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今年も新入学、新入社のシーズンだ。

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大学入試は人口の減少に伴ない倍率が実質的に1.0を切った短大が多くなってきている。

   

つまり競争のない状況では入試を行なう意味が薄れるのだが、同時に国立の東大や京大でも年々著しくなっている学力の低下現象が、人口の減少に比例するのは当然のことだろう。

 

だが、学力がいかに低下しても、学校や企業を問わず、あらゆる組織にとっては「誰を迎えるか?」は常に最大のテーマだ。

多少景気がよくなろうとも、もし私が雇う側なら「人事部」のような他人ではなく自分で選び、しばらくバイトで様子を見てから優秀なら正規に採用するという方法を採るだろう。

  

そうした際に採用される最も多くの、そして信頼される方法は、小論文と面接だ。

多数から選別する必要があり、分業化が進む会社という組織では、小論文と面接による選抜が最も効率的でなおかつ有効だからだ。

     

その際まず小論文での選考が行われる。

このように書く能力がまず問われるのは、業務としても文書によるコミュニケーション能力が、仕事としても重要な能力の一つだからだ。

   

こうした力を身につけるために有効な、ある方法がある。

それは日記だけではなく、自分と向き合うテーマで何が書けるか?という課題を自分に突きつけることだ。

体験としてまだ「ない」ケースであっても、これからチャレンジするに値するテーマで考え、それをまとめるという作業を繰り返すのだ。

     

この方法で、書く力をかなりハッキリと知ることができるうえ、書く力は劇的に向上するはず。

    

例を挙げてみよう。

   
「ここ一年以内に何か新しいことを始めたか?」

「人と違うことで何ができるか?」

「身近な大人から何を学んだか?」

   
もしあなたが、まだ体験していない未知の領域であったとしても、こうした点を常に考えながら行動することで、行動力を大きく飛躍させるきっかけを掴むことができるようになるはず。

これらの設問は組織側だけでなく、組織に関わりたい側にとっても、頭に入れておきたい設問ではないだろうか。

     

   
言うなればボクはヌーディストキャンプの蚊ですね。

何をやればいいのかはわかっているけれど、どこから手をつければいいのかがわからないのです

- 初心者トレーダー

   

  

出典

  

2006年3月17日

 

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