実は最近「クイックマジック33」という仮称のトレード手法の開発を始めています。
現在検証中のクイックマジックオールという、10銘柄すべてにエントリーする方法だと・・
今週の成績で半年の検証結果から、一定の成績を残せることがわかってきました。
そこで新しいチャレンジとして、新しいトレード手法の開発を始めたというわけです。
参考までに、メールのやりとりを下記へ転載しておきます。
2016/04/04 (月) 14:19
田村 さん
朝電話した件です。
ロングサイドの場合3分足で陽線が2本出た銘柄を表示するというフィルタリングができるでしょうか。
ボトムスキャン・ブレイクスキャンと別物でもかまいません。
現在、開始後2分の時点でボトムスキャンの全銘柄にエントリーするという方法でデータを採っていますが・・
https://www.daytradenet.com/Cool/archives/2016/04/030717.php
1週間の平均値で換算すると、一ヶ月1万5千ドル弱。
その半分しか獲れなくても、月収7千500ドル弱。
(約90万円>1ドル120円換算)
2015年10月の抜群に成績のよかった4週間を省いて計算すると・・
週の平均値は3千ドル弱くらい。
すると一ヶ月1万2千ドル弱。その半分だと6千ドル。
かなり渋く見積もっても、この程度は獲れる手法だということになります。
さて、現在で25週つまり6ヶ月と1週間の平均値となります。
というわけで、現時点では2本目がエントリー方向と逆の色なら、次のアタマでカットロスというルールにしてます。
じゃあ2本目が反対色の銘柄には入らずに、2本目も同色の銘柄で3本目でエントリーすれば現在のルールでのカットロスは、なくなるという構造になるわけです。
もちろん3分足1本分の利益幅は減りますが、カットロスの銘柄分のマイナスが無くなるという大きなメリットがあります。
目視で少しさかのぼり、ざっと「脳内検証」をしてみましたが、勝率は悪くありません。
なので、エントリー方向へローソク足が2本出た銘柄を、フィルタリングで探したいのです。
ただそうなると6分が終わらないと表示出来ないわけで、そのため4分あるいは5分の時点で2本目が同色ならOKというルールで確率を検証してみたいのです。
そういうフィルタリングができるでしょうか?
よろしくお願いします。
対象となる3分足ですが、どちらでしょうか?
・マーケット開始から2本のローソク足
現時点では始まりのローソク足の位置を管理していないので管理情報を付け加える必要があります。
マーケット開始に限定した場合、マーケット開始時の始値がその日終わったチャートと必ずしも一致しないという問題点があり、後から見ると陽線にならない時があります。
これはチャートソフトが異なれば同様のことが起こります。(単一ソースの東証では起こらない)
・相対位置の2本、現時間で完成している2本のローソク足
似たようなことを行っているので出来ると思います。
マーケット開始時の始値がその日終わったチャートと必ずしも一致しないというのはかまいません。
要はCQGで1本目が陽線かどうかを決めるという前提で、しかもチャートを見ればわかるわけですから。
その旨は注意書きに記載しておけばいいと思います。
とにかく、朗報です!!
よろしくお願いします。
現在、直近の完成したローソク足2本についてパターンを記録しています。
そのパターンはクロススキャンのSymbol右側のイメージで表示しています。
マーケット開始から+06分でログに記録されるデータには、マーケット開始から2本のローソク足パターンが記録されているので、陽線2本、陰線2本を判別できます。
ただし2本目が1本目を超えているか否かまでは分かりません。
フィルターをオンとしたには、+06分のログを取り出し評価するようにします。
なお、日本株で特別気配で寄り付かない場合、ローソク足開始位置が不定となるのでフィルターは出来ません。
以上の範囲だと新たなデータ作成が発生しないので、サーバー側のプログラム改造で対応できます。
了解しました。
「2本目が1本目を超えているか否か」は、エントリー条件とは関係ないのでかまいません。
フィルターをONにしたとき、+4分・+5分・+6分でのログが欲しいのですが・・
+4、+5ではローソク足2本が存在しないのでフィルターそのものが出来ません。
36分を過ぎないとわからないのであれば、3本目のアタマで待ち受けエントリーができないということなんですね?
4分の時点で陽線になっているという判断はできないということなんですね?
うーん、何か手は無いのでしょうか・・たとえば1分足を使うとか・・
現在の3分足のOpen/Lastデータがあるので4分のときに、所属する3分足の色は判定可能です。
サーバー側にデータが存在しないので、PC側でデータ加工が必要です。
PC側の変更は安易に出来ないので、慎重に変更する必要があります。
マーケット開始から+03分~05分にローソク足パターンを追加するとクロススキャンで、当該時間に未表示だったローソク足パターンが表示されてしまいます。
これはこのままで良いですか?
クロスパターンスキャンは基本的に36分を過ぎないと使えないので、その前に表示されてもかまわないかなと・・
実際に使ってみないと、なんともいえませんが・・36分以前は別物だとわかるわかるようにしたいところです。
36分まではどこかの色を変化させるとか、あるいは何かテキストを表示させることはできるのですか?
