CQGフィボナッチモジュールで触れたスタディーについて。
76.4%と、100%を越えるフィボナッチのガイドラインを何故追加したのか?
こうしたガイドラインを使う頻度はそれほど高くはありません。
そのため、今までのガイドラインでも基本的に問題ないのですが・・
ですが、上のように76.4%が役に立つケースは皆無ではないのです。
上の例では 76.4% が下値抵抗線(サポート)となって、反転しています。
もう一例挙げておきましょう。
これもローソク足は76.4%絡みで推移しています。
つまりここが上値抵抗線(レジスタンス)となって上昇できないわけです。
ですからこのラインあたりで手仕舞いしても悔いはない、という判断ができます。
200%のガイドラインも、よく動く展開のケースでは役に立ちます。
150%のガイドラインがサポートになりそこを突き抜けると、一気に200%まで下げています。
ですがさすがに200%は突破できず。
このケースでは1本目が176.4%まで一気に下落。
そしてこれも200%がレジスタンスとなって突破できずに反転しています。
この例では、余り獲れませんけどね。(笑)
もちろん日本株でも有効です。
大塚HLDGS(4578)ですが、123.6%が抵抗線となって、跳ね返っています。
ソニー(6758) は76.4%が上値抵抗線となり、そのあと下落しています。
ソフトバンク(9984)
このように、レンジアベレージの4倍近く上げた場合はダメですけどね。
その場合CQGが提供している FibR で線を追加して引けば、株価がいくら上げても大丈夫。
このようにレンジアベレージの4倍近くまで上げました。
正確には 376.4%の赤いラインで止まっていますね。
このように、ガイドラインは、見切るための絶好の目標となります。
こうしたケースではやはり、ないよりあった方がいいわけです。
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