・
クアトロセットアップセットアップ銘柄でした。
1000株で+520ドル。
下は15分チャート。
3つのギャップと2本の移動平均線が上にあります。
つまり クアトロセットアップ+1 という盤石のパニックが発生するセットアップだったわけです。
ですがこの日のクアトロセットアップ銘柄はこのPYPLとLRCXだけ。
ですが、もう一方のLRCXは▼280ドル。
このようにエントリーする銘柄数が少ないと、確率的に圧倒的に不利になります。
なぜなら100%の確率でパニックが起こるわけではないからです。
そのため15分足でのクアトロセットアップで銘柄を選択しても、複数エントリーするには数が足りなくなることが多いのです。
ですが、パニックの時こそが狙い目!なことに変わりはありません。
なぜなら欲と恐怖で起こるパニックは、年齢、国籍、膚の色を問わずいつの時代も変わらないのです。
そこで別の考え方で、パニック銘柄を見つける方法を見つけることになったというわけです。
その銘柄選択のためのツールが、ボトムスキャン、ということになるのですが・・
ここでは本題ではないうえ、長くなるので触れません。
というわけで、次回に続きます。
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