これについては、始めてしまっているので、33分~35分台で表示してしまっています。
3分間と短い期間なのでわざわざ表示を変化させても、それを意識しているヒマが無いように思います。
元々もっと後ろの時間のためのものですから。
なお現在のデータは、ログに残るのは「たまたま」読み取った現在値から導き出したローソク足の形になります。
これは過去チャートと突き合わせ難いように思います。
これをマーケット開始直後のみ1分足データを取得し
4分台では、33分の1分足 で判定
5分台では、33分~34分の2分足 で判定
6分台以降、33分~35分の3分足 で判定
としたいと思いますがいかがでしょうか。(1分足取得はこれからの作成になります)
(マーケット全般に合わって1分足を取得しないのは、最大取得本数が不足するためです)
今回の改造にあたってですが、1年以上前に常に指数を表示するという試作を行って放置されています。
改造のベースを、指数付とするのか、指数無しのリリース中のものとするかを確認したいとおもいます。
私の説明の仕方が悪かったようです。
32分の時点でのボトムスキャンTOP10銘柄が2本目に何色になるのか?
これがわかるものが欲しいのです。
今は32分の10銘柄にすべてエントリーして、2本目が反対色になったものは次のアタマでカットロス。
なので36分に同色2本続いた銘柄へエントリーしたのです。
そしてエントリー方向と反対色の銘柄は、36分にエントリーしないようにしたいわけです。
34分に2本目が反対色になると、エントリーしない銘柄候補となります。
35分に2本目が同じ色になると、その銘柄へ36分ジャストにエントリーする。
なので34分に2本目が反対色になった銘柄が、35分に同色に変わるというケースがどれくらいあるのか。
そして35分に反対色になった銘柄が、36分に同色に変わるというケースがどれくらいあるのか。
という検証をしてみたいのです。
36分に何色になったのかがわかれば、35分の時点で同色と判定できる確率がどれくらいあるのか。
そして34分での判断が、36分にはどれくらいの確率で通用するのかがわかるはずです。
なので32分から36分まで、32分の銘柄10銘柄だけが表示され続けるフィルターが欲しいのです。
1分足で追えばわかるのですが、10銘柄をすべてを毎日マニュアルで追うのは大変なので、1分ごとに何色なのかがわかるインジケータが欲しいのです。
二度手間になる部分があったらごめんなさいです。
よろしくお願いします。
現在のボトムスキャンでは、32分のデータを元に更新を続けるという構造になっていません。
以前に作成した寄付きTOP5銘柄をベースに、> 寄付きTOP5(32~36分)を作成しました。(staffページからリンク)
34分、35分、36分で3分足2本目の状態を表示します。
データは4月5日から取得していますが、4月5日のROSTはデータがおかしいようです。
36分のデータは過去に遡って有効です。
レンジアベレージの右に、3分足のローソク足2本を表示します。
現在のデータのローソク足は各分の10秒~14秒頃の株価で作成しているのでチャートとは一致しません。
今晩の分から、1分足の終値(34分台なら33分の終値)を参照し、34分と35分のデータを作成します。
2016/04/08 (金) 23:26
プログラムの不具合のようで、Symbolコード順でCMCSAまでしかデータが取れていませんでした。
原因はテーブルオフセットの計算ミスです。CHTRは取れていましたが、なんとも・・ なチャートでした。
というわけで、現在の状態で、とりあえず先週大きく負けた日で検証してみました。
1分足データがない状態で、無理矢理表示しているため、そのつもりで見てください。(笑)
米国ナスダックマーケット05(火)は ▼780ドル と完敗。
10銘柄全てにエントリーすると?
ロングサイド・クイックマジックで5銘柄 ▼700ドル
ROST ▼80ドル
MDLZ ▼110ドル
AVGO ▼260ドル
AAPL ▼110ドル
CMCSA ▼140ドル
ショートサイド クイックマジックで5銘柄 ▼80ドル
MAT ▼50ドル
FSLR ▼250ドル
VIAB +450ドル
WBA +20ドル
WDC ▼250ドル
▼780ドル と完敗。
とりあえず、現在のQM33プロトタイプでは・・
3銘柄トータルで +1580ドル
VIAB +70ドル
WBA +700ドル
WDC +810ドル
3銘柄トータルで +1580ドル
米国ナスダックマーケット7(木)は ▼1760ドルと惨敗。
10銘柄全てにエントリーすると?
ロングサイド・クイックマジックで5銘柄 ▼970ドル
WYNN ▼460ドル
MDVN +20ドル
ADSK ▼50ドル
RDUS ▼430ドル
YHOO ▼50ドル
ショートサイド クイックマジックで5銘柄 ▼790ドル
INTC +220ドル
ANAC ▼830ドル
COST ▼50ドル
ALKS ▼80ドル
FSLR ▼50ドル
▼1760ドルと惨敗。
QM33 では・・3銘柄合計で +2100ドル
WYNN +830ドル
MDVN +1230ドル
YHOO +40ドル
3銘柄合計で +2100ドル
3分後に10銘柄エントリーした方がいいのか?
それとも、カットロスにならない確率の銘柄へ数少なくエントリーした方がいいのか?
これは、なかなか悩ましい選択です。
この手法では、エントリーできる銘柄は現在の10銘柄から大幅に減少します。
それとエントリーしたあと、最終的に2本目が逆の色になっても、できるだけホールドする。
というルールが基本となります。
さらに6分後にエントリーすると、3分後にエントリーするよりも益幅が減るというデメリットがあります。
そのため今回は34分の値段でエントリーするという前提で検証してみたわけです。
ただ今回のケースでは、カットロス銘柄を大幅に減らすことができたようです。
ですが、実用化に向けては、実際にある程度の期間、検証してみる必要があるでしょう。
3本目が逆に大きく動くというリスクもあるわけですからね。
そうなると、2本目のアタマでエントリーするよりも、カットロスが大きくなるケースもあるはずです。
QM33 は クイックマジック(QM)・3分足で3本目エントリーの略。(笑)