Commit yourself to quality.
Commit > みずから実行の義務を課す・本腰を入れて取り組む
quality > 質・ 素質・ 品質・ 特性・ 特質・ 性格・ 良質・ 能力
ある程度の年齢に達すると、通り一遍のほとんどのことは経験しているはず。
だから、普通のことを普通にこなすことができるようになると、何事に関してもあまり意識をしなくてもよくなるわけだ。
プロフィールに「日替わり自己紹介」として、短いセンテンスのの一句を出典とともに掲載しているが、これはある意味で自分への激励文。
毎日の生活の中で、同じようなことを続けていると、モチベーションは徐々に低下してくる。
自然なことだ。
誰もが、天賦の才を持って生まれてくる。
だが生きてゆく過程で、才能が失われる - バックミンスター・フラー
もちろん個人差はあるだろう。
このどうしても右下がりになりがちなモチベーションの角度を、少しでも右上がりへと変えるのは、何かのきっかけがないと、意外と難しいもの。
最も効果があるのは、ほとんどのケースで、お金だというのは、当たらずとも遠からず。
だがお金だけによるモチベーションというのは、麻薬のように中毒性があり、残念なことに、どんどん強くしてゆかないと、効果が持続しないのがツライところ。
こうしたことを体験し、こうした「特性」が分かってくると、次のステップへの扉を開きたくなるわけだ。
何とかしてこのステップまでたどり着けば、毎日少しのきっかけの「ひとかけら」を頭の引き出しから取り出し、たとえ30秒でもいいから、自分で創り出した時間という砥石で磨くことで、お金というきっかけより遙かに効果的な結果を体感することができるようになるのではないか。
磨かれた石の輝きは、こうした作業を続けることで向上してゆく自分自身の Quarity が向上することで、より強い光を放つことになるはず。
一度に一つずつ行え。あたかも自分の生死がそれにかかっているように - U・グレース
大事なのは、慌てないこと。
そして、こうした価値を持つモチベーションを向上させる「チカラ」を、何に向けるのか。
そのわかりやすさと簡単さから「お金」そのものへ向ける人は多い。
何を隠そう、実は私もそうだ。
即効性はないが、自分の「内なるもの」へ向けるのが、長いスパンで見れば最も効果的だということが分かるまでに、何故にこうまで回り道をしなければならなかったのか。
「若さ」ゆえ?
こうして考えてみると、過ぎたからようやく分かる物事というのは、意外と多いもの。
ではその「内なるもの」のどれを優先すればいいのか?
目に映るものが多くなればなるほど、惑わされ、そして迷うため、こうしたことが身をもって分かるようになるまでに、どうしても時間がかかってしまう。
寿命が延びていることを手放しに喜べない数少ない理由を、ここでこうして見つけるとは、書き始めたときには想像しなかったこと。
ここまで書き綴ってきた幾ばくかの時間でもって「ひとかけら」を磨くため、たまにはこうしたことを「書く」というのも、悪くないなと思う。
Keep Going !
